美食の証明。
武田さん視点。
どうも、武田だ。今日は何とか休みを取ることができたので、とある中華街にやってきた。本官の趣味は何といっても食べ歩きだ。今日は貴重な休みの日、思う存分堪能したい。
ファイル1 エビチリ
やはり中華といえば何といってもエビチリだ。甘辛いソースのかかったぷりぷりのエビが何とも言えないおいしさを醸し出すのである。
「すいません、エビチリ一つたのむ。」
「はいよ。」
・・・・・そしてこの待ち時間がまたいいのだ。空腹は最高の調味料というが、この待ち時間もなかなかの調味料だと思わんか。確固たる証拠はないが、本官の経験が言うので間違いない。
「はい、おまちどう。」 コトッ
・・・来たな。すぐにでもかぶりつきたいとこだがここは慌ててはいけないところだ。料理を一番おいしく感じるのは一口目だ。その貴重な一口目でかたいところやソースのかかっていないところを食べた日には本官はショックで倒れるかもしれない。つまりは一口目は慎重にということだ。そして本官は、最もおいしそうなエビチリを口に運ぶ。
パクッ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うまい。
やはりエビチリはうまい。もうこのあとは何も考えずにひたすら食べる。それが最もおいしい食べ方だからだ。・・・・・もうなくなってしまった。
ファイル2 担々麺
本官がエビチリの次に好きなのが担々麺である。旨辛いスープとそのスープの絡んだ麺が魅力的である。
「すいません、担々麺よろしく。」
「かしこまりました。」
担々麺を頼むと、本官は目を閉じる。前回、担々麺を食った時を思い出しているのだ。こうすることによって自分の中に味のイメージが出来上がる。しかし本物の味はほとんどの場合、自分のイメージを超えてくる。自分のイメージを超えてもらうことによって、『こんなにおいしかったっけ』と思えるのである。
「大変お待たせしました。担々麺でございます。」 コトッ
・・・来たな。ここで慌てて食べ始める奴は駄目である。まずはスープと麺をよく混ぜないといけない。一口目が勝負である。ここでミスしたらそれだけでこの食事の自分の中でのランクが一つ下がってしまう。こんなことを考えているうちによく混ざったので、本官はスープの良く絡んだ面を口に運ぶ。
ズズズズズッ!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うまい。
やはり担々麺は最高である。エビチリを食べた後なのにズルズル入っていくところがそれを証明しているようである。・・・・・ふ~、食った~。
こうして私の食べ歩きは終わった。このような適度な充電こそが本官の労働意欲を支えているのである。
「・・・・・次は和食だ。お楽しみに。」
次回予告
アズサケ星人襲来。
久岡は地球を守ることができるのか。
次回もお楽しみに!。




