レポーター
本日夕方、午後5時半頃、美里町地内において、下校中の女子高生がいきなり男に刃物で刺される事件が発生いたしました
刺された女子高生は病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました
男は、現場近くに住む、無職、安藤照久容疑者30歳で、駆けつけた警察官によって銃刀法の現行犯として逮捕されました
警察は、容疑を殺人に切り替えて捜査中です
[レポーター]
現場は、閑静な住宅街が広がり、近くには小学校もあります
私が今立っている場所から、北に100メートルほど行った場所では、現在も警察の鑑識作業が進められています
被害に遭った高校生は、美里高校に通う天笠優子さん16歳です
事件当時は1人で下校途中で、近くには、同じように下校途中の小学生もいたようです
「外出たら小学生が泣いててねぇ。その子に怪我はなかったんだけどね。男の人が手に包丁持って、大きな声で笑ってたの…怖かったぁ」
「前に小学生に対して怒鳴ってるのは見たことがある、話し声がうるさいって…なにか危ない薬でもやってるんじゃないかって」
逮捕された安藤容疑者は、警察の調べに対して容疑を認め、「誰でもよかった、もっと殺したかった」と話しているようです
また、事件に使われた包丁は、安藤容疑者が自宅から持ち出したもので、「殺すつもりで外に出た」とも話しているようです
警察は、安藤容疑者の責任能力も含め、慎重に捜査する方針です
先日、高校生が下校途中に襲われ死亡した事件で、被害に遭った天笠さんのご自宅では、本日、通夜が営まれ、家族や高校の同級生が数多く訪れました
参列者によると、笑顔の優子さんの遺影の前では多くの人が涙ぐみ、突然の死に信じられないといった様子だったそうです
優子さんに関しては、取材を進めていく中で、事件発生時に、必死に近くにいた小学生を避難させていたとの目撃情報が出ています
優子さんの両親は、親族を通じて、記者に対し『今は何も考えられない』とコメントしています
逮捕された安藤容疑者は、警察の調べに対して計画的犯行を思わせる発言をしており、「下校の時間はいつもうるさかった。天罰を下してやった」と話しているとのことです
昨年、下校途中の天笠優子さんが殺害された事件で、殺人容疑で起訴された安藤被告に対し、美里地裁は『犯行は計画的な上、動機に関しては誰でもよかったという身勝手極まりないものであり、反省の言葉も無く、酌量の余地は皆無である』として、死刑を言い渡しました
判決を述べられた際、安藤被告は『当然だろうな』と大きな声で裁判官に言ったとのことです
また、被告は控訴しない旨も述べており、このまま死刑が決まるとみられます
優子さんの両親は、親族を通じて、記者に対し『犯人が死のうと娘は戻らない』とコメントしています




