表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
25/146

…大切な ''ひと'' はずっと近くにいてくれてたのです

「稚夏ちゃん!!」

「…健人!…どうしたです?」

稚夏ちゃんが出てきた。どうしたと聞いているが、オレが来た理由は分かっているのだろう。

「美希さんを助けられないのか?」

「…まだムリです。…美希との約束は守りたいのです。…私は嘘つきになんかなりたくないですから。」

どうゆうことなのだろう。美希さんとの約束?

「…私ももう少し頑張ってみるです。…だから2人は悪を退治してほしいのです。…美希に罪をなすりつけている、本当の悪を…、本物の魔王を…。」

「稚夏が!そんな、そんにゃぁ。ごめんにゃしゃい。分かりました。早く甘世界スイートワールドに戻りましゅよ。」

オレたちは、またまた光に吸い込まれてプルプルくんの上に落下した。

「あれ?上に着いちゃったじゃないの。」

「うむ、だが何もないぞ。」

プルプルくんの上には何にもなかった。

「あっちに穴みたいなのが開いてましたよ。多分、洞窟なんじゃにゃいでしゅか?」

「何?滑り降りればいいの?」

「そうだな。」

 オレたちは、蘭ちゃんが指差していた方向へ滑り降りて行った。すると、隣に穴が開いていた。

「入る?」

「しかないであろう。」

「そうよね。」

さやちゃんは、洞窟の中に入って行った。それに続いてオレも由里を引っ張って入って行った。洞窟の中は薄暗く、とても気味が悪い。

「はわわぁ。な、何よここ。水が降ってくるわ。制服が濡れたぁ。」

「由里よ、少し静かに出来ぬか?」

「…ごめんなさい。」

さすがの由里も、7歳年下の子に言われて凹んでいる。

「あれ?奥に着いちゃいましたよ。何もにゃかったでしゅよね。」

「これ簡単に壊れるわよ。このまま貫通するとか?」

どんだけ壊したいんだよ。

「だが、あるかもしれぬぞ。」

「しょうでしゅね、ボクの力でも簡単に壊れちゃいましゅよ。」

オレも触ってみると、本当に簡単に崩れて行った。

「ちょっと、らむねのおうち壊さないでですぅ。」

どこかから少女の声が聞こえた。

「らむねが頑張って作ったのに壊すなんて酷いですぅ。」

さやちゃんよりちょっと小さいくらいの子が、由里に飛びついた。

「えっあぁ、ごめんなさい。えっと、らむねちゃんってゆうの?」

「ですぅ。らむねですぅ。お姉さんたちは誰ですぅ?」

「我はさやだ。そこにいるのが健人と由里。何と勇者のお方なのだっ。」

「勇者!?カッケーですぅ。凄いですぅ。」

華世界フラワーワールドの勇者がこの世界に来ている、という噂を聞かなかったのか?」

そんな噂があるんだ。てかオレたちって華世界の勇者だったの?

「えっ、じゃあやっぱりらむねの敵ですぅ。」

そう言ってらむねちゃんはオレに近づいてきた。

「らむねを突き飛ばして。そしたら、らむねはやられたふりするですぅ。で、たおしたってことにして進んでほしいのですぅ。あっちに抜け穴があるから、そっから出てですぅ。あかり様たちをお願いね。」

「何よ、健人に何をしたの?。」

オレは、訳が分からなかったが、らむねちゃんを押した。すると、らむねちゃんは吹っ飛んで行き、動かなくなった。

「健人?何があったのだ。」

「よく分からねぇが、あっちに抜け穴があるらしい。行ってみよう。」

「うん。」

言っていた方向に行くと、小さな穴が開いていた。

「これ?」

「だと思う。」

由里はその中に入って行った。続いてさやちゃんも入っていき、最後にオレも入って行った。結構狭いな。1分くらいそのまま進むと、由里の声がした。

「抜けたわよ。」

さやちゃんも抜け、オレも由里に掴まりながら何とか抜けた。

「何かしら、これ。」

そこには小川が流れていた。でも流れている水は、炭酸水のようにあわあわしていたのだ。

「飲めるのか?これ。」

「いや、飲まない方がいいと思うわよ。」

そうだよな、それで腹でも壊しちゃぁあれだもんな。

「あっ、お魚だ。」

「食べれるのか?それ。」

「分かったわ。さやちゃんお腹空いてるのね。」

「ん?なぜ分かったのだ。」

さやちゃん分かりやすいな。そのとき、どっかから音楽が流れてきた。

「flowerのライブ忘れてたですぅ。」

凄いスピードでらむねちゃんが隣を走り抜けていった。

「行ってみる?」

「ん、あぁ。」

オレたちは、音楽が聞こえた方へ行ってみた。するとそこには、たくさんの人がいた。

「アイドルかなんか?」

「さぁ。」

「オレも分からぬ。」

アイドルのライブでもやっているのかな?舞台の上には3人の少女が立っている。

「みんなー、大好きだよっ!」

『ももちゃ~ん!!』

「今日はホントにありがとね~!」

『うおぉー。ゆっかった~ん!!』

「お前らもっと気合い入れろ。」

『はいっ!花恋様っ!!!』

『行っくよ~!』

『はいっ!はいっ!はいっ!はいっ!はいっ!』

こんな感じです、はい。オレだって分かんないんだよ。

ももちゃんと呼ばれた子は、栗色でふわっふわの長い髪が特徴的だな。(オレ的には1番好み)

ゆかたんと呼ばれた子は、左側に髪の毛を結って、舞台の上を跳びまわっている。

花恋様と呼ばれた子は、黒髪のショートカットで、眼鏡をかけているのかな?

まぁ、こんな感じなんです、はい。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ