第三日:プリンは誰が食べたんだ!?
ある日の六神家
その日ユウジは、朝ごはんの後、デザートとしてプリンを食べようと思っていた。
そして冷蔵庫を開けると……
ユウジ「プリンが、ない!」
キリ「え、マジ?」
リビングには、アラ、キリ、リオ
キッチンにはショウ
そして、チユは寝ている。
リオ「もう食べたんじゃなくて?」
ユウジ「なわけねーだろ!」
おそらく、誰かにユウジのプリンが食べられたという状況だ。
アラ「犯人は……俺ら兄弟の誰かや!」
どこからか持ってきた探偵服を着て、そう宣言した。
ショウ「いや、そりゃそうなんだよ」
ユウジ「そういやこいつ、最近探偵ドラマにはまってたな」
そんな二人の話は聞きもせず、話しを進めてく
アラ「プリンは皿だけ残されたまま、冷蔵庫に置いてあった。そして!その近くに!証拠を見つけた!」
ユウジ「教えろ!!」
ユウジが掴みかかる勢いでアラに迫る
アラ「冷蔵庫の奥の方に黄色のスプーンがあった」
ちなみに、この家では、
ショウが赤、リオがピンク、ユウジが紫、アラが緑、キリが黄色、チユが青と、色でいろいろ分けてわかりやすくしてる。
ユウジ「キリ……?」
笑顔で切れながら、キリに問い詰める。
キリ「違う違う違う!俺じゃない!というか俺ユウジの後に起きたじゃん!!」
ショウ「でも昨日の夜食った可能性もあるからな……」
五人で疑心暗鬼の中
ガチャ――
チユ「おはよぉ……」
キリ「チユちゃん!聞いてよ!俺がユウ兄のプリン食った犯人にされてんだよ!」
末っ子に助けを求める兄
だが、チユは結構冷静に対応していた。
兄たちを見回す。
チユ「なんでキリ兄が犯人なの?アラ兄じゃない?」
五人「!?」
兄たちが驚いてる中、説明する
チユ「スプーンは他のを使った可能せいもあるし、アラ兄、口にプリンついてるよ」
スッ――
アラに視線が向く
ユウジ「プリン買ってこぉぉぉぉぉい!」
アラ「逃げろぉぉぉぉぉぉ!」
ガシッ――
案外あっさり捕まっていた
ユウジ「さっさと買ってこい」
アラ「ひゃい!」
ただ一個疑問が増えた
キリ「アラはなんで俺のスプーン使ってんの?」
リオ「確かに……!」
ショウ「罪を擦り付けようとした……?」
アラ「スプーンは普通にミスった」
ユウジ「いやそんなことあるか?」
朝から騒がしい、六神家でした
チユの勘の良さが、少しながら発揮された回ですね。
ところで皆さんプリンは好きですか?




