↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生、俺だけソロ活動から!!  作者: とかじぶんた
37/204

グリーンオークと森の異変

 再び森に戻り隠密セットを発動する。西の森だとオークが多いらしく、先ほど遭遇したことから脳内マップの敵の気配がおおよそわかる。正直、結構な数がいることに驚いた。あいつらパーティーはグリーンオーク1体でツイてた方になるだろう、他は2体以上のグループになっている。



 とりあえず、1体を不意打ち、もう1体は剣のみで戦うことにする。もう魔獣扱いが確定したので躊躇なく不意打ちをする。魔法はさきほど魔法使いが使っていた『ファイヤーボール』だ。


 「『ファイヤーボール』」と初めての魔法なので詠唱する。


 グゥゥワァアアン


 と明らかに空間に異なる熱の塊が発生した音がし狙いへ飛ばす!!


 『ん、発生音?』


 次の瞬間


 バッグウゥウウウウンン!!!


 

 轟音が森中を掻き乱し

 爆風は樹々に鈍い音をさせる

 遠くから鳥たちの悲鳴によく似た

 鳴き声と飛び立つ音が聞こえる



 命中先を見ると小さなクレータみたいに(えぐ)れている。たまたま距離を取っていたのが幸いした。いつものファイヤくらいの距離なら間違いなく巻き込まれていた。魔力の使用量も『ファイヤ』の比ではなく、結構な量を使った感触があった。


 「これ、さっきの魔法使いが使ったのと同じ魔法だよな」と独り言ちる(ひとりごちる)。先ほどの戦いではグリーンオークが簡単に棍棒で弾いてた魔法である。もし、俺のを弾こうとしたら武器ごと吹っ飛ぶことになる。2体並んでいたのにどこにも痕跡が残っていない。



 「これ使う相手ってどんなやつだろ」と最近独り言が多くなったことに自覚を覚えつつ、今日はとことんダメな日だと割り切り街に戻ることにする。



◾︎ ◾︎ ◾︎ ◾︎ ◾︎ ◾︎ ◾︎ ◾︎ ◾︎ ◾︎



 西の森でケヴィンは突然の轟音に悲鳴をあげた。やっと自分がCランクにあがり、パーティーメンバーのランクをあげるために森に入ったタイミング、しかもグリーンオーク1体でギリギリ勝てるかどうかという戦力のため全力で警戒にあたっている最中であった。


 ケヴィンはすぐに悲鳴を上げたことを後悔した。悲鳴を聞いたグリーンオークが近づく可能性が高く、仲間を振り返るとメンバーは腰を抜かして動けない者、ケヴィンと同じく悲鳴をあげてしまった者ばかりだった。「すぐに森の異変をギルドに伝えるぞ!!」とパーティーリーダとして英断し、腰を抜かした者に手を貸し街へ全力疾走を始める。



 「明らかな異常だ。コッカトーリーですら鳴いて飛び立っている」と先ほどまでいた森を見ながら全力疾走をした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。