不死鳥少女は抗えない
「はへぇ〜…美味しそうなケーキ〜…」
音を奏でる樹木による幻覚を受けたミエナは何処かをフラフラと歩いていた。しかし飛び出ていた木の根に足を引っ掛けて転んでしまう。
「ぷはっ!?あれ…何なのここ?」
その先には池があり、水中に落ちたミエナは眠気が覚めたかのように水面に飛び出てくる。
「うう〜、何で池の中に?下着もぐしょぐしょになっちゃった……っ!?」
入浴で温かい湯に入るならまだしも冷たく水草が群生する淀んだ池に落ちて、ドロドロのベタベタになったことに不快感で顔をしかめていると人の話声が聞こえ岩陰に隠れる。
「ほほほ、見れば見るほどあの鬱陶しい森が切り払われている光景は清々しいのう」
(あれはトードナ…何でここに?)
魔女のような高い鼻に深いシワの入った中年女性の貴族であるトードナが切り開かれた場所を心地良さそうに歩いていたことにミエナは首を傾げる。
(ミスティーユからシンフォニーフォレストまでドラゴンでも相当な距離があるはずなのに…私達と変わらない時間で来れるなんて)
最後にトードナを見たのはミスティーユで統治者が変わって増税を宣言した時だった。それから自分達は五日間グリーの背中に載ってここまで来たのだが、空で彼女らに追い越された訳でもないのに日が浅い内にまた会うとは思わなかった。
「お前達、作業状況はどうなっている?」
「奴隷を使うことで作業員の被害を最小限に留め、効率良く伐採しているため順調であります」
近くではミスティーユでも見掛けたトードナの近辺を守る衛兵達と粗末な服装と手枷や首輪で拘束された奴隷達がノコギリや斧を使い、次々と生えている木々の伐採作業をしていた。
(シンフォニーフォレストの木を斬っていたのはあの人達だったんだ)
何処かきな臭い貴族だとは思っていたが裏でシンフォニーフォレストの違法伐採に関与していたとは思いもよらなかった。
「それで例の『戒めの神殿』は見つかったのか」
「いいえ、ここにあることは確かなのですが…」
(何のことかは知らないけど、ここには何かあるみたいね…)
違法伐採だけでも許しがたいことだが、彼女の目的は木を伐採する他にも何かあるようだ。
「それと新しい奴隷の補充をお願いします。連中が抵抗しようと更に幻覚を見せてきていて、作業に支障が出始めています」
「何だと?全く虫けら共め、奴隷と言えども集めるのは簡単ではないのだぞ」
衛兵からの更なる報告と要請を聞いたトードナは鼻息を荒くしながら作業の邪魔をしている連中に嫌悪感を示すのだった。
「まあ、良い。ミスティーユには反抗的な輩が大勢いるからのう。そこから何人か見繕ってやるとしよう」
(何ですって、ミスティーユの人達をここで作業させるための奴隷に…!?)
増税の徴収に教会への取り壊し、その上でメイナスへの無理やりな求婚と許せないことばかりしていたのに、何の罪も関係もないミスティーユの人々を自分の違法伐採のための奴隷にしようと聞いてミエナは拳を強く握り締めて怒りを露わにする。
「とにかく待っておれ、今は求婚者と熱い蜜月を交わすので忙しいからのう。私の悩ましい姿態と美貌で骨抜きになること間違いなしじゃ」
(おえ…何か気持ち悪…メイナスさん、大丈夫かな)
よく見るとトードナはかなりの厚化粧をしていた。彼女的には自分よりも美しい者はいないと自負したいのだろうが、ただでさえ魔女のように見える顔面が目を背けたくなるほどの破壊力とグロテスクさを生み出し、本ならば検閲かモザイクが入りそうな有様だった。
同性であるミエナやトードナの周りにいる衛兵や奴隷達ですら思わず吐きそうになるほどで、まだヒキガエルにキスした方がマシだと考えてしまい、話題にあった求婚者であるメイナスが、これからあんな見た目のトードナにどんな目に遭わされるか?
答えは至って簡単だろう。あの歩く検閲顔の女にどんな目に遭わされるか、想像するだけで鳥肌が立ってしまう。
(メイナスさんの言う通り、あの貴族…きな臭いだけじゃ済まないかも)
トードナが森を後にするのを見たミエナは何かあると考え追跡を試みることにする。
▷▷▷
「はあ…はあ…♡アメジス…何だかあたしぃ…ほわほわするぅ〜…」
「私もだよぉ…♡」
スザクとアメジスは共にほんわかした様子で森の中をフラフラと歩いていた。
「ふぎぃっ!?♡」
しかし歩いていたスザクは不意に下半身が強く締め付けられる感触に思わず声を出すと同時に意識がハッとなり幻覚から目を覚ますのだった。
「くうっ…何で木が…ううっ…あたしのパンツ…引っ張るんだぁ…♡」
見上げると老木の枝が伸びてスザクのショートパンツのお尻の部分から中に入り込み、更に彼女の下着に絡みついて引っ張り上げていたのだ。
「おっ…おおっ…何だ」
下半身を締め上げられる感触に悶えて内股になっていると足が力任せに引っ張られてしまう。他の枝がスザクの足や腕に巻き付いて引っ張り始めたのだ。
「んあっ…♡ちょ…くすぐった…♡」
手足を引っ張り抵抗出来なくなったところで枝の群れはスザクの服の中に入り込んで這いずり回る。
「くっ…はう…♡この枝、ヌルヌルしてて…気持ち良い…♡」
服の外から見て分かる程に枝の触手はスザクの身体を這い回っており、その間に枝からは粘性の高い樹液を出しているのか彼女の身体をヌルヌルにして背徳的な見た目を醸し出していた。
「あれ…スザクちゃん…」
「んうう…♡動けなくされて…ヌルヌルにされでぇ…くすぐったくて…ムズムズして…気持ち良い…♡」
アメジスは枝に捕まらなかったため幻惑状態のままであったが、ずっと側にいたはずのスザクがいないことに辺りを探して木に捕まっているのに気が付く。
「んん…♡最高…♡」
「スザクちゃん…むう…」
スザク相手に枝の触手責めは何ら問題ない光景だが、アメジスは見ていて何だか胸がモヤモヤして仕方なかった。
「くはあっ…♡ちゅうちゅうされてぇ…♡気持ち良いぃ…♡もっとぉ…やってぇ…♡」
言われるまでもなく枝の触手達はアサガオの蔓のようにスザクの魅惑的な身体を巻き付いていく。足の小指のような身体の末端から首と言った急所、更には胸や尻や股間と言った敏感な部分にも巻き付いてそこから根を張り巡らせ血とマナミナを奪う。
「ううっ〜…モヤモヤするぅ〜…!スザクちゃん!」
見るに耐えられないとアメジスは枝や蔓に掴まり、どんどん登ってスザクの元へと近付いて行く。
「スザクちゃんの…マナミナは…私のなんだから!」
「ひうん!?アメジス、どうした…」
負けじとアメジスは夜でもないのにスザクの血とマナミナを吸おうと噛み付く。しかし夜でないと吸血鬼の牙は生えないため単なる甘噛みになってしまい、血もマナミナも吸えずスザクの柔肌を吸うだけだった。
「ぷはっ…スザクちゃんの肌、柔らかくて甘いね♡」
「アメジス…はう…♡そそは…くすぐったいよぉ…♡」
口付けだけになってしまったがこれはこれでアリだとアメジスは何度も何度もスザクの身体のあちこちにキスをし柔肌にキスマークが付くほど吸い付き喘ぎ声を出させる。
『ギシャシャ』
「え…きゃあ!?」
「アメジス!?」
笑い声が聞こえたかと思えば枝の触手はアメジスを摘み上げて放り投げる。
『『『ギシャシャ』』』
「あれは…キノコ?」
見上げると木の枝には無数に点在するギョロ目と毒々しい斑点が特徴的な毒キノコが生えており、キノコの幹には鋭い牙が生えた口が螺旋状にあるのが見受けられた。
『ギシャシャ』
「はうっ!?これは…根っこ?」
ボコッと土が蜂起したかと思えば、スザクを捕らえている木の根がアメジスの首に巻き付き、彼女を力任せに地面にひれ伏せさせる。
「く…苦しい…!?」
『『『ギャギャギャギャ!』』』
今度は首を絞められて苦しむアメジスを見たキノコ達は下品で残忍な笑い声を挙げていた。間違いなく自分達を捕らえているこの木はキノコ達に手足のように操られているようだ。
「かはっ…スザク…ちゃん…」
「アメジス…!止めろー!」
クリムゾングルでアメジスが目の前でノイズリッチに固められた記憶がスザクの脳裏を過ぎり、今度は目の前で首を絞められて苦しそうになっているのを目の当たりにしたスザクは強い怒りと共に炎の翼を身体から噴出させる。
拘束している全てが植物であるため放出された炎を受けた蔓は着火し、そのまま燃え広がって樹木全体が一炎上するのだった。
『『『ギャギャー!?』』』
当然キノコだって厳密には異なるが植物と変わらないため、樹木が燃えたことでキノコ達も巻き添えで火達磨になり枝からボトボトと落ちてくる。
「アメジス、大丈夫か」
「けほ、けほ…スザクちゃん…ありがとう」
首を絞めていた蔦も燃えたことでアメジスは数回咳き込んだ後で、思い切り息を吸い込んで落ち着きを取り戻すのだった。
「この木…あの変なキノコに操られてたのかな」
スザクの放った炎によって燃える大木とキノコを交互に見たアメジスも、この二つが強い関係にあることに気が付く。
「そう言えばここは何処なんだ」
「さっきは幸せな気分だったけど、皆もいつの間にかいなくなってる」
今まで幸せな幻覚を見せられてここまで歩いていたが、キノコ達の襲撃で目が覚めて自分達が仲間とハグレて孤立していることに気が付き途方に暮れるのだった。
「ここはあたしがアメジスを背負って行こうか?」
「え、良いの?」
「ああ、空を飛んだ方が早いだろうしな」
こんな木々の多い場所では何処をどう歩いているか分からないし、ここは遮蔽物の少ない空へ出てみるのが得策だろう。
「ふふっ、何だかスザクちゃんとパンドラの森で出会った時みたいだね」
「ああ、あの時の夕日は綺麗だったな」
パンドラの森で卵から孵化したスザクの背中に乗って見た夕日を思い出したアメジスは感慨深く呟き、スザクもその時の美しさを思い出してしみじみしていた。
「やはりあなたが不死鳥の子の親代わりなのね」
ここは人が寄り付かない密林で今はこの場にスザクとアメジスしかいない。それなのに聞き覚えのある第三者の声にハッとなってそちらに目を向けると、切り揃えられた髪と白衣が特徴的な女性が立っていた。
「あれ、あんたは確か…」
「アルノ…さん?」
「久しぶりね、不死鳥の少女スザクに吸血鬼の少女アメジス」
忘れたくとも忘れられない。その人物はスザクの身体を切り刻んでは様々な実験をし、アメジスやニナからマナミナを限界まで吸い尽くそうとし、更にはアンデッドセイリュウを蘇らせたドラグングニル帝国の研究者であるアルノだった。
「何しに来たんですか」
スザクには悪い人物には思えないだろうが、アメジスからすれば人を人とは思わず単なる実験動物としか思わない人物だと周知しているため警戒する。
「やはり不死鳥の炎は再生だけでなく、攻撃にも転用されるのね」
しかし彼女はその言葉に答えることなく、灰になったキノコ達の経過観察をしていた。
「まさかそのキノコは…」
「そうよ。私が作った全く新しいモンスター『パラサイトルーパー』よ」
何か知っているような様子からして、木を操っていたキノコはアルノが作り出した新種のモンスターだった。セイリュウをアンデッドにしたのだからそれぐらいはお手の物だろう。
「神殿とエンブレムを探すためにここまで来たけど、思わぬお土産が見つかったわ。さあ、気持ち良いことをたくさんしてあげるから一緒に行きましょう」
「本当か」
アルノには別の目的があったようだが、念願の不死鳥を手に入れるチャンスが来たことで何としても手に入れようとスザクを誘惑してくる。
「スザクちゃん!ダメだよ!」
しかしスザクは良くてもアルノのすることはきっと多くの人々を不幸に陥れるだろうとアメジスは引き止めに入る。特に帝国の手によって義理の父親から引き離され、アルノの手で生きたまま身体を切り刻まれたステラは怨敵であるアルノを殺してでも止めるだろう。
「…そもそもあなたが孵化する時に側にいなければこんなことにはならなかったのよ。その償いはして貰うわ」
様々な偶然が重なってアメジスはスザクが孵化する瞬間に立ち会ったために刷り込みでアメジスを家族として認識したことで、ドラグングニル帝国は不死鳥を手に入れるチャンスを取り逃した。
だからこそアルノはアメジスにその罪滅ぼしをさせると宣言し指を弾く。
「償いって、そんな勝手なことを……いたっ!?」
そんな勝手が許されてたまるかと反論しようとするアメジスだが、ふと身体に先程の蔓のような物体に締め上げられるような痛みが走る。
「な…何これ…!?」
いつの間にかアメジスの身体には血管のように躍動する菌糸がこびりついていたのだ。そして躍動する度に身体からマナミナを吸い取り、一部分が瘤のように膨らんでいく。
『ギ…ギャ…ギャギャギ……ギャギャギャギャ!』
「このキノコは…さっきの!?」
瘤はみるみる内に先程の大木にも生えていたキノコのような形になり、下品な笑い声をアメジスの皮膚の上で挙げていたのだった。
「あらあら、何処かでキノコの菌糸がくっついたようね?最近はクリムゾングルや野菜にもパラサイトルーパーを試したからひょっとすると…」
言われてみれば凶暴化した野菜もキノコと同じ目や口をしていたし、クリムゾングルのノイズリッチも蛇だと思っていた部分はキノコのような形をしていたようにも思えた。
「まさかあの時のキノコが私に…!?」
「ふふふっ、今更遅いわよ。最早あなたの身体は既にキノコの支配下にあるわ」
徐々にアメジスは身体が言う事を聞かなくなり、抵抗する力が失われて腕がガクンと落ちる。
「アメジス?」
「ふふへへぇ…スザクちゃん…」
心配して声を掛けるとアメジスは振り返るのだが目はトロンとし、口からは涎を垂らして薄ら笑いをしている様子は正気ではないようにも思えた。
「スザクちゃん〜…!」
「わわっ!アメジス…!?」
近寄って容体を確認しようとしたが好都合と言わんばかりに薄ら笑いをしながらスザクに抱き着いて押し倒すアメジス。
「な…なん…むぐぅ…!?」
「ん〜…♡」
訳が分からないでいるとアメジスは有無を言わさずにスザクに口付けをして台詞を遮ったのだ。
「んんっ…♡んむっ…♡」
しかもただの口付けではなかった。マナミナを吸われる脱力感はもちろん、入れ替わりで身体の芯からゾワゾワする何かがスザクの身体に流れ込んでくる。
「んんっ…ぷはっ♡アメジス…ちょっと、激しい…♡」
一度アメジスを引き離したスザクは顔が赤くなり、うっとりとした目付きでアメジスを見ていた。いつもはどんな苦痛を伴う攻撃を嬉々として受け止められるスザクだが、既にアメジスとのキスによる快感の余韻で動けなくなっていた。
「身体を見てご覧なさい。既にキノコの根である菌糸があなたの身体にも生えているわ」
身体がゾワゾワすると思ったらアメジスの菌糸がキスを介してスザクの身体にも張り巡らされていたのだ。
「あなたのマナミナを触媒に成長し、寄生した相手の神経系を支配するわ。例えばこんな風に…」
「っ!?あああああああぁぁぁぁ♡」
アルノが指を弾くとスザクの身体に強烈な快感が落雷のように駆け抜け、一気に昇天してしまいそうな凄まじさにスザクは断末魔のような喘ぎ声を張り上げる。
「今あなたの神経の感度を人の百倍にし、その上で落雷と同じ激痛が走るようにしたわ。何もしなくても風が吹くだけで痛みが走るけど、あなたには耐え難い快感になって身体を襲ってるわよね?」
「いあああああぁぁぁぁ♡」
淡々とアルノは説明していたが、スザクからすれば口よりもその身体を持ってして何が起きているか体感し落雷のような快感に叫び続けていた。
「こんなことも」
「はうあ…あれ…」
再び指を弾くと先程の激痛も快感も嘘のように消え去り、スザクも何が起こったか分からないと言った様子だった。
「今度は痛覚と快楽神経を遮断したわ。これでさっきの事を打ち消したけど…」
「っ!?ぎゃあああああ!?」
また指を弾くと激痛が走るのだが、今度はどうしたことか快感に変わらず単なる痛みとして身体を襲ったためにスザクは掘り出されたミミズのようにのたうち回る。
「ふふふっ、快楽神経を遮断したまま痛覚を戻したから、苦痛はダイレクトに苦痛としてあなたを襲っているわ」
今度は快楽神経だけを遮断した状態で先程の苦痛を呼び覚ましたのだ。そのためスザクは受けたダメージを快感に変えられずに苦痛としてその身に受けることとなった。
「がはっ…!?ぐうっ…!?」
「久しぶりでしょ?単なる苦痛を受ける苦しみを味わうのは?でも、それで終わるあなたではないでしょう?」
身体をビクッビクッとさせるスザクをアルノは実験の成果が出たことに喜ぶと同時に、自身のとある考察が正しいかどうか確かめようとしていた。
「くうっ…んんっ…あれぇ…♡でも…いつもより…良い…♡気持ち良い…かもぉ…♡」
ところがのたうち回っていたスザクは次第にダメージをダイレクトに受けた分だけの強い快感に身体が溶けてしまいそうになる。
「……もう一度」
「あがっ!?ぐああああ…!?……ほお…♡はひぃ…♡い…いつもより……激しい…き…気持ち良いぃ…♡」
アルノはまた再び指を弾くと快楽神経が遮断され、ダメージがそのまま苦痛として伝わり苦しむもすぐに快感となり――いや、通常の何倍もの快感となってスザクの身体を蝕むように襲い、余りの絶頂に本当に身体が溶けそうになる。
「思った通りだわ。神経系を弄っても不死鳥の再生の力で元の状態に戻り、ダメージを苦痛として受けた分だけ回復と再生、そして何倍もの快感が走るようね」
そんな蕩けたスザクに自慢の菌糸の力が跳ね除けられるも、アルノは宝の在り処を突き止めた海賊のようにワクワクとした面持ちで自身の考察を述べる。
「せっかくだから色々実験しましょうか…ここには私の作り出した改造モンスターがいて、あなたを気持ち良く…いいえ、あなたにはこれから嫌と言うほどの快楽地獄を味わって貰うわ♪」
「うへへへぇ〜…スザクちゃん〜…♡」
アルノの側にはパラサイトルーパーに操られたアメジス、そしてアルノの手によって生み出されたモンスターがウジャウジャ現れてスザクの魅惑的な身体に狙いを定める。
「逃げられないわよ?パラサイトルーパーの力はもちろん、あなたの家族は私の手に堕ちたも同然。しかも彼女からの攻めは拒否出来ないでしょ?」
「はあ…はあ…はあ…♡ふへえへへへ…♡ひぃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ〜♡」
逃げられない、抗えない、そもそも拒否する気もないと無い無い尽くしの快感地獄が迫ってくることにスザクは期待と恐怖の入り混じった顔で力無く蕩けた笑い声を発し、直後にシンフォニーフォレストに断末魔のような艷声が響き渡り震撼させるのだった。




