22話 魔法世界アトラス
一時間目の授業はグレイの知らない30代ぐらいの男性の受け持つ世界史だった
「そういえば、今日からこのクラスに来た奴がいたな。俺はSクラスの世界史を受け持つ ライク=カートンだ。よろしく」
軽く挨拶を済ましたライクはすぐに授業へと移った
「あ~、まず簡単なところから行くか、今日このクラスに来たばかりのグレイ!この大陸はどのように分けられている?」
指名されたグレイは席を立ち上がり答える
「え~と、たしか、東西南北に分けられていて東からアルカ大陸、メカリア大陸、クレイア大陸、グランレイン大陸の四つに分けられていて、それぞれに強大な学園があったと思います、そのひとつがここメルカティア学園であるか大陸にあります!どうですか~、俺なりの真面目キャライカスでしょ!」
「正解だ、そして言っておくがお前に真面目キャラは似合わん」
「え~いいと思ったのに~」
ライクに否定されブツブツ文句を言いながらグレイは座った
「じゃあ、次だ、それじゃぁー、リク!それぞれの大陸には特色があるがそれを答えろ」
「そうですね、まずここアルカ大陸では、主に商業が盛んですね。次に西のメカリア大陸では多くの採掘場があるため武器や防具などの工場が有名ですね。次にクレイア大陸、南にあるこの大陸は豊富に水があり今では水の都と呼ばれる『アクアライン』という町が有名です。そして最後は、北のグランレイン大陸ですね。ここはあまり良く知られていませんね、噂では悪魔の住む町なんてところがあるようです。こんなところでしょうか?」
そう言うとリクは席に着いた
「だいたいそんなもんでいいだろう。グランレイン大陸は何故か黒い霧に包まれどのような状況なのかよくわからんからな」
そう、グランレイン大陸は大昔突如現れた黒い霧に包まれ今では大陸に入ることすらもできない。なぜか、入ったものはすべて元の位置へ戻ってきてしまうのだ。そんな話も交えそのあとも授業が続いていき一時間目の授業が終わった。
「ふぁ~やっと終わった~」
「ククッ、そうだな、俺も疲れたぜ」
「それには同感だ」
「何言ってるですかアナタ達は、授業はまともに受けないとダメです」
4人はそれぞれの意見を述べ背伸びをしたりしているが次の授業からは実践練習のため3時間ぶっつつけで行うのだ
「やっしゃ!さっさと移動するか。遅れても面倒だし」
グレイがほかの三人に声をかけ移動しようとすると後ろから見知った声に声をかけられた
「お兄ちゃん達、もう移動するの?じゃあ一緒に行こうよ!」
「おう、ミリアかそれにルカちゃんも」
「は~い、ミリアちゃんのお兄さん、ミリアと仲良くなれてよかったね!」
「そうなんだよ、あっ、俺のことはグレイでいいぞ」
「いや、ちょっと、今までが今までだったから、しばらくはお兄さんで」
「そうか、オーケーオーケー」
「ちょっと、お兄ちゃん達私を無視しないでよ!」
「そうだったなゴメンごめん、でそういうことだけどリクたちはいいか?」
グレイはミリアの申し出にリクとアリアに確認した
「俺は別にいいぞ」
「私もいいです」
「じゃ、俺たちで行くか」
そうして6人が集まり大所帯となった一同は次の授業場所である、訓練棟・第二闘技場に向かった




