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OMEGA CHEATER  作者: ユル_OC2022
EP.1 WORLD
3/4

歪みの合図

ボクはまだ、何も分かっていない。

自分のこと、他人のことーー

世界や未来のことなんて、もっと分からない。

でも、一つだけ、分かるような、感じてるような、確信がある

.....この物語は、もうすぐ終わるーー



「......全く。最近の奴らは何をしている?」

ウライが軽く口をこぼす

「どうかしたのか?あいつらが何もしてないことに、悪いことなんかねぇだろ」

チジャラが返すとウライは目を細めながら

「う~ん、それならいいんだけどねぇ......少なくとも、いつでも後追いは出来る状況にしておきたい」

考えるウライ。少し経ち、声をかける

「さて、こんな時、君ならどうする?」

「えっ!?ボク!?」

「ん~、とりあえず色々見てくるかなぁ......?」

答えるユルにウライはにニコっと笑いながら返す

「では、そうしてくれ」

「......え?」

固まるユルに、ウライはこう続ける

「君の出した答えだ。やってみると良い」

ユルは目をぐるぐる回しながら返す

「え......でも......」

「何もなかったらそれで良い。経験として行ってくれ」

ウライからの圧を感じたユルは咄嗟に

「分かった......」

と答える。ウライはニコッと笑い

「では、手配しておく。準備していてくれ」

そう残し、席を立つ

ーー数分後

「頑張ってくれ。しばらくしたら私が迎えに行く」

ウライからの言葉に、ユルは戸惑いながらも返事をする

「......うん!」

ウライが「リンゴ」に手をかざし、ユルをその世界へとテレポートさせる

(不安だけど......なんとかなるよね......!)

ユルは意気込みと共に、世界へと移動する

残ったウライは少し呟く

「......さて、私たちもそろそろ動こうか」

「ここは......」

移動先の世界。

そこはただ、平原、自然が広がっているだけの世界だがーー

「......「歪み」」

空気が重い。ユルは心がザワザワするのを感じる

「......大丈夫かな」

足を進めるユル。

しかし、歩みを進めるほど、心は落ち着かなくなっていくのを感じる

ーーそして、ある地点。「光景」を目にする

「あれは......「植物」......」

「でも、なんで......」

「大厄災」の力は大きく、本来は簡単に察知出来る。

なぜ、察知出来なかったのか。ユルは考えを巡らせていると......

「今回はお一人か?」

声がする方へ咄嗟に振り向くユル

「しばらく会ってなかったな。「CHEATER」」

余裕の声で言い放つコモン

「そういうので呼んで欲しくないんだけど......!」

戦闘態勢を取るユル。しかしコモンは言葉を続け

「さて、お披露目だ。新たな時代のな」

コモンが指をならすと、周りの地面から大厄災の勢力がどんどん出現し、ユルに襲いかかる

「強っ!?」

咄嗟に初手の攻撃をガードするが、勢いにより吹っ飛ばされる

「ぐっ......」

態勢を立て直そうとするも、その間にもどんどん押し寄せる厄災の勢力

「凄まじいだろ?苦労した甲斐があった訳だ」 

コモンの言葉を聞く余裕はない。まずはこの場の攻撃を凌ぐ必要がある

しかし、あまりもの物量に、なす術がなかった。

攻撃され、空中に投げ出される

「このままじゃ......」

「......何も......」

言葉をこぼす。

「.....このままじゃ、なんだ?」

攻撃態勢のコモンが掴みかかり、思いっきり下に投げつけ、言葉を返す

下には、厄災の勢力がわらわらと存在している

「......もう、終わっちゃうんだ」

その瞬間の、斬撃。

ーー下にいた厄災の勢力が一気に斬られる

「!!」

ユルは咄嗟に空中で態勢を立て直し、斬撃を回避しながら着地する

「......ようやく来たか」

笑みを浮かべるコモン

「こっちのセリフだ。お前ら、一体何をしていた」

キジャラが苛立ちながら言葉を返す

「ユル!大丈夫か!?」

チジャラがユルに駆け寄り、言葉をかける

「なんとか......でも、なんで......?」

ユルの疑問。それに答えるように、次の声が聞こえる

「一気に勢力を出してしまったようだね。コモン」

ウライが少し遅れて歩いてくる

「は。ここまでは想定内だからな」

いまだに余裕が残っているコモン。

「まだ戦えそうか?」

投げ掛けるウライ

「......なんとか」

答えるユル

「おっと......こちらも援軍が必要だったな」

コモンがニヤリと笑うと、周りから黒い球が飛んでくる

避ける一行。

「おっと......外したか。まぁいい」

すると今度は、地面から針が突き刺そうとしてくる

飛んで避けるが、キジャラは同時に飛んできた黒い球弾に当たってしまい、ふっ飛ばされる

「ぐっ!」

地面に着地する一行と受け身をとるキジャラ。

「さて、君たちは?」

攻撃した相手を訪ねるウライ

「は。会っていなかっただけだろう?」

軽く受け流すコモン。そして、言葉を続ける

「さて......開戦といこうか」

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