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異世界転生、俺だけソロ活動から!!  作者: とかじぶんた
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ドコス地区とドーダ

昨日の更新祭まつり

評価、ブックマーク等いただきまして、

ほんとうにありがとうございます。m(_ _)m

想像よりもずっと反応が多く、びっくりしました。


1日1回更新の定常運転に戻ります。

グロ注意回でごめんなさい。


※ ワーム系の虫が苦手な方はグロ注意 ※

※※※ どうか飛ばしてください ※※※

 ドコス地区に着いたのは昼を少し回ったところだった。周りには畑がいくつもあり、ダークエルフの村を思い出させた。防御壁も設置されておらず、村の境界もわかりにくい。とりあえず、日陰で休んでいた人に「ドーダはどの辺に出る?」と聞くと、ビクッ!!と驚いて方向だけ指を指された。隠密を切ってから話しかけたんだが・・・。とりあえず、さらに東の森へ向かう。




 森の入り口はいままで通ってきた街道から少し離れる。少しずつ薬草を見つけては採取し、ドーダの穴を探す。どうも『サーチ』を使ってもドーダの位置はつかめなかった。狩に向かない魔物なのかもしれない、と今更ながらに実感する。



 しばらく薬草を採取していると、ふと思いついた。

 『地上だからダメなんじゃね?地中をサーチすりゃいいんだ』と。


 いつも自分を中心に魔力を薄く、平面的に円を描くように『サーチ』を使っていたが、自分を中心に地面に球を、そして魔力を濃くイメージして『サーチ』を使ってみると反応が出た。『ちょっとした発見じゃね?』とテンションが上がったままドーダの出没した穴を見つけたのが悪かった。その勢いのままやったのだ。



 『ファイヤ』



 捲り(めくり)上がる地面と鈍い炸裂音が森に響いた。幸いにして、浅いところにいたドーダと思われるワームの焼け焦げた姿が確認できた。結構でかくて、ひっくり返った足がウヨウヨとまだ動いている。あっ、これは引くわぁ。魔石があれば判定してくれるので、更に火加減したファイヤで体を吹っ飛ばす。とりあえず1体だ。



 ドーダの反応はまだ複数あった。次は水攻めだな、と『ウォーター』で穴を満たすようにドンドン流す。


 グゥッシャーーーー!!

 

 ドーダが穴から出てきた。


 あっ、これもダメだ・・・『ファイヤ』と火加減調整をミスったまま放つと轟音で森が揺れた。魔石は取れたが森の被害が・・・請求されないよな、と心配になる。「つ、つぎからはウォーターアローだな」と独り言まで出てくる始末である。消火のために、周囲に『ウォーターボール』を使っておく。




 釣り場を変え、さらに10匹ほどウォーターアローで仕留めたところで、『サーチ』の反応に変化があった。



 なんかデカイのが来る・・・これってまさか、と考えて近くの樹に飛び移る。


 さっきまで立っていたところを大きな口をしたドーダが飲み込んで出てきた。「うぁあああああああ!!!」と叫び声をあげて走るのは仕方がないだろう、今までのドーダで直径50cmくらいだったのに、急に3m越えの大物を見たら気持ち悪さも際立つ!!長さじゃない、直径だぞ!!!



 樹々を蹴飛ばしながら飛び移り、忍者のように動いていると後を追ってきているのが分かった。このままだと村にいくよなぁ。さっきまでテンション高かったのがウソのようだ。



 さぁ・・・できるだけがんばろう、と距離を取ってから『ファイヤ』の準備をする。



 距離30m少し、土煙がヒドイ

 『ファイヤ』と指先に念を込め

 いままで自重していたが威力をあげて放とうとした


 瞬間


 なにか飛んできた

 回避


 後ろの樹からジュと音をする

 ビッグドーダ(仮)から一瞬だけ視線を切ると、樹皮が溶けて貫通しているのが分かった。遠距離でもヤバイのかよ。


 とりあえず威力より手数だな、

 『ファイヤ』を3発ほど放つ


 ピギィイイイイイイ!!


 耳を塞ぎたくなる喚き声をあげるビッグドーダ、効いている。


 間をあけて強めのファイヤを放つと、溶解液が飛んできていた。ジュッとファイヤに飲み込まれ、すぐに炸裂音にかわる。すぐに『ハイド』『サーチ』の隠密セットを使う。土煙で直接見えず、喚き声が聞こえないことから大丈夫だと思うが慎重にいく。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



 「しっかしすごいな、これ」と3m幅で慣らされた道を見つめる。さっきまで森だったのに、人の手を加えたかのような道ができていた。長さは50m程度で起点は大穴で終点が森の中のため誰も使わない。



 「これ、穴も埋めとかないとダメだよなぁ」と何かが出てきそうな穴を見つめる。やっとビッグドーダを焼却処分したところだった。魔石はいままでで一番大きく紫色が深い。



 「まずは昼飯だな」とマッチョなオッサンが作ったパンを食べ、魔力の回復のためにも休憩をとる。もう『サーチ』の範囲にはドーダはいなくなっていた。ボスが倒されて逃げたのかもしれない。



 水魔法で大穴の入り口周辺の土を柔らかくし、ファイヤをどんどん放つ。太鼓みたいに音が森にこだまするが、こっちは気を抜くわけにはいかない。結果、直径5m程度の大きなクボミができたところで作業を終了した。ひさしぶりに魔力が枯渇しそうで、体がとても気だるい。



 ルイが「残っていた依頼」と言っていた意味を身をもって知った。次回から依頼はルイに相談してから決めようと思いながらアイルランダーへ走って戻った。


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