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サブスト9 ベグードの誕生 その1
サブストを並行更新してます。
※ どキツイ表現が続きます ※
※ 苦手な方はスキップ推奨 ※
気がつくと小ホールのような空間にいた。武井乙葉が椅子に座って本を読んでいるのにすぐ気がついた。美人なのに俺のことを白い目で見なかった数少ない同級生。あいつなら俺と一緒でも許される、そう思って声をかけた。
「一緒にいかないか?」
武井乙葉は俺が誰か分からない顔をしていた。そんな表情は学校でも見たことの無いことに俺は優越感を覚えた。あぁ、スタートからして良い感じだ。
「待ってる人がいるから」ともじもじしながら話す乙葉。超かわいい!!
「俺が守る!!」
外に出たら危険も伴うだろう、俺は体術があるから乙葉を守れる。俺が誰か分からないのだろう、乙葉の表情を読んだ俺は前世の名前を名乗った。乙葉は表情を変えず、「待ってる人がいるから」と同じことを繰り返した。おまえはNPCに決まりだな、美人なのによぉ。
さっき、郷田淳がドアを出て言ったのが見えた。一緒に行ったのは牧田亮二で、少し間があいて野田充、中居しずかが出て行った。いつも俺を使いっ走りにしていた4人だった。頭の中でなにか鈍い音がかすかに聞こえた。俺は静かにドアを開けた。




