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異世界転生、俺だけソロ活動から!!  作者: とかじぶんた
20/204

グーム公国領への道のり④

昨日2話更新しておりますのでご注意ください。

あと、本日は勝手に更新祭こうしんまつりを開始します。

よろしければお付き合いください。


感想、評価をいただければ幸いです。

PCで書いているのでスマホで『読みにくい』、『改行入れろ』等々

どんなことでも結構です。(^^)/


3/21 誤記修正

 結局、あれから3日後の夕方には着かず、4日ケイトと馬車の旅路が続いた。



 「もうすぐアイルランダーが見えるから準備してね」とケイトが話しかけてきた。事前に入国税というのか?街に入る際にお金がかかることを教わっていた。ギルドに冒険者登録をすると、スタート時のFランクは登録した街でのみ免除され、Dランク以上になるとどの街でも免除になるとのこと。ただ、村に至っては入る際に税金を払うこともなく、大きい街以外ではない制度のようだ。教えてくれた時にケイトが「だから私はDまでで止めてるんだよね」と胸を張る。



 行商人であるケイトともここでお別れである。街に入ってからはギルドに登録し、その後は物価の確認をしながら今後の方針を決めるつもりだ。すぐにクラスメイトの連中が見つかれば、総一郎達の情報も手に入るかもしれない。まぁ、アイツらなら異世界でも大丈夫だろうし、なんとなく固まって動いている気がする。特段、信じているわけじゃないが。特に総一郎は。



 「それじゃぁ、これからも気をつけるんだよ」御者台からケイトの声が聞こえた。

 「おう、世話になったな。ほんと助かった」と手をあげる。この世界の一般常識もケイトは教えてくれた。グウェンやシュエルから教わったことはダークエルフ視点でしかないので、非常に役立つ話ばかりだった。



 「ほんとリヒトと話しているとダークエルフな気がしない。話し方も雑だし」とボソボソ言っている。「何かあったら助けてやるからな」とドヤ顔で言うと、ケイトは「はいはい、困ったらいいなよ〜」と馬車を走らせた。そ、そんな別れかたがあるか!!と内心思ったが馬車は去っていく。



 町は3m程度の防壁で覆われており、入口も限られたところしかなかった。馬車の検問はすれ違いに2台程度通れるくらいで、一般人は寺院の入り口程度だ。あと、立派な門が離れたところに別にあったが、いかにもお偉いさん用なのがわかる。きれいな装飾がされていて、この辺りのセンスが分かる。



 おとなしく一般用の列に並んで入国を待っていると「あれダークエルフじゃない?」「えっ、ほんと?」と前後からいくつか声が聞こえてきた。できれば内緒話は聞こえないようにしてもらいたいものである。



 そうこうしているうちに自分の順番になる。目の前には、槍を持った若い兵士と少し後ろに腕組みをした兵士がいる。いずれも鎧をきており、後ろの兵士の方が強そうで、当然、帯剣している。



 「ダークエルフか。珍しいな、この街になんのようだ?」槍持ちの兵士が真剣な顔で話しかけてくる。

 「冒険者としてアイルランダーでしばらく過ごす予定だ」冒険者なら敬語はいらないとケイトに聞いてる。

 「冒険者タグを見せてくれ」

 「実はこないだの依頼中に無くした。ランクもEだったし最初からやり直す予定だ」とあらかじめ決めていた理由を伝える。

 「へっ、Eランクなのかよ。たいしたことないな」と嬉しそうに槍持ちが言う。こいつはなぜか終始感じが悪い。だが、それも気にもせずに帯剣が「とてもEランクに見えないな。名前は?」と聞いてきた。



 「リヒトだ。これからアイルランダーで世話になる」と答え、銀貨2枚を渡す。

 「うむ、街で騒ぎをおこすなよ」と他の人達と同じことを言われたので街に入る。ケイトの方は馬車のため列の進みも早く既に見えない。やっと第一歩を踏み出せた俺は妙に高揚した気持ちを抑えながら街に入った。

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