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25話 リクVSラッシュ

「じゃあ、行くよ!ラッシュ!」


スタート同時に動き出したのはリクであった。リクは常人ではありえない速度でラッシュのもとへ動き出していく。だが、ラッシュは慌てることなく


「ククッ、まずは小手調べ 雷属性 雷槍」


雷属性の槍を一本発動させリクの元へ発射させた。リクは止まることなく雷槍をなぎ払いそのままラッシュに斬りかかった


「そんな魔法じゃ俺を止められないよ!」


「ククッ、いっただろこれは小手調べまだまだ、これから」


ラッシュは襲い来る大剣を両手のトンファーをクロスにし受け止めすぐさま反撃となる魔法を放つ


「雷属性 雷撃波」


雷の波は目の前にいるリクへと襲い掛かるが、リクはすぐさま後ろに下がり横に避けようとするが何を思ったのか避けるのをやめ魔法で対抗することにした


「さっき、それは見たからな、俺の魔法で受け止めてやる 炎属性 炎壁」


すると、炎の壁がリクの前に現れラッシュの攻撃を受け止めた


「さらに、炎属性 炎撃斬!」


リクはそのあとすぐに大剣を振り上げると大剣は炎を纏った。それをリクが振り下ろすと炎の斬撃がラッシュのもとへと飛んでいく。


「威力は強そうだが、遅い」


ラッシュは向かってきた斬撃を軽く避けようとしたがそれは叶わなかったなぜなら


「散!」


リクがそう言うと今まで一つだった斬撃はいくつにも別れ迫ってくる更に


「そして、速!」


速度も先ほどとは比にならないくらいに上がりラッシュに襲い掛かる

だが、ラッシュはその飛んできた斬撃にあえて突っ込んでいく。そして衝突しその場に土煙が舞い上がった


「よし、直撃!」


リクはラッシュに当たったと確信する


「まだまだ」


だが、ラッシュの声が土煙の上がった方から聞こえてきそこを目を凝らしてみてみると速度を緩めずに向かってくる人影が目に入った。そしてその人影が土煙の中から飛び出してくる。


いくつもの雷槍と共に


「まじかよ!しかも無傷」


そう、土煙から飛び出してきたラッシュは無傷であったのだ。だがなぜ無傷なのか?それは簡単ラッシュが炎の斬撃に突っ込んでいったときラッシュはトンファーに雷を纏わせ強化しいくつもの斬撃を全て叩き落としたのだ。


「ククッ、このへんでチェックってことで 雷属性 雷槍・包囲」


ラッシュの後ろに浮かんでいた雷槍はリクのもとへ飛んでいくリクはそれを大剣を盾に防ごうとするが、雷槍はリクのとなりを通り過ぎていく、大剣に衝撃が来ないことを不思議に思ったリクがあたりを見るとその理由はすぐにわかった。なぜなら陸の周りには先ほどの槍がリクに先を向け360度完全に包囲していたのだから


「こりゃ、無理だな、降参」


「ククッ、リクも強かったぞ」


「勝者、ラッシュ」


ガロスが勝利宣言をすると二人の戦いを静かに観戦していた者たちは一気に盛り上がった。まさか、Fクラスだった奴が勝つとは思わなかったにだろう。しかし、みんなは自分達の予想とは違うことが起こり興奮しているようだ。


「静かにしろ。次の対戦は・・・・・・・・」


そのあとも中々レベルの高い対戦が続いていった。


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