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15話 お互いの気持ち

「ふぃ~、終わった終わった」


「ククッ、お疲れ」


グレイは龍月を空間にしまいラッシュたちの元に戻ってきた


「ミリア!大丈夫だったかい!お兄ちゃんが

 ちゃんとミリアの敵は斬ったよ」


嬉しそうにしながらグレイは両手でミリアの手を取り

振り回していたが呆然としていたミリアの意識が戻ると


「ちょっと!今のはどういうこと!なんでお兄・・兄貴があの狼

 を倒せるのよ!」


ミリアは今までのグレイの強さが昔なんかとは比べ物に

ならず今までの学園での姿はなんだったのかと驚きを隠せずにいた


「い、いや、その、ね、隠してたわけじゃないんだけど」


「ククッ、思いっきり隠してただろ」


「ラッシュは黙ってろや」


グレイは今まで隠してたことを隠そうと冷や汗をかきながら

言い訳しようとしたがラッシュにバッサリと切られてしまった


「で、なんで今までこんなに強いことを隠していたんですか」


ミリアは笑顔で話しかけてくるが目はまったくもって

笑ってはいなかった


「わ、わかった。でも笑わないで聞いてくれよ」


「大丈夫です」


ミリアの笑顔にひよったグレイは

話すことにしたがその一言ミリアは


「ミリアにかっこいいところを見せる時まで

 隠してたんだ!」


爆発した


「なんでそんなことのために、今まで隠してたんですか!

 私がいままでどんな思いだったか知っていますか!

 兄貴が学園で落ちこぼれとしていたから

 私がしっかりしないと思って頑張った!

 でもでも・・・兄貴が馬鹿にされるのは悲しかった

 んだよお兄ちゃん」  


「ミリア・・・・」


ミリアは今まで思っていたことをすべてグレイに吐き出した

だんだん声は小さくなっていったがグレイもその一言一言は

聞き逃さなかった。そして


「ゴメンなミリア、こんなダメなお兄ちゃんで

 今からじゃ遅いかもしれないけど、俺ミリアの

 誇れるお兄ちゃんになるからな」


「お兄ちゃん」


グレイはミリアのことを優しく抱きしめた

ミリアもそれを受け入れ静かにグレイの胸の中で静かに泣いていた





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