表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
桃色の夜に、きみがいた  作者: Noct


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
7/42

第一部 桃色の缶と、はじまりの恋 第七章 静かな決意

がんばれ俺。ヘマすんなよ。

 「ねぇ、どこまで行くの?」

痺れを切らして桃花が言った。

 「もう待てないよ。なんの話?」

こんな所まで来て話すなんて、きっと大事な話なんだろう。

しっかりと聞いてやらねば、とどこかお姉さん風を吹かしたくなる桃花だった。


分かってないよな。はあ、がんばれ俺!ヘマすんなよ!!


 「あのさ、俺もうフリーなんだ。」

 「うん、友だちに聞いたよ、別れたって。」

 「お前は彼氏とかいないの?」

 「へ?いないよ。モテないもん。」

 「そう思ってるのは、お前だけだよ。」

 「ふーん。ねぇ、そんなことより、大事な話があるんでしょう?どうしたの?何かの相談?」

 「そんなことじゃないから……」

ぼそっと蓮が言ったから、桃花にはなんて言ったのか聞こえなかった。

 「ごめんね、よく聞こえなかったから、もう一回言って」

そう言って桃花が両手を合わせてお願いすると、

 「そう言う可愛いところが好きなんだ」

 「は?」

 「だから、好きなんだ」


「好きなんだ」——たった五文字が、空気を変えた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ