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異世界転生、俺だけソロ活動から!!  作者: とかじぶんた
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サブスト13 ベグードの誕生 その5

※サブストの並行更新がこれで一旦止まります※

※グロ表現が嫌いな方はスキップ推奨です※

※キツめの表現がつづきます※

 防具屋で肩掛けのバックを買い、おまけに解体用のナイフも貰った。おまけの理由は、店員の彼女と今度ご飯を食べる約束をしたからだ。



 ダッシュで最初の森へ戻る。


 頭の中のマップを思い浮かべると、まだ森で迷っていた連中がいた。なんとなくだが人と獣の反応の違いが分かってきた。俺からしてみたらボーナスキャラの扱いだ、もう狩らない理由がない。足音を消し、すぐ後ろに回る。


 「なぁ、他の連中は見たか?」


 中肉中背の男の背から話しかける。俺はこいつが誰か分からなかった。


 「木田と少し前まで一緒だった」


 柔道部の木田か、少し離れたところに反応があった。どうも動いていない様子であった。


 「で、おまえは?」

 「そっちこそ誰だ?」


 首に解体用ナイフを当てている。さすがに相手も動こうとはしない。


 「質問は俺がしてる」

 「糸田(いとだ)だ」

 「魔法は試したか?」

 「魔法!!そう魔法って結構使えるよな」


 糸田から離れ、地面に座る。


 「ねぇ、君は誰なの?」

 「郷田だ、魔法を教えろ」


 前世の郷田ならこのくらいの横暴は当たり前だ。それ以上、糸田は俺に質問をせず、俺の質問にだけ答える。


 想像以上に糸田の情報は有益だった。まず、『ステータス』という自分の状態を表示させる魔法があること。また、『アナライズ』という魔法は簡単な鑑定ができることも知った。人に対して『アナライズ』をする時は注意が必要らしく、糸田が俺に『アナライズ』を使った時に俺は違和感を感じた。


 糸田に「なにか見えたか?」と確認すると、「いや、なにも見えなかった」と答えた。



 その後、いくつか会話をしたが挙動がおかしい糸田は始末した。



 「『ステータス』」と唱えると魔力が少し減った。



 名前:ベグード 性別:男

 種族:エルフ

 職業:間者

 適性:風魔法適性、魔術適性、体術適性、隠密技術、身軽、頑強、

    交渉術、魅力、片手剣技術、両手剣技術、弓技術、幸運

 業:殺人吸収(対人族)

 個性:闇深い

 スキル:風魔法レベル1、体術レベル2、隠密レベル2、片手剣レベル1、

     身軽レベル1



 自分の状態が明らかに向上している理由が分かった。最初の選択を迫られた時とは違うものが明らかに増えている。理由は『スキル吸収』になるのだろうと推測する。



 木田の後ろに立ち、「『アナライズ』」を使う。


 名前:タダシ 性別:男

 種族:人族

 職業:武闘家

 適性:体術適性、動体視力向上、頑強、幸運

 スキル:体術レベル1


 自分が持っていないスキルに笑みを浮かべてしまう。『アナライズ』に違和感を感じ取ったのか、木田は辺りをキョロキョロみている。俺は躊躇なく、瞬殺する。木田が気がつく間も与えなかった。



 「『ステータス』」


 名前:ベグード 性別:男

 種族:エルフ

 職業:間者

 適性:風魔法適性、魔術適性、体術適性、隠密技術、身軽、頑強、

    動体視力向上、交渉術、魅力、片手剣技術、幸運、

 業:殺人吸収(対人族)

 個性:闇深い

 スキル:風魔法レベル1、体術レベル3、隠密レベル2、片手剣レベル1、

     身軽レベル1


 「はっはっはっは!!」自然と笑い声をあげていた。遠くで獣が動く音がした気がする。


 こんなに簡単に力が手に入るのか。確実に自分が強くなっていることを体の芯から湧き上がる力が物語っている。




 静まり返る森にベグードは自分の誕生を喜んだ。



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