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天来  作者:
超越者達
88/102

黒蝕.5

「竜技・氷蒼華!」

シリウスは槍に氷を纏わせ、バクラに攻撃を仕掛ける。

「バーニングスラッシュ!」

バクラの持つ大剣がそれを打ち砕く。

シリウスは吹き飛ばされる。

「っ!」

シリウスの槍を掴んでいた手が痛む。

(こいつ、力強いな…)

「貴様やるな。この一撃を受け切るとは。」

バクラは余裕を見せている。

「そんなんで倒れる程、雑に鍛錬してないさ。」

シリウスもそれに対抗する。

「そう来なくては!」

バクラは一気に距離を詰め、大剣を振り下ろす。

シリウスはそれをかわす。

振り下ろされた大剣は床を砕く。

「竜技・氷蒼華!」

隙を狙ってシリウスは技を繰り出した。

「っ!」

槍と大剣がぶつかり合う。

シリウスは力を加えて押し込む。

「なんのっ!」

バクラは力を振り絞ってシリウスを押し戻した。

「マジか…!」

「バーニングブラスト!」

バクラが大剣を振り下ろすと炎が飛び出す。

シリウスはそれを紙一重でかわし、素早く間合いに入る。

シリウスは猛攻を仕掛け、バクラは防戦一方になる。

「バーニングサイクロン!」

大剣を一回転に振り回し、その軌跡に沿うように炎が噴き出す。

シリウスは飛び上がってそれを避けた。

「竜技・天雷!」

雷がバクラに落ちる。

「っ!」

その攻撃を受けてなお、バクラは大剣をシリウスに向ける。

シリウスはそれを後ろに飛んで避けた。

(やり辛い…。俺の攻撃を悉く避ける。まるで俺が何をするのか事前に分かっているかのように…)

「厄介な能力だな。」

「竜技・竜閃!」

バクラに真空波が飛んでくる。

「っ!」

バクラはのけぞる。

シリウスはその隙にバクラを蹴り上げる。

「はぁ!」

そして飛び上がったバクラを叩き落とした。

「…効くな…!」

バクラはそう言いながら立ち上がった。

「こいつ…マジか…!」

シリウスはバクラのタフさに驚いていた。

「あんた、よく耐えるなぁ。」

「当然!俺は女王様の騎士!この程度で倒れる訳にはいかない!」

「…!」

シリウスはバクラの気迫に気圧されそうになる。

「バーニング…!」

バクラの動きが急に止まった。

「…?」

シリウスは困惑する。

「そうか…セルファとキルシカがやられたか…」

(今なら、もしかしたら…)

「セルファ、キルシカ…追い出せ」


「おーい、本当に死んでないわよね?」

禮は恐る恐るセルファの様子を見る。

その時、セルファが急に起き上がった。

「なっ!?」

そして、禮を城外に投げ飛ばした。


キルシカも同様に泥阿を城外へと突き飛ばす。

「嘘っ!?」


「これで…王女様に敵対する者は城内にいない。俺も城外へと…より広い戦いの場を…」

「何を言って…!」

そして、シリウスは死角から城外に投げられる。

(…!?…誰…?)

シリウスは魂で気配を探ることはできる。

しかし、不意のしかも死角からでは対処しきれなかった。

シリウスは外の大地に足をつける。

城の方を見る。

さっき自分が投げ出された時、壁ごと突き破られた。

その穴からは大きな力の放出が見える。

「なんだ…一体何が…?」

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