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27話 ルカVSククル

「あ~負けちゃったよ」


一度気絶したミリアだったがすぐに回復しアリアと共にグレイ達の元へと戻ってきた。


「私の勝ちだったです。グレイ」


「ぐぬぬ、まさか、うちのミリアが負けるとはなかなかやるなアリア、だが、ミリアはまだまだこれからなのだよ!アリア君」


「そうですか楽しみにしてるです」


「なんか私のいないところでプレッシャーかけられてるんだけど」


アリアはグレイにグレイ自慢のミリアを倒したことを自慢しグレイはグレイでミリアはまだできると返していく。当のミリアは既に蚊帳の外である


「ミーリア、惜しかったねもうちょっとだったのに」


「いや全然だよ、ルカ、やっぱりアリアは強かったよ!」


「なーに謙遜してるの!ミリアだって十分強いんだから!」


ルカはそんなミリアに後ろから抱きつきミリアを励ましていた。そしてほかの男二人はというと


「なんか俺たち、いらない子じゃないか?」


「ククッ、気にするな気にしたら負けだぞ」


「ガクっ」


「自分で言うなリク」


会話に参加できずにリクは落ち込み、ラッシュはそんなリクを励ましていた


「じゃぁー、次の試合だ。ルカ=ルミナスとククル=アスルーク出て来い」


すぐ次の試合にはルカが呼ばれた


「あっちゃー、相手ククルさんか~これはまずいよ~」


ルカは始まる前から弱音を吐いていた。そんなルカにグレイは声をかけた


「なんだルカ、あのククルってやつそんなにすごいのか?」


その発言にはラッシュ以外みんな驚きの表情をした


「何言ってるのお兄ちゃん!ククルさんはね。学年主席で戦闘、勉学、どっちもトップなんだよ!」


「へーそうだったのか。」


「反応薄いよ!」


「まぁ、俺にはかなわないからな、気にすることないさ、ルカ、逝ってこい!」


「う、うん」


グレイの言葉の違いにはルカは気づかずにフィールドに向かっていった


「よし、両者準備はいいな」


「はい!」


「・・・・・・・はい」


ルカはククルに向かい合い何も構えてはいないがククルは片手に魔銃を構えている


「では、始め!」


「それじゃ、私から行くよ~、召喚! 人狼」


ルカがそう言うとルカの前に魔法陣が浮かびそこから人型の狼が現れた


「ガァオオオオオオオ!」


「これが召喚士である私の今の最高の召喚よ!」


召喚士 この世に存在する魔物と契約し自分の使い魔として戦闘などを自分の代わりにしてもらうタイプの戦闘スタイルである。ちなみに人狼は中級クラスだがスピードは既に上級クラスに達している


「・・・・・・・弱いよ」


しかし、ククルは全く動じず冷静なままだった。


「・・・・・・闇属性魔弾 散弾」


一筋の弾丸が人狼とルカのもとへと向かっていく


「その程度じゃ、当たらないよ 人狼!」


その呼びかけにすぐさま人狼はルカを抱え銃弾を避けようとするが


「・・・・・・無駄」


「えっ!」


さっきまでひとつだった弾丸が分裂していく広範囲でルカと人狼のもとに直撃する


(それは、反則でしょ)


「勝者、ククル=アスルーク」


ルカVSククルはククルの圧勝で終わった


それを観戦していたグレイはククルの魔弾に疑問を持っていた


(何だあの魔弾は?純粋な人間の魔力じゃなかったぞ、あいつはもしかして・・・)


グレイは何かに気づいたようだったがそれを知る者はいない

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