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異世界転生、俺だけソロ活動から!!  作者: とかじぶんた
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防具は踊らない

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ありがとうございます!!


エネルギーにして次の祭に備えます

 イヴォーグの店に3人を連れて行く。ちょうど御使いから戻ってきたらしく、弟子のクーデにも一応紹介すると俺のときと反応があきらかに違った。


 「なぁ、クーデ。俺の時と態度が違うのはなぜだ?」

 もうクーデには直球で言うことができる身分である。理由はイヴォーグに俺が気に入られているっぽいからという情けないものだが。イヴォーグ・ヒエラルキーである。


 「そりゃ、怪しいダークエルフが来たら誰だって警戒する。その辺、リヒトは自覚ないだろ?」


 完璧に決めつけられている。否定する材料はない。


 ただ、そこまでクーデに言われる所以(ゆえん)はないが、今度、ギルドに「ダークエルフ」について調べてもらおう。一般教養が明らかに足りていない。


 「それで今日は何の用だ?」イヴォーグが奥で作業をしながら話す。

 「いや、3人に防具を買おうと思って。紹介したいのは将来有望だから」


 そこまで言うとイヴォーグが作業をやめてカウンターに出て来た。


 「おまえがそう言うのか。どんなのを探している?」


 急に出て来たエルフに3人が固まっている。俺はもう見慣れたがイヴォーグはかなり美形だ。あくまで俺の主観だが、今のところ異世界で会った美形ベスト3に入る。ちなみに、1位はグウェン(まさかの)、2位はイヴォーグ、3位はルイである。いまの俺は4位で、将来的にはベスト3に入る予定である(もっとイケメンになる)。


 「予算は金貨20枚以内でお願いします」と先に伝えると、小さく「えっ」と声が漏れた。位置的にはオトハだと思う。



 ソウは腕を通すタイプの中型の盾と軽装鎧を新調し、オトハは物理耐性効果の付いたローブとブーツだ。カナデの防具が特に痛んでいてブーツ、軽装鎧、矢筒を新調していた。



 「防具を見るとそいつが分かる。少なくとも戦士のヤツは動きが荒い、もっとスムーズに動け。ハンターは金を貯めてもっと良い防具を買えるようにしろ、運動性能に防具がもたん。魔法使いは・・・努力が足りん」


 それだけ言って奥に入って言った。ギブリといい、イヴォーグといい、君たちはなぜお会計を忘れる?と思っていると、クーデがカウンターに入る。


 「師匠がああやって言うのは珍しいんですよ。()()()()()です」と小声で俺に伝えた。


 「わかった。忘れてた。イヴォーグに伝言を頼みたい、『ギブリに頼んだ』と」

 「わかりました。こちらこそありがとうございます」とクーデは気持ちよく笑う。




 店を出ると昼ごはんの頃だった。俺は久しぶりに露店で肉串を買うことを伝えると、討伐にでる3人が「門の近くだからと」とついて来た。やはり3人には肉串は大好評で、おばちゃんは俺のことを覚えていたのかオマケまでしてくれた。


 「最近、素通りばっかりだから私のこと忘れたのかと」と小芝居まで始めていた。

 確かに門を通ったら見えるからね。ってか俺が『サーチ』『ハイド』使ってるのに分かるのか・・・。そう考えてたことに気がついたのか、カナデのおばちゃん(俺の中で)はバチコーンと背中を叩く。「ほら、もういってらっしゃい!!」と3人とも叩かれていた。



 3人はオーク狩りに行くとのことで門まで見送る。


 「武器ができるまで死ぬなよ」

 「フラグ立てんじゃねぇ!!!」

 カナデにスネを蹴られた。


 3人が見えなくなってから冒険者ギルドへ向かった。調査報告が氷の微笑みと一緒にまっている。

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