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4詩、呼ばれる雨
空は快晴だが
ゲコゲコと田んぼから鳴き声がした
カエルだ
アイツらが鳴くと
雨が呼ばれると言う
要は降ると言う事だ
しばらくして、にわかに曇り出す
ぽつぽつと雫が落ちてくる
ザァーと降り出してきた
室内にいたから、良かったけど
外にいたらヤバかった
ずぶ濡れになっていたろうな
私は電気ケトルから、お湯をカップに注ぐ
コポコポと音がして湯気が立つ
相変わらず、コーヒーを淹れたのだ
まあ、今は暑いし
冷蔵庫に近づいて
下にある冷凍庫の扉を開けた
目当ては氷だ
ガサガサと音を立てながら、スコップ状の道具で何個か、氷を掬う
カップの中にそれを投入した
傍らにあるスプーンで素早く混ぜる
冷凍庫に道具を戻し、扉を閉めた
出来上がったアイスコーヒーを口に含む
冷たいながらに程よい苦味と甘みが口内に広がる
美味しい
素直にそう言う感想が出た
ちびちびと飲みながら、窓ガラスに当たる雨粒を見つめた
外では雨風が強まっていたのだった




