本当に大切な ''こと'' はずっと心にあるものなのだ
「すごい可愛いわね。」
「うむ、そうだな。」
「あの髪の長い子、超可愛くない?」
「オレもあの子が、1番可愛いと思う。」
「我は眼鏡の子が1番いいと思うのだが。」
「ボクはゆかたん一筋でしゅから、しゃっきまで嬉しくて声も出ましぇんでしたが、ボクはflowerの、特にゆかたんの大ファンでしゅから。」
「あの子たちってアイドルなの?」
「そうでしゅよ。超人気アイドルflowerを知らないんでしゅか!?あの3人は姉妹で、1番上が北条桃花、真ん中が優花、1番下が花恋でしゅ。桃花は……。」
蘭ちゃんがぺらぺらと喋っている。相当大ファンなのだろう。でしゅくらいしか噛んでないし。それに、むっちゃ詳しいし。
「……なのでしゅよ。それで、」
「OK、蘭ちゃんもういい。」
オレは、喋ってる蘭ちゃんを止めた。だって止めないといつまでも喋ってそうだったんだもん。
「でも、こんなところで。本当にラッキーでしゅね。」
「みんな~ありがとうっ!来月もやるから楽しみにしててねっ。」
『わあぁ~!!』
その子たちは、舞台から降りて行った。すると、ファンの人たちはすぐにいなくなってしまった。どっからあんなに人が湧いてるの。
「らむねのおうちがぁ。」
そのとき、らむねちゃんの声が聞こえて、すぐに『ゴゴゴゴッ』という音が聞こえてきた。
「何?」
「オレに言われても。」
音がした方を見ると、プルプルくんがオレたちの方へ歩いてきた。
「これはボクも予想外でしゅ。ましゃか、しょいちゅが動くとは思わなかったでしゅ。」
「お前らみんな、つぶされちゃえばいいのよっ!」
「らむねのおうちですぅ~!」
叫び声が聞こえた。両方とも聞いたことある声だな。
「くらうのよっ!」




