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ユニークスキル<ゲームにログイン>で魔王退治  作者: ぐわじん
2章

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02-25 魔物侵攻4

魔物の名前を間違えてました。

誤:ジャイアントスパイダー

正:ラージスパイダー

修正しました。

「ラージスパイダー達が村から出ていくぞ!」

「やった!」

「俺達の勝利だ!」

 ラージスパイダー達は木製の壁をよじ登り、村から出ていった。村内に残っているラージスパイダーがいないか見回りを行ったが、生きている物は見つけられず、全て撤退したと考えて良さそうであった。


「よし、全員歩廊の上に向うぞ! 侵入されたらもうどうにも成らない。戦力を分散するのは愚策、少しでも多くの人手で相手を侵入させないことが大事だ」

 守備隊長の指示により村人全員が歩廊の上にあがった。今日は歩廊の上で休むことになる。



 夜が明けると魔物たちが起き始める。オークやゴブリンなどは石壁の階段や壁の中断にある迎撃用の場所で休んでいた。一部のオークたちは石壁にある歩廊から木製の壁の歩廊まで続いている道を通る。

 オーク達は歩廊の上にある塔から背後を撃たれるが歩廊の上を走っていく。暫く進むと歩廊の幅が細くなり、また凹凸した状態になっているため、進む速度が遅くなった。


「死ね!」

 兵士達は木壁の歩廊上から、もたついているオークたちに銃撃を浴びせる。足場が不安定なため、撃たれた痛みで体勢を崩してオークが地面に落下し絶命する。


 他の魔物たちは石壁の門から木壁の門まで続いている道を通っていく。少しずつ早足になり、先頭の狼達が一気に走り抜ける。途中、高く盛り上がって場所を走り抜けると急に道が途絶えており、その下には杭が無数に張り出していた。

 狼達は難なくその場所を飛び越えて、さらに先に進む。その先には小さく張り出した石の壁があった。そこも飛び越えて進むが無数の小さな凹みが設けられており、足を取られて転がっていく。上手く進むことが出来ず右往左往しているところに、砦側の歩廊の上から一斉射撃が行われた。


「キャイン、キャイン」

 無防備な状態で無数の弾を受けた狼達は一匹、一匹と倒れていく。


 後ろから追いかけてきたオークやゴブリンは高く盛り上がった場所を走り抜けるとそのまま下に落下し、杭が刺さって絶命したり、致命傷を負っていた。

 なんとか落ちずに止まれた者も後ろから押されて、どんどんと下に落ちていき、最終的には数十体の魔物達が亡くなった。道沿いには進むことが出来なくなったため、オークとゴブリン達は石壁の歩廊の上まで戻ることになった。


 歩廊の上まで戻る際に、避難していた兵士達から銃撃を受けて数を少しだけ減らす。歩廊の上に登ると塔の中からも攻撃を受けるようになった。

 石壁の歩廊から木壁の歩廊まで続いている最短のルートは、オークたちが右往左往している。周囲を見渡すと木壁の歩廊に続いている場所が複数あるのが確認出来たため、歩廊の上を大きく迂回し、別のルートで木壁に迫ろうとする。


 別の道でも木壁に近づくと足場が細くなったり、凹凸があって歩きにくい状況になっていた。また途中で道が切れており、木製の壁の上にたどり着けない。大群であっても数の優位が活かせていなかった。


 唯一木壁の上にたどり着いたのはラージスパイダーだけだが、兵士や村人達に簡単に撃退されていった。自身が強いことに気がついた村人達は積極的に攻撃を加えることで、殲滅の速度が上がっていた。


「これなら勝てるんじゃないか?」

「バカ! マティアス様が言ってただろ! 油断大敵だって」

 それが切っ掛けだったかは不明だが、ラージスパイダー達が発光し始めた。


「きょっきょ凶暴化だ!」

「何だって!」

「本当か!」

 ラージスパイダー達が発光する光景に焦る村人達。攻撃力が上がり受けるダメージが強くなった。


「痛え!」

 ラージスパイダーの攻撃がクリーンヒットし、村人の一人が数m吹き飛ばれ、周囲の味方に当たって数人が巻き込まれた。

 幸いにも歩廊の上方向に飛ばされたので落下は免れたが、その威力に士気が若干下がる。


「落ち着け! 俺等のほうが強い! 凶暴化したのはラージスパイダーだけだ! 奴らだけ倒しちまえばまたこちらが優位になるんだ!

 傷薬も使え! 押し返すんだ!」

 守備隊長は大きな声で奮起を促した。


「そうだ! 俺たちには傷薬があるじゃないか! 死ななけりゃ何とかなる!」

「やられてたまるか!」

 兵士の数人が声を出し、それにつられて村人達も声をあげて果敢に挑んでいく。


「煙玉を使うぞ!」

 歩廊の上で煙玉を使い、味方含めて攻撃をしにくい状況を作り出す。ラージスパイダー達は煙玉の効果で嫌がる素振りを見せるが、他に退避することはせず、人に襲い掛かってくる。


「駄目だ! これじゃ逆効果だ!」

「煙玉は砦の外に蹴り出せ!」

 想定したよりも弱体効果が出ず、自分たちの方に影響が強く出たため直ぐに方針を変えた。


「持ちこたえろ! 個々が正念場だ!」

 守備隊長が引き続き発破を掛け続ける。そして槍を振り回し、敵を一匹、また一匹と倒していく。


「流石隊長!」

「強い!」

「一騎当千だ!」

 隊長には通常の兵士よりもブースト値が高い装備をしているため、自分の実力よりも高い活躍が出来ていた。

 村人や兵士たちは眼の前で起きている事象に対して、単純に称賛の気持ちが湧いて出ていた。


「俺達も続くぞ!」


 凶暴化したラージスパイダーは二百匹ほどいたが、着実に撃退していき殲滅に成功した。

魔物の名前を間違えてました。

誤:ジャイアントスパイダー

正:ラージスパイダー

修正しました。

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