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天来  作者:
超越者達
86/102

黒蝕.3

「天明の護符!」

禮は光り輝く札を投げ込む。

「アイスストーム!」

セルファは氷の弾丸を放つ。

しかし、弾丸は禮に届かない。

(まただ、時々弾丸が当たらない時がある。あいつの能力か?)

城が大きく揺れる。

「っ!王女様も戦ってるのか。」

「草薙の剣!」

光の剣を禮が振り下ろす。

「っと!」

銃でそれを防いだ。

(敵の扱う武器は二丁拳銃。弾丸は当たると凍る。でも、私の能力と相性が悪そうね。)

「減算!」

セルファが弾丸をまた打ち込む。

しかし、それは届かない。

「なら…」

セルファは禮の頭上に飛び上がった。

「これでどうよ!」

氷の弾丸は当たった。

「っ!」

弾丸を庇って、禮の左腕が凍りつく。

(やっぱりだ、相手の能力はある方向にしか作用しない。軸を入れ替えてしまえば攻撃は通る。)

「神鎖!」

札を巻きつけて拘束しようとする。

「甘いね!」

セルファは素早くそれをかわす。

「天明の護符!」

「ふふっ」

投げつけられた札に弾丸を打ち込む。

「君なかなかやるねぇ。」

「それはどうも!」

複数の札が円を描くように動く。

「極楽浄土!」

光線が放たれた。

「そうくるか!ブリザードバレッド!」

それに応えるように無数の弾丸を打ち込む。

技のぶつかり合いが収まり、2人は再度向かい合う。

(技の強さは同じくらいか…でも、僕にはとっておきがある!)

セルファは禮の方へと走る。

「!?」

禮が戸惑っている隙にセルファは弾丸を打ち込む。

「光鏡!」

札を盾にして弾丸を防ぐ。

「終わりだ!」

セルファの銃の形状が変化する。

「二丁拳銃より強い氷の弾丸を放てるマグナムだ!

アブソリュート・ゼロ!」

光線のように見える弾丸の軌跡が、この技の威力を物語っている。

勝負は決したかのように思えた。

「…いない!?」

しかし、目の前にいたはずの禮がいなかった。

「油断したわね。」

「!」

禮はセルファの背後にいた。

セルファは禮の能力の一端を知っただけ、禮が一時的に時を止められることを知らなかった。

「あなたは私の能力を看破したつもりだろうけど、甘かったわね。」

セルファの頭に天明の護符をつけてそれを炸裂させる。

「っ!」

セルファは吹き飛ばされた。

「…流石に、死んでないわよね。」

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