第5話 帳簿に載らない人々
翌朝、セイラは配給所へ出た。
書記長が廊下で止めた。
「今日は、庁舎の中でお待ちください。列が荒れております」
「私が出した命令です」
セイラは足を止めなかった。
行政庁の中庭には、二つの列が伸びていた。
台帳に名のある者の列と、確認を待つ者の列。
後者の方が、まだ長い。
セイラが卓の前へ立つと、声が飛んだ。
「三日待たされた」
「うちの子は昨日も食べていない」
「船が止まって、市場の麦が倍だ」
一人が前へ出た。
「名前が紙にないだけで、俺たちはこの土地の人間じゃないのか」
卓についていた書記が立ち上がりかけたのを、セイラは手で制した。
「この命令を出したのは私です」
列の前の方が、少し静かになった。
「台帳が現在の住民を反映しているか、確認しないまま配給の基準としました。確認が足りなかった責任は、私にあります」
静まったのは、ほんの数秒だった。
「それで、今日の食料はあるのか」
セイラは書記長へ向き直った。
「病人と乳児の分を、今日中に用意します」
書記長は手元の帳簿へ目を落とした。
「倉庫の払出しは、台帳登録者分しか組んでおりません。私の赴任手当と携行資金から立て替えます。近隣の商人から買い付けてください」
書記長が筆を止めた。
「ヴェルディア侯爵令嬢」
隣に立っていたアマンダだった。
「少し、よろしいですか」
アマンダは、中庭の列から少し離れた回廊へ視線を向けた。
◇
回廊へ移ると、アマンダは声を落とした。
「今日、病人と乳児を助けることに反対しているのではありません。そこは、私も同じ意見です」
「では――」
「あなたの財布で今日を救えても、明日、別の貴族が来なければ同じ人たちは飢えます」
アマンダは、中庭の列へ目を向けた。
「必要なのは善意ではなく、続く仕組みです」
セイラは言い返そうとした。
台帳が改竄されていたこと。
前任者たちが数字を汚していたこと。
「台帳が間違っていたことは事実です」
アマンダが先に言った。
「私も止められませんでした。その責任はあります」
アマンダは一度、中庭の列を見た。
「ですが、最後に命令を出したのは、代表であるあなたです」
セイラは、黙ってその言葉を受け止めた。
「もう一つ、覚えていてほしいことがあります」
アマンダは続けた。
「あなたは身分証明書を失っても、ヴェルディア侯爵家の娘です。あの人たちは、台帳から消えれば、行政上は何者でもなくなる」
セイラは、列の先で紙を握っている女を見た。
確認受付の控えだった。
昨日、空の器を抱えていた子の名も、あの手製の名簿には並んでいた。
不正な帳簿を暴いたつもりで、まだ帳簿に書かれた世界を信じていた。
「今日の分は、それでも出します」
セイラは言った。
「明日以降は、別の形にします」
「では、条件を一つだけ」
アマンダが言った。
「今日の立替えは応急措置として記録してください。制度として残してはいけません」
「なぜです?」
「これを前例にすると、次の責任者が『貴族が私費で出せばいい』と言い出せます」
セイラは中庭の列を見て、静かに息を吐いた。
その日、病人には粥が、乳児には乳が渡されたが、量は足りなかった。
確認待ちの列は、夕方になっても残っていた。
セイラは書記長を呼んだ。
「今日中に、湿地の集落へ使いを出してください。明朝、こちらから伺うと」
「自治都市と船着場は、いかがなさいます」
「同じ日のうちに回ります。制度を書き直す前に、話を聞きに行きます」
「三か所を、一日で?」
書記長が顔を上げた。
「待たせている人がいます」
◇
翌朝、三人は湿地の集落へ向かった。
足元は、雨の後でぬかるんでいた。
マヌエラは、板の上に名簿を広げた。
以前渡されたものより、紙が増えている。
セイラは頁をめくった。
氏名の横に、見慣れない印が並んでいる。
「これは?」
「家族の数です」
マヌエラが言った。
「隣が、病人。その次が、孤児と乳飲み子」
さらに右へ、短い言葉が書き込まれていた。
教師。大工。農民。船乗り。織工。鍛冶。
「働ける者の技能です」
マヌエラが説明した。
アマンダが横から数えた。
「大工が十一人、鍛冶が四人。この人数で合っていますか?」
「先月の数です。三人は、まだ動けません」
マヌエラは名簿を押さえたまま、セイラを見た。
「私たちは、食料を受け取るだけの口ではありません。働く手もあります。税を納められる人間もいます」
「この技能欄は、復旧作業の人員を組むのにも使えますね」
セイラは言った。
「使ってください。ただし、働けるかどうかと、食べられるかどうかは、別にしてください」
「食料は、働きの対価にしません」
セイラは言い直した。
「子供、病人、高齢者は、労働の有無にかかわらず対象とします」
ライモンドが口を挟んだ。
「本人確認について伺います。この名簿の人物が本人だと、どなたが証明できますか?」
「同じ集落の者なら、互いに証明できます」
「その証明者自身が、台帳にない人物です」
マヌエラは名簿へ目を落とした。
「では、台帳にある人間が私たちを見たことがなければ、私たちはいない者ですか?」
ライモンドは、すぐには答えなかった。
「……いいえ。方法を考えます」
マヌエラは、それを受けて頷きはしなかった。
「次の配給はいつですか?」
「明後日を目処に――」
セイラが答えかけた。
「目処ではなく、日と場所を」
セイラは手帳を開いた。
「持ち帰って、期限を決めます。曖昧な返事はしません」
「では、それを待ちます」
礼は言われなかった。
◇
その日の昼過ぎ、三人は自治都市へ回った。
面会室で、ベアトリスは書面を卓へ滑らせた。
「こちらの条件です」
供出量。
期間。
都市に残す最低備蓄。
穀物の評価額。
返済または相殺の方法。
輸送中に失われた分の負担。
監査人の立会い。
緊急措置の終了期日。
アマンダが評価額の欄で指を止めた。
「先月の相場で計算されていますね。今日の相場ではなく」
「危機で上がった分まで行政へ請求するつもりはありません」
ベアトリスは答えた。
「ただし、備蓄を削る以上、返済条件は譲れません」
アマンダはもう一度数字を見た。
「分かりました。では、評価額ではなく返済期限を詰めましょう」
セイラは書面へ目を戻した。
「私は、無制限に接収するつもりはありませんでした」
「存じております」
ベアトリスは答えた。
「ですが、善意の緊急命令に、期限も返済条件も監査もありませんでした」
「今後は、条件を明記します」
「あなたが善良であることと、次の統治者も善良であることは別問題です」
ベアトリスは、閉じた保管庫の扉の方へ目をやった。
「あの命令書は、そのまま残ります。次に来る方が、同じ文面で二倍の量を求めても、拒む根拠が私たちにはありません」
ライモンドが顔を上げた。
「では、供出命令そのものを撤回します」
「撤回して、どうなさいます?」
「期限付きの売買契約へ置き換えます。命令ではなく、双方が署名する形に。失効期日を過ぎれば、自動的に効力を失います」
「延長の条項は?」
ライモンドは一度、書面に目を落とした。
「入れません。延長が必要なら、その都度、新しい契約を結びます」
ベアトリスはしばらく文面を見ていた。
「そこまで書けるのでしたら、応じます」
「ご協力に感謝します」
セイラが言うと、ベアトリスは首を振った。
「感謝は結構です。条件が整ったので応じるだけです」
セイラは何も言わず、卓上の条件書へ目を落とした。
◇
日が傾く頃、三人はエルシア川の船着場へ入った。
湿地にあるその船着場は、公営のものより一回り小さかった。
ティアゴは、船縁に腰を下ろしたまま近づいてこなかった。
「今度は何を止めに来た」
「運べる量を伺いに来ました」
ティアゴは、少し間を置いてから立ち上がった。
「見りゃ分かる」
浅底船の一艘を指す。
「あれで穀物袋なら三十。水が引いてりゃ二十だ」
「周縁の集落までは、何日かかりますか?」
セイラが尋ねた。
「北の三集落なら二日。南の湿地は、水位次第で四日から十日」
「……十日も、かかるのですか」
「船が浅瀬にでも乗り上げたら、荷を降ろして押し出さにゃならん。一日で浮けばまだいい。船底を傷めりゃ、点検や修理でさらに日数を食う」
ティアゴは河岸の先を顎で示した。
「あの辺りが一番浅い。役所の船は、そもそも入らん」
アマンダが尋ねた。
「その航路の運賃は」
「季節による。渇水期は倍だ」
「二倍もかかるのですか」
「船を押し出す人足を雇うからな」
ティアゴは肩をすくめた。
「そのうえで言うが、あんたらが船を止めてから、仲買が値を三倍に吊り上げた。うちの船員にも、値を吊り上げた奴がいる」
「船団の中にも、便乗した者がいるのですね?」
セイラが言った。
「いる」
ティアゴはあっさり認めた。
「行政が食わせられない者を、俺たちが運んだ物で生かしている。だからといって、俺たちが善人になったわけでもない」
セイラは、しばらく河岸を見ていた。
「必要だからといって、船団そのものを今すぐ公認することはできません」
「そりゃそうだろう」
「今回の食料危機に限って、輸送の許可を出します。船を指定し、航路を指定し、運ぶ物も穀物、乳、薬に限ります。運賃には上限を設けます。出発と到着で積荷を確認させてください」
「期限は?」
「切ります。過ぎれば、許可は消えます」
ティアゴは、船縁を指で叩いた。
「俺の船を役所の船にする話なら断る」
「そういう話ではありません」
「船員の名簿も出さんぞ。過去のことを蒸し返されたら、誰も乗らん」
「今回は求めません」
セイラは言った。
「いずれ、その話をしなければならない日は来ます。ですが、今日ではありません」
ティアゴは笑った。
「分かった。今回は、飢えている場所へ運ぶ。それだけだ」
そう言うと、ティアゴは係留された浅底船へ目を向けた。
◇
行政庁へ戻った夜、卓の上に資料が並んだ。
古い公式住民台帳。
マヌエラの名簿。
自治都市の条件書。
ティアゴの航路を書き取った紙。
倉庫の検数表。
配給所の確認待ち記録。
沈み野へ着いた日にも、三人は同じ卓を囲んでいた。
あのとき探していたのは、消えた堤防だった。
「まず、緊急配給の対象をどこまで広げるか決めてください」
アマンダが言った。
「範囲が決まらないと、金額が出ません」
「公式台帳だけを理由に、緊急食料を拒まない」
セイラが言った。
「正式な登録が済んでいなくても、確認できた者は仮の登録として扱います」
アマンダは数字を走らせた。
「それでは、二週間で配給予算が尽きます」
「では、配給だけで支えるのではなく、働ける方には復旧作業費から賃金を――」
「待ってください」
ライモンドが遮った。
「その人たちは、まだ正式な住民ではありません」
「だから払えない?」
アマンダが尋ねた。
「いいえ。正式な住民にしなくても払える形を作ります」
ライモンドは紙を引き寄せた。
「賃金を住民登録と結びつけず、作業ごとに発行する証書とします。証書があれば、登録の途中でも受け取れます」
「その証書は、いつまで有効ですか」
アマンダが確認した。
ライモンドは書きかけの紙へ目を落とした。
「作業が終わり、精算が済むまで。それ以降は無効です」
セイラが台帳へ手を置いた。
「マヌエラさんの名簿は、証拠として使えますか?」
「そのままでは使えません。正式な台帳と同じ効力は持たせられない」
ライモンドは少し考えた。
「ただ、暫定的な参考資料としてなら扱えます。名簿の記載に加えて、複数人の証言を添える。証言者は仮登録者でも構わないとする」
「仮登録者同士で証明し合うことになりますが」
アマンダが言った。
ライモンドは名簿へ目を落とした。
「厳しくすれば、最も弱い人ほど登録できなくなります。マヌエラさんが仰った通りです」
「自治都市の分は?」
セイラが尋ねた。
「命令を撤回して、契約へ。返済の原資が要ります」
ライモンドが答えた。
アマンダが数字を書き込んだ。
「帳簿から消えた備蓄の行方を再調査します。回収できた分は、当座の原資に回せます」
「回収できなければ?」
セイラが尋ねた。
「回収できなければ、不足見込額としてそのまま計上します」
「赤字に?」
セイラが尋ねた。
「はい。赤字を隠すつもりはありません」
アマンダは筆を止めなかった。
「ただ、原資がまだ回収できていないことを理由に、先に人を配給から外すのはやめます」
ライモンドが、書き上げた紙を卓の中央へ置いた。
「一つ、申し上げておきます。これらは、適法だと断言はできません」
「越権ですか?」
セイラが尋ねた。
「保全命令の範囲を越える部分があります。ですが、何もしない方が、保全命令の目的に反します。倉庫の穀物を守っても、守るべき土地が空になれば意味がありません」
「では」
「期限付きの緊急措置としてなら、弁明できる形にはできます。失効期日を入れ、中央への事後報告と監査の条項を付けます」
ライモンドはそこで言葉を切った。
「最終的にどうなさるかは――」
「マクセル様」
セイラが呼び止めた。
「法的な危険は分かりました。では、あなた自身は、どの案を採るべきだと思いますか」
ライモンドの手が止まった。
「……私が、ですか」
「あなたの意見を聞いています」
しばらく、紙をめくる音だけがした。
「期限と監査を付した、仮登録の暫定制度です」
ライモンドは言った。
「そのうえで、失効までに正式な後任へ引き継ぐ。それが、今の権限で最も弁明できる形だと考えます」
「分かりました」
セイラは紙を引き寄せた。
「では、それで発令します」
ライモンドは新しい紙を広げ、中央へ送る事後報告書を書き始めた。
アマンダは、予算表の不足見込額の欄に数字を書き入れた。
◇
翌日から、制度が動き始めた。
登録の窓口には、マヌエラの名簿の写しが置かれた。
登録係が名を読み上げ、集落の者が二人ずつ立ち会う。
仮住民証を受け取った男が、その紙を何度も裏返して見ていた。
配給の列は、一つになった。
子供と病人には、証書も労働も求められなかった。
「排水路の清掃は、一日いくらだ?」
若い男が募集の掲示の前で尋ねた。
「証書は、いつ金に換わる?」
書記が答え、男はもう一度掲示を読み直してから、名を書いた。
自治都市からの荷は、監査人を伴って着いた。
穀物の量を、都市側と行政庁の双方が数えた。
エルシア川には、許可の札を掲げた浅底船が戻った。
出発前に積荷を確認する官吏へ、船員が何か言い返しているのが見えた。
アマンダは相場表へ、その日の数字を書き加えた。
上がり方が、少しだけ緩んでいた。
歓声は上がらなかった。
窓口には、なお異議が並んだ。
名簿にない者。証言者が見つからない者。
制度を動かし始めて三日目、マヌエラが庁舎へ来た。
「次の配給日と、登録の再確認日はいつですか?」
セイラは、順に進めますとは言わなかった。
「配給は五日ごと。次は明後日の朝、行政庁の中庭です。登録の再確認は十日後、同じ場所で。掲示を出させます」
「字は読めない者もいます」
「読み上げる者を置きます」
マヌエラは頷いた。
それだけだった。
手製の名簿は、仮登録簿の隣へ置かれた。
◇
帝都からの連絡便が届いたのは、その日の午後だった。
後任の通知ではなかった。
セイラは三通の封を開けた。
父の書簡は、短く、整っていた。
セイラは本来、地方監察官補にすぎないこと。汚職の告発だけで十分な功績であること。後任を送らない中央にこそ責任があること。権限のない者が地域全体を背負えば、失敗の全責任だけが残ること。これ以上の越権は、ヴェルディア家にも政治的な危険を及ぼすこと。
理を尽くした文面だった。
反論できる箇所は、一つもなかった。
母の手紙は、便箋一枚だった。
「あなたが悪い人ではないことは分かっています。だからこそ、すべてを自分の責任にして壊れてしまう前に帰ってきて」
セイラは、その一行を読み終えてから、しばらく次の封へ手を伸ばさなかった。
ガブリエルの書簡には、まず労いが書かれていた。
上司三人の不正を暴いたこと。誰もやりたがらない土地で、逃げずに立ったこと。それを誇りに思うこと。
そのうえで、こう続いていた。
「君が負うべき責任は、もう十分果たした」
責める言葉は、どこにもなかった。
セイラは書簡を膝の上で揃えた。
「悪い知らせですか?」
アマンダが尋ねた。
「いいえ」
セイラは答えた。
「どれも、正しいことが書かれています」
窓の外は、もう暗かった。
自分が制度を壊したわけではない。
汚職の帳簿を作ったのは、自分ではない。
だが、船が止まったのは自分の命令によってだった。
台帳の外にいる者が列から外されたのも、自分の命令によってだった。
そして、仮住民証を手にした人々も、まだ正式な住民として認められたわけではなかった。
セイラは返信を書き始め、一度、筆を止めた。
それから書いた。
私が止めた流れを、引継ぎ事項として残したまま帰ることはできません。
少なくとも後任が到着し、この措置を引き渡せるまで、私は残ります。
セイラはそこまで書いて、筆を置いた。
◇
雨は朝から降り続き、夜になっても止まなかった。
暫定配給の最初の報告がまとまり、三人が卓を片付け始めたとき、扉が開いた。
バルトロメだった。
外套から水が滴り、靴底から泥が落ちていた。
挨拶はなかった。
バルトロメは濡れた紙束を、そのまま卓へ広げた。
「セルヴァン川とモランテ川が、同じ日に上がっている」
セイラは紙を引き寄せた。
水位の数字が、日付ごとに並んでいる。
「同時に?」
「そうだ。セルヴァンは山の急流だから、雨のあとすぐ上がる。モランテは森が水を抱えるぶん、いつも少し遅れる」
「それが、今年は同時に?」
「そういうことだ」
バルトロメの指が、地図の上を下りていった。
二本の線が合流する場所。
そこから太くなるアルヴァーダ川。
「セルヴァンとモランテの増水が、アルヴァーダで重なるということですか」
アマンダが尋ねた。
「そうだ」
バルトロメは指を止めなかった。
指は自治都市を過ぎ、穀倉のナヴェーラ川との合流点を越え、そのまま下流へ滑って、地図の南で止まった。
ほとんど消えかけた線の上だった。
ロセーナの旧河道。
「何日後ですか?」
セイラが尋ねた。
バルトロメは顔を上げた。
「日で数えられるなら、まだ楽だった」
紙の端から、水が卓へ落ちた。
「食料の次は水だ」
バルトロメは言った。
「今度は待ってはくれん」
窓の外で、雨脚が強くなった。
食料問題にようやく道筋をつけたセイラたちへ、今度は大洪水の危機が迫ります。
すべてを守ることはできない――多数を救うため、セイラは一つの村を沈める決断を迫られます。
次回、第6話「沈める村」




