第二十四話
ドールが買ってくれた金具たちを大切にかかえて次の店を目指す。
木材はドールさんの行きつけの材木店らしい。見たらすぐわかる店らしい。
距離は、そこまで遠くなく、鍛冶場から、数百メートルらしい。
ドールさんについてくこと十分。目的の店らしき店が見えた。
ん……ん。これは、見たらわかるな。
店前に大きな木。それに、あちこちに木の山ができている。ここは郊外だから、いいんだけど。もし、ここが街中で火事になったら止められることはできないだろうな。
それにしても、木材の香りいいな。
ドールさんに続き店に入る。
「よお、リール。やってんか?」
「その声は、ドールか。よく来たな。酒でも行くか?」
「そうじゃないぜ。木材を調達しに来たんだ」
「あぁ、そうかい。で、どれくらいだ?」
「そうだな、シャフト五百個分ぐらいだから、丸太で八本ぐらいだな」
「わかった。用意させておく。で、その子は?」
「こいつはなぁ。俺の弟子だ!」
「おまえさんが、弟子を取るとはな」
「そこ、名前は?」
「リラです!」
「元気いいな。乱暴されてんか?」
「いえ。たくさんのことを学ばせてもらえてます」
「嬉しいことを言うじゃないか」
「本当か。なら、いいんだが、なんかあったら言うんだぞ。そこのアホに一発喰らわしてやるから」
「そんなこと吹き込むな。アホ」
仲良いなぁ〜。
「丸太は店に運ばせておけばいいか?」
「そうしてくれ。助かる」
「そうだ。木材の加工道具あるか?」
「何だ。持ってるだろ。シャフト作るならいらないだろ」
「俺のじゃなくて。こいつのだ」
『ガシィ』頭掴まないでよ
「へぇ〜こいつがか」
「面白いじゃねえか」
なにが面白いだ。助けてくれよ。
『ワシャワシャ』首が。
「そうだな。これなんかどうだ?小さくでいいだろう」
「そうだな。俺のはデカくて使わすには危険すぎるんだよな」
「ほら。どうだ?」
「ん。重くなくて取り回し良さそうです」
「そうか。なら、これをいただく」
「はいよ」
「丸太は、明日のうちに運んどくよ」
「あぁ、よろしく頼む」
「さあ、行くぞ」
材木店を後にした。




