17話 手紙
教室へと戻ったグレイたちはレイラの帰りを今か今かと待っていた
「ラッシュ~俺たちどうしようか?」
「ククッ、まぁのんびり待ってよう。あとはレイちゃん先生に任せるとして」
「でもさぁ~」
「うるさいぞ、グレイもう待ってるしかないだろ」
二人が教室でこんな会話をしているとき
学園長室では
「お願いします!グレイ君たちはとてもいい子なんです
それにシルバーウルフを退けただけでも
すごいじゃないですか!!」
レイラがグレイたちを必死にかばい
退学を取り消そうと奮闘していた
「そう言われましてもこれは決定事項なので
依頼が達成できなかったそれが事実なのです」
「そうですよ、レイラ先生あんな落ちこぼれどもをかばっても
うちの学園のプラスになんかなりません」
学園長と教頭は表情は真面目に作っていても
心の中では嫌な笑みを浮かべていた
「そんな!生徒のことを落ちこぼれなんて言うなんて
教師として失格じゃありませんか!
それにあの子達は落ちこぼれなんかではありません!!」
レイラは必死に学園長たちに食い下がるが
まったくもって聞き入ってはもらえない
「落ちこぼれは所詮落ちこぼれなんです
これは変わりようのない事実です
ですので落ちこぼれたちの退学は既に決定なのですよ
いくらあなたの生徒だからといってここまでしなくていいのです
なので諦めてくださいレイラ先生」
学園長が最後にこう占めると同時に窓から一通の手紙が
学園長のもとに届いた
その宛先を見ると学園長の顔の色がみるみる変わった
「レイラ先生一旦外に出てもらえますか?」
「なんでですか!まだ話は終わって・・・・・」
「教頭先生!!」
レイラが言い終わる前に学園長は
教頭にレイラを外に連れて行くように指示をした
その時もレイラは叫んでいたが学園長は無視いや耳に入っていなかっただろう
なぜなら学園長のもとに届いた一通の手紙その送り主が
国王と並ぶ権力を持つ存在であり
1年前に突如姿を現さなくなった全ギルド最強と言われた
『武神』
からの手紙であったのだから




