我は必ず、みなと共に、平和な世界を掴み取るのだ
僕の口からそんな言葉が出てきた。自分でも失礼な言葉だと思った。でも、絶対に同意してくるという確信もあった。
「いいだろう。なら、見つからないうちに俺の部屋まで行こう。」
僕達は、永希の部屋だと言う部屋まで走って行き、入って行った。
「僕が大将なのは決定って感じだね。」
「いや、普通俺だろ。」
「瑠美も偉い人がいい。」
「俺が1番年上だろうし、俺は本物の王子だし、俺に決まってんだろ?」
「あのねぇ、王子になるために、あんたが何かしたわけ?親は関係ないっての。自分には何もないの?親のすね齧ってる奴には任せられないね。」
挑発は完璧かな?さっすが、僕って感じだよ。
「瑠美は?」
「瑠美は、何が得意?」
「えっと、お勉強と…。…う~ん、お絵かき。」
お絵かき!?どうしろと?それは、僕にどうしろと言うの!?
「あとお歌!」
何か僕と被ってるしさ!何で僕の得意なことを言ってるの?
「どしたの?」
「決まったよ。僕が大将で、瑠美が参謀で、永希が兵士ね。」
「何で俺が兵士なんだよ!」
「じゃあ、永希君は何が得意なんでちゅか?」
「…この野郎。得意…なこと?俺は基本的に何でも出来るし。」
何もないの?ウケるんだけど。何か言えば潰してやったのに…。
「分かった。じゃあ、僕は軍師やるよ。」
「えっ!いきなりどしたんだ?」
「ゲームオーバーになっちゃったから。」
僕は、永希の言動を読むというゲームをしていた。で、得意なことが当たんなかったから、ゲームオーバー。
「は?」
「僕はそもそも、軍師のつもりだったし。でも、面白いからからかっちゃった。ごめんね、永希様っ☆」
「だが…。」
「僕が守ってあげるから、僕を助けて下さい、ねっ♪」




