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家ごと引っ越し!←自宅ごと転移しちゃった(;'∀')  作者: 木苺
第2章 この3年で躍進したもの:心境の変化とあわせて
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新たな仲間:蜂の女王と新しいロボットたち (図あり)

ハチミツが欲しい ⇒ 養蜂をしよう ⇒蜜源管理 ⇒果樹栽培

と考えているうちに、

果樹栽培が過去の私における「夢の実行=好きな果実を庭で育てて旬を楽しむ」と密接に絡んでいたがために、「(庭木を育てる楽しみ)<(ご近所の羨望をかってしまって嫌がらせを受けた経験)」という思い出まで引き釣り出されることになり、 思わぬ 精神的疲労により 計画が行き詰まりけかけました。


実の所、同じ庭の果樹がらみでも、こちらに転移してきたそうそうの 元の家の庭木を移植する時には

「ベランダ温室=他者の目に触れることのない 私のプライベート空間を構築して自由に差配できる状況を実現」できたがゆえに、パパパと物事が進んだんです。


それはまた、「引っ越し特典を最大限に利用できるのは3日以内」という時間的制約がきつかったので、私にとっては 「感情を排して効率的に動くために自分の行動を合理的にコントロールする」ことをためらいなく実行できたからでした。


ちなみに 私は 前の世界でも 目的実現に向けて意識を集中させる持続時間は、だいたい3日くらいでした。そして一段階ギアを落とせば余裕で5日間くらいは 目標達成のために集中することができました。


今の生活なら、毎日 睡眠時間が保障され、外部干渉がないので マイペースで時間と活動を設計できるので、半年でも1年でも 自分の活動を最適化し、目標達成向けた集中力を持続させることができます。


ほんと恵まれた環境、万歳! であります。


だからこそ、「心の自由が産み出す新たな欲求を、楽しい気持ちで吟味する余裕」もあるわけです。

 ♬ ビバゆとり♡ ♬


挿絵(By みてみん)

  花蜜を集めている蜂の体に花粉がつく



養蜂について計画を立てていたとき、心の葛藤を経て、上記のような心境に至ったころ、 突然 我が家の「異次元スポット」に 訪問の打診がありました。


その頃には すでに、我が家にいる「異次元的存在」といいましょうか 妖精や精霊・神獣と言った者たちが、自分達の同類が訪れる異次元スポットを監視する体制を整えてくれていました。


それゆえ 突然の訪問者が 私の気づかぬうちに我が敷地内で活動をはじめていることもなくなり、たいてい 訪問希望を、うちのメンバーが受けつけて、いったんお帰りいただくということになっていたのです。


で、その時の訪問打診は、「蜂の女王」でした。

 なんとタイムリーな訪(おと)ない!


この方が元いた世界(話の内容から察するに 私が以前いた世界とよく似た世界)では、植生が人間に管理されすぎちゃって、殺虫剤その他化学薬品が 大気・土壌・水のあらゆる面にまで拡散・染み込んでしまっている状態で 蜂がもはや絶滅寸前。

 しかも ハウス栽培が増えると、蜂が以上に開花した作物に近づくことができない。

 逆に おとなしい性質を持つミツバチの品種が、授粉用に消費されて、子孫を残すことなくポイすてされてしまうこともあったとか>< それを 毎年毎年くりかえされると。


 そりゃね 授粉用の蜂の入った巣箱をレンタルして、お仕事が終わったら それをレンタル業者が改修して、きちんと繁殖するまで責任を持ってくれるならいいけれど、採算優先で 適当に使い捨てる業者もいたとかで・・>< 


(私が元いた世界でも 毎年授粉用のハチミツを新規購入していた農家が居たのは知っているけれど

 それがあっという間に、授粉用商品にされた固有種が絶滅寸前となっても、飼育動物は危惧種指定外なんて法律という名の政治の闇に放り込まれていたのは知ってる。

 使い捨て消費されていたのかどうかまでは知らないけれど。

 蜂の女王が居た世界では、授粉の仕事が終わった蜂の巣箱は燻蒸(殺虫)して燃やされていたんだって>< 酷《ひど》い!)


そして 蜂の健やかな生育を見守る「妖精のよ(・)う(・)な(・)存在」達も蜂とともに滅びる寸前。


そこで 「母なる蜂」ともいえる「蜂の女王」は、異世界への脱出を希望するということでした。


挿絵(By みてみん) 

  蜂は体についた花粉を 足でかき集めて団子状にして足先につけて運ぶ


「なぜ うちの存在を知ったの?」


「最近 私たちの世界から 餌場がなくなり困っていた蜂たちが 一斉に消えたので その後をついてきたのです」


なんとまあ、アカシックレコードは 異世界の情報を集めて情報検索の源となるだけでなく、

うちのシステムが、異世界で死ぬ運命だった蜂を見つけ出して、うちの世界に連れてくることにより、

その世界の蜂の命を助けると同時に

 うちの養蜂事業の開始の為の生物資源確保につなげる営み、にも役立っていたのでした!


そして ミツバチたちの転移ルートをたどって、「蜂の女王」が我が家の門を訪れた、という訳です。


◇


「それで あなたは何ができるの?」

ちょっとぶしつけな質問をしてしまいました。


「そうねえ、一言で言えば 蜂と蜂たちが必要とするエネルギー源や、蜂たちが健やかに暮らし分蜂できる環境と、蜂の群れとのマッチングよ。」


なんとなんと 「この環境で 生活できる蜂の群れはいくつか」とか

「この群れにふさわしい環境はどれ」とか 見極める力がおありなんだそうです!


あるいは 「この蜂のコロニーが 今必要としているもの」を見抜く力もお持ち。


ということなので、蜂の女王と眷属契約を結び、うちの養蜂計画の推進と実行に協力してもらうことにしました。


眷属「カーチャン(種族「蜂の女王」)」の誕生です。


◇


あわせて 養蜂と蜜源となる植物の植え付け計画を立てる サイバーロボット「みっちゃん」を、新設しました。


養蜂といえば ついついハチミツの採取、つまり人間が食べる分のことに気が行きますが、

このハチミツというのは、蜂にとっては自分達が生きていくための食事メニューの一つなのでした。


つまり 蜂は 巣の中で 食材である「花粉と花蜜」を調理して、

ハチミツ・ロイヤルゼリー・花粉だんご・蜂パンといった 蜂仲間のための食品を作り出していたのでした!



というわけで、私がコンスタントに はちみつを頂きつつ

蜂たちにも 健やかに生活し 繁殖していただくためには

蜂の生活圏で採取できる「花粉と花蜜」の量=花の開花量と

その区画に存在する蜂のコロニーのマッチングが必要なのでした。


そのため、養蜂開始前には、各種植物の作付け計画と

巣箱の設置数と 設置の場所と時期について しっかりと考え併せる必要があり

それには 必然的にサイバーロボットが必要。

 だって 私の脳みそでは そこまで考えが回らないもの!!


さらに それぞれの巣箱から採取するハチミツの量を適正に保つためには、出来上がったハチミツ全体量を把握したうえで、蜂たちが必要とする食事量をきっちりと残しておくという配慮も必要です。


挿絵(By みてみん) レンゲ



それゆえ 蜂蜜採取や巣箱の手入れには、養蜂1号を主任とする白系ロボット達があたるにしても、

養蜂全体を差配する サイバーロボットが必要なので、

新たに生み出したのが、「みっちゃん」でした。


サイバーみっちゃんは、

 蜂に関することは、「蜂の女王 カーチャン」と、

 畑作作物の開花に関しては「サイバー畑」

 水田や湿原で育つ植物に関しては「サイバーでんでん」

 果樹類に関しては「サイバーカジュン」

 その他の樹木に関しては「サイバージュモク」

 そして牧草等に関しては「妖精キチョウ」「妖精モンタ」「神獣シバ」「神獣ケン」

と協力して、敷地内の開花状況の把握に努めることとなりました。

 (この3年の間に 新設したサイバーロボット達もいろいろあります)


ちなみに 良質の牧草にもなるクローバーは蜜源植物でもあります。


私としても、

蜂にとっての必須食材である花蜜・花粉の確保や 蜂の生存維持及び繁殖と、

私のように蜂以外の種族が食べるために採蜜する(=蜂の上前をはねる行為)とのバランスについて考えるという 難解な問題を

ロボットと眷属に任せることができて ほっとしました!!


そりゃね 前の世界での養蜂では、ハチミツをパクったあとは

砂糖水を与えて、蜂にとって必要なエネルギー源を補っていたということは知ってましたけどね、


でも実際には、蜂が移動するために必要なエネルギー源として砂糖水は使えても、

蜂の健康維持のための栄養源として花粉が必要であり、

その花粉を調理して、保存食「蜂パン」にするためには花粉だけでなくハチミツが必要、

さらにその蜂パンから「種族維持(繁殖)を担う女王バチと蜂の幼虫」の餌となるがロイヤルゼリーが作られると知った時には、びっくりしました。


しかも そのハチミツそのものが、働きバチ達の労働によってつくられたものなのです。


挿絵(By みてみん) 


その過程は、

・働きバチの体内にあった酵素の働きで花蜜の中にあったショ糖が、果糖とブドウ糖に変化

・巣の中の花蜜保存部屋の中で、

  蜂の羽ばたきによる風で、花蜜の中の水分は蒸発

  34度前後に保たれた室温により 花蜜は熟成・濃縮されてハチミツに変化

・完成したハチミツは蜜ろうでふたをされて保存用食料となる

・みつ蝋もまた、働き蜂の体内に蓄えられたハチミツが変化したものである


と言った具合に、ものすごい重労働の成果であったハチミツ!\(◎o◎)/!


(どおりで、レンゲハチミツは好きだけど、レンゲの花から直接 花の蜜を吸ってもおいしくなかったはずだわ。まあ 私の吸い方がへたくそだったというのもあると思う。

 従妹はおいしそうに レンゲの花の小花の付け根を吸っていたけど・・


あれはたぶん 従妹の母君であるおばさんが、幼い頃 そうやってレンゲの花蜜を吸うのが好きだったと母が言っていたので、従妹も幼い頃 母君と一緒レンゲの花を楽しんでいた経験がそうさせているのだろうと思った。

 というのも 私の母は レンゲの花を眺めるだけで 自分で花蜜を吸おうとはけっしていない人だったから。


私も 従妹のお付き合いでレンゲの花を口にして、幸せそうな従妹の顔を眺めている時間の方が多かった。 だって レンゲの花蜜を上手に吸うのは むつかしいのだもの・・)


 また ハチミツが変化してできた蜜蝋の半分は、分蜂により飛び去る女王蜂の群れが持って出て、新しい巣を持つときの、建材として使うのでした。


◇


というわけで 私の「ハチミツを食べたい!」という欲求を満たすためだけの養蜂ではなく、

異世界で絶滅寸前となったハチたちに、こちらの世界で生存場所を提供する(避難所となる)という新たな役割すら担うことになった養蜂活動として、

しっかりとうちの敷地内の設計を考えることになったわけです。


いくらなんでも 異世界というか元の世界で絶滅寸前のミツバチたちをパクって来て その世界での蜂の絶滅を加速した~なんて負い目を負いたくないもの。


◇


ちなみに ミツバチ以外の蜂類については、目下のところ 私の手に余るので、

考慮対象外です。

 どっちみち うちの敷地内で生存・生活するのは、私が選んだ存在だけだもの(爆)

 今いる者達だけでは 不足が生じたり、他者を招き入れるだけの余裕ができたときに

 新たな存在(品種)を導入するスタイルだもんねー。


地中に巣をつくる蜂の一種が、アルカリ土壌で育つ牧草アルファルファ(トリッピング機構があるため、ミツバチとの相性が悪い)の授粉を助け、牧草の育成と相性が良い、など 虫と植物と土壌の相互作用がいろいろとあるのは知ってますけどねー。


それらが密接にかかわりあっているがゆえに、もっと全体的な視野にたった 総合的観点でバランスをとるには?って考えだすと、キリがないというか どこに焦点を置いたバランスを考えるのか

だんだん わからなくなるので。


 それを言えば 「風が吹けば桶屋がもうかる」この世においては、

「あちらを立てればこちらがたたず」「船頭多くして船が進まず」になっちゃうのよねー。


とにかく”「一点特化型の問題解決」の落とし穴にも注意しつつ、広い視野でバランスをとる”

というのは、理想ではあっても、

人為的に物事を成すには、「人知を超えた不可能さ=不可知の世界」が伴うのじゃないかと思います。


◇


「資本の論理」の怖さは、「企業利益のため」という一点特化型手法で、それ以外のことは、我関せず。


しかし 顧客から「環境問題を考えろ」と言われたら、顧客が受け入れやすい形で=「営利活動にもっとも利する手法」で、己の活動をアピールして、

本質的には 「わが社の利益にならないことはすべて無視、己以外の存在がどれほど被害を受けようと関係ない」=「収奪スタイル」を固持している点にある、

と考えます。

第2部第2章はここまでです


明日からは、第3章「そして今・これから (その1:人外たちのお食事処)」です

 敷地内に住む 人外たちとの交流を中心に

 ニュータイプのロボットも登場します


今後とも 読みに来ていただけると嬉しいです。

 よろしくお願いします。



画像出典

 一般社団法人 日本養蜂協会

  https://beekeeping.or.jp/honeybees/partnership/

  https://beekeeping.or.jp/honeybees/


 レンゲソウ:レンゲの育て方などをまとめたサイト 個人の方々からの投稿写真が豊富

https://greensnap.jp/column/archives/tag/%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%B2%E3%82%BD%E3%82%A6

  


参考

・みつばちの不思議なくらし 山田養蜂場

  https://honey.3838.com/lifestyle/meal.html

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