表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
KNIFE & BLUE ROSE  作者: cowori
PR
19/25

アックは補習

「はい!皆さんお集まりになったところで、そろそろ始めたいと思ます」


小学校の教室の様な部屋の中で、教壇にはクロ先生、生徒は僕一人。


ことちゃん、ポン太ちゃん、おばあちゃん、トメさんに、ヘラブナ爺さんまで…、後ろに並べられた椅子に座って居る。


「あの…、この状況は何でしょうか?」


「今日は参観日なのです。皆んなアックの補習を観に集まってくれたから、頑張りましょう!」


「……はい。」


『アック!頑張って!』


「保護者の皆さんはお静かにお願いしますね!それでは、1時限目は愛についてですね!」


『あ!それは私の得意分野ね!』


「えー、保護者の皆さんはお静かにお願いします。

愛は当然目には見えませんね?ですが、大切なのは、愛とは概念ではないということです。魚達にとって水がある様に、動物達にとって空気がある様に、私達には愛があるのだと思って下さい。」


クロは、教壇の机の上を右に左にと得意げに歩き回りながら熱弁をふるう。


「この根本的な理解が必要ですね。アックに分かりやすくするために塗り絵を用意しました。プリント係のヘラブナ爺さん!プリントを配って下さい。」


−−−−−−−−−−−−


「はい、皆さん上手に塗れましたか?出来た人は手を上げて下さいね。」


「生徒は僕だけなんですが…。はい!」


「さすがアック!一番早いですね!では前に出て発表して下さい。」


「えーと、お魚の周りは水なので、水色に塗りました。」


『「「「 パチパチパチ 」」」』


「動物の周りは空気なので、透明に塗りました。」


『「「「 パチパチパチ 」」」』


「僕達の周りは愛なので、ピンク色に塗りました。」


『「「「 パチパチパチ 」」」』


『アック!素晴らしわ!』


「お静かに。良いですか?愛とは概念ではないのです。ただそこにあるのだから。そして、魔法とは愛を形にする様なものですね。」


−−−−−−−−−−−−


「それでは2時限目に入ります!さくらちゃん!授業中にミカンは食べちゃダメですよ。」


だが、さくらちゃんはおばあちゃんなので、聞こえていないようだ。


「えー、そろそろ皆んな退屈そうなので、ここでスペシャルな先生をお呼びしました!では!皆さん拍手でお迎え下さい!どうぞ〜!」


『「「「 パチパチパチ 」」」』


「ごきげんよう。今日はよろしくお願いしますね。」


「えっ………神さま!?」


何と、スペシャルな先生とは神さまだった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ