表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

13/16

第13話 夜のグリモワール大図書館へようこそ。

《都市コネクト 深夜》


「フニャ~! ご主人の彼女アレクシアさんはルナの扱いが酷すぎる。ルナの身体はモフモフ要因じゃないニャア」


「全部ルナ君の素敵過ぎるドスケベボディーが悪いんですよ。分かる~分かるよ~♪ 君の~身体は気持ち良い~♪」


 僕のそんな言葉をリズム良く歌い始めたよ~♪ それにアレクシアは宿敵であって彼女ではないんだよ。ルナ君~♪


「ですわ~♪ ですわ~♪ 最高ですわこの揉み心地~♪ 最高なのですわ~♪」


 それにつられてストーカー《ララちゃん》……じゃなくて狂信者ララちゃんが歌いならがルナ君をモフモフし始めたよ。


 お昼も深夜でもモフモフされ続けるルナ君。不憫可愛いな~♪


「ニャーア? 誰ニャア?! この新手なモフリストは? いつの間にルナの身体に触れていたんだい?」

 

「あー、その娘。僕のストーカーなんですよ。お昼は麦、ジャガイモ、トウモロコシと作りとゴーブ君達が拉…遊びに連れて来たマブダチ達を自分が教祖の新興宗教に入信させて信徒を増やし続けている狂信者ストーカーです。名前はララ・エウシュリア・メレクトルクちゃんです」


 最近はゴーブ君達。マブダチの活動もかなり活発みたいでね。前まではセイフライド領地の盗賊やモンスター達を配下…じゃなくて。マブダチとして北の廃墟になった魔王のお城や谷底に連れて行って働いてもらってるんだって。


 その中には闇落ちしたお医者さんとか教育者とか結構優秀な人がいてね。


 そういう人達はララちゃん達の教育係として僕の隠しアジトに連れてきてララちゃん達の教育をしてもらってるんだ。


 まぁ、何か変な事を吹き込むようならゴーブ君の配下とか言う怖いマブダチ達が僕が作った不思議な薬を彼等に無理矢理飲ませて。性格が良い人に変貌させちゃうんだって。不思議な薬って凄いんだね~!


 話がだいぶれちゃったね。今のララちゃんはお昼は畑と教祖とお勉強で忙しくて。深夜は僕のストーカーをしていて寝る暇もないからい忙しくて勤勉ななんだ。偉いよね?


「……とんでもない。ヤバイ娘ニャア。それにメレクトルクってラクス皇国の聖女正統な血筋の娘の筈。何でこんな所でルナをモフモフしてるのニャア~!」


 ルナ君の悲痛な叫びがコネクトの都市に響き渡った。



 都市コネクトの街中を颯爽さっそうと駆け抜ける悪役令息。


 闇夜やみよに溶け込む為に黒きフードを被り。赤と蒼のオッドアイ黒猫ルナを従え。


 夜でも純白に光を放ち。僕が目立たない為の努力を全て無に消す。元ラクス皇国の聖女候補ララ・エウシュリア・メレクトルクちゃんがルナ君をモフモフする。

 

 《悪役令息と聖女候補は深夜を駆ける+黒猫》何てタイトルでエロい小説とか書こうかな……無理そうだね。僕文才とか皆無かいむなんだよね~……悲しいね。


「シン様。着きましたわ。あそこです……私が拉致されて運ばれていた場所。グリモワール大図書館です」


 僕の身体速度に息切れ1つせずに付いてきたララちゃんが少しおびえた声でその場所を指差していた。


 この世界アリスフィアの三大図書館に数えられる。大図書館────《グリモワール大図書館》だ。


 このグリモワール大図書館には世界各地から集められた。あらゆる歴史書、魔道書、剣術書、禁書が保管されているんだ。


 それが何でこんな王都じゃなくて西の辺境のセイフライド領地にあるのかもちゃんとした理由があるんだ。


 それはねリゲイン王家からの信頼が厚いセイフライド家とシュリディンス家が共同管理しているからなんだ。


 屈強な私軍と絶対的なリゲイン王家に忠誠心を有するセイフライド家。


 空間魔法等の分野に秀でた技術を有するシュリディンス家。


 もしも隣国が攻め来んで来る事があった場合。セイフライドが敵の進行を食い止めて時間を稼いで。


 有事の際にグリモワール大図書館を安全な王都の遺跡草原へと転移させるのがセイフライド領地に屋敷を構えるシュリディンス家の役目なんだ。


 それがリゲイン王国が有事になった際の両家の役目なんだ。そして、グリモワール大図書館はある一定の場所へと転移できる図書館なんだ。


 幼少の時アレクシアが何で宿敵である筈のシン・セイフライドと共に過ごす事になる原因の1つがこれでね。


 リゲイン王国の危機の時にお互いの両家が裏切りならない様に幼少の時から子供達を一緒にさせて仲良くさせてね監視させ合うんだよ。


 アルビオン帝国みたいな敵国にどちらかの家を懐柔かいじゅうさせない為にね。


 まぁ、ゲームのアレクシアがアルビオン帝国に誘拐ルートだと。シン・セイフライドがシュリディンス家を簡単に裏切って。最終的には全裸のアレクシアに首チョンパされる運命にあるから絶対に裏切れるわけないんだけどね。


 裏切り駄目絶対……でもゲームでアレクシアがシン・セイフライドを不快な者を見る目。最高にゾクゾクしたのを今でも覚えているよ。僕の本質ってドMなのかな? 意外とさ。


「グリモワール大図書館って……ご主人まさか。ルナに会いに来て鑑定が欲しいって言ったのはこの為だったのニャア?」


 ララちゃんにモフられ過ぎて毛玉の団子状態になったルナ君が僕に聞いてきたよ。何だいその姿。ちゃんと息出来ているのかな? 


「ほう。この中にある閲覧禁止の禁書庫にある。著シュリディンス氏の『空間魔法書』を読む為に必要だったんですよ」


「……シン様。まさか。夜のグリモワール大図書館の中に入られるのですか?……」


「そうだね。僕はアリス魔法学園での日々が始まる前に転移魔法を取得したいからね。その為にはここにある『空間魔法書』を1度全部読まなくちゃいけないんだよね」


 ララちゃんはさっきよりも暗い表情をしているね。可哀想にでもその姿とても可愛いよ。ララちゃん。不憫可愛いよ~!


 おっと。不憫可愛いララちゃんを見て。ついつい興奮しちゃったよ。いけないいけない……でもやっぱり盗賊達に誘拐される前にこの大図書館の本の中に閉じ込められていたんだね。


 ついでにララちゃん達が半年間め行方不明になっちゃった原因の神器『誓書ホノリウス』もついでに回収して帰らなくちゃね。


 ………それとララちゃんが付けている『聖女の髪飾り』も回収対象なんだけど。


 ゲームだと『聖女の髪飾り』を失ったララちゃんはどんどん不幸な目に合っていくんだよね。


 この世界リアルでのこのララちゃんは僕を何故かしたってくれているし。あれってララちゃんの家系。メレクトルク家が代々受け継いでいる思い入れがある品とかコンプリートガイドには書いてあったしな~………


「ララちゃん。突然だけど僕が今から言う言葉を復唱するんだ。この言葉は君を護ってくれるからね」


「へ? は、はい。分かりましたわ。シン様」


「真なる契約者 ドM妄想聖女ララ・エウシュリア・メレクトルクですわ」

「し、真なる契約者……ドM妄想聖女ララ・エウシュリア・メレクトルクで、ですわ。わ、わたくし何を言わされていますのぉ?!」


 聖職者の服を着てとんでもない発言をするララちゃん。変態さんなのかな? だがそれが良いね。


 ララちゃんが頭に付けている『聖女の髪飾り』から7種類の閃光が放たれたね。これで『聖女の髪飾り』は名実ともにララちゃんの物になったわけだね。良かった良かった。


「ララちゃんが身を護るすべも手に入れられたし。それじゃあ行こうか。グリモワール大図書館の際奥。書士マーリンが居る。《禁書庫》へとね」


《グリモワール大図書館》


「地下の排水溝から簡単に侵入出来るんだよね。ゲームで何回もここから侵入してたから道順もちゃんと覚えているんだよね。」


「フニャ~! クチャいニャア」

「うぅぅ~! 下着までビショビショですわ。シン様」


「あ~、そうなんだ。じゃあ大図書館に着いたら脱いで僕に渡してね。水魔法で洗って僕の部屋に飾っとくからさ。代わりに僕の新品の下着をララちゃんにあげるからさ」


「……会話が変態だニャア」


「シン様の神仏しんぶつを頂けるなんて光栄の極みですわ。1度履いた後、リンカネーションで建設中のジン教会に聖遺物せいいぶつとして飾らせて頂きます」


「……こっちはそれをはるかに凌駕りょうがする変態だったニャ」


 グリモワール大図書館の歴史はとても古くてね。リゲイン王国建国前から大図書館の建物は建っていたらしいんだよ。


 今のアリスフィアの建築技術よりも高い水準の建物の状態でね。その理由もコンプリートガイドにはちゃんと書かれていてね。グリモワール大図書館の初代書士マーリンが……


ギイィィ……ドサッ!


 おっと。説明は後だね。大図書館内を守るグリモが現れたみたいだね。


【誰だ。誰だ……俺が眠っているのを邪魔を愚かな奴は誰なんだよ?】


「……この声。数日前に聞いた事がありますわ。たしかあの声を聞いた後に変な空間の中へと飛ばされて……意識を失ったんです」


【オッホ~! その声は俺の嫁ララたんかよ~! なんだ俺に閉じ込められたのがそんなに嬉しくてまた会いに来たのかよ。しょうがねえな。今度は完全に閉じ込めて俺と添い遂げさせてやるよぉ】

『意思持つ神器 ホノリウス』


 全身白色のタイツに覆われて腰回りには白鳥の形をしたバレリーナ調の装飾に身を包んだ中年の禿げているおじさんが僕達の前に現れたんだ。


「……へ……」

「……へん」

「……たい」


「変態だ~!」「変態ですわ~!」「変態ニャア~!」


【デュフ。誰が変態だ。俺は高貴なる聖書。幽閉や法の番人。ホノリウス……そして、この姿こそ神アリスちゃんから授かった高貴なる姿だと知りやがれ……】


「なら。君を手に入れた後全部の記憶を消して使ってあげるね。闇魔法〖暗闇刀ダークセロ〗」


スパンッ!


【なっ?! 何だその禍々《まがまが》しい力は? そんな力を持った持ち主。今まで感知した事なんてねえぞ。光魔法〖優男光ダンディーライオ〗】


「うわぁ?! なんだい? この神々しい光は?」


 変態ホノリウスの下半身全体が光輝きや始めたんだ。凄く気持ち悪い光景で吐き気をもよおしちゃうよね?


【フハァァ! そうだ。目を隠したく成る程ほ光景だろう? 侵入者のお前達はララたんとの目眩めくるめく新生活の見届け人になってもらうぜぇ】


「ヒイィイ! 気持ち悪すぎますわぁ~!」


「……あの光をびてるとなんだか力が抜けて来るニャア。それにルナは目が良すぎるからあれ《ホノリウス》の見たくない部位までハッキリクッキリ見えて吐きそうなのニャアーッ!」


 悲鳴を上げる元聖女候補ララちゃんと僕の相棒ルナ……神器は所有者やその建物の意思によって姿形を変えるとかコンプリートガイドには表記されていたけど。


 あれ《ホノリウス》の管理人はどれだけの変態さんなんだい。全くもう。


「暗闇の支配は我が領域なり。不徳の光を深淵に還せ……闇魔法〖常闇の沈み《ブラックシャウト》〗」


【?! 何だ? いきなり床が沼地みたいになりやがって……沈む?……これはてめえの仕業しわざか小僧。こんな事して許されると思ってんじゃねえ……ゴボゴボボ……】


 詠唱波及えいしょうはきゅうで威力を底上げした〖常闇の沈み《ブラックシャウト》〗で変態ホノリウスを闇夜の沼へと沈めてあげた。


 〖常闇の沈み《ブラックシャウト》〗は闇魔法の中級魔法。効果はあらゆる光を遮断して相手の身動きを封じる事が出来るんだ。


「……私達を一方的に閉じ込めていた変態ホノリウスさんをあんなに簡単に倒してしまわれるなんて。凄いですわ」


「ニャア。ご主人はあのとしでどれだけ死に戻りしてるんのニャア……(セイフライドの悪童とか言われてなまけてるって聴いていたけど。話と全然違うじゃないニャア。クリス~!)」


ズズズ……ドサッ!


【…………】


 5分位経った後、〖常闇の沈み《ブラックシャウト》〗を解除して変態ホノリウスを闇夜の沼から引き上げてあげたんだけど。


「どうやら。本来の姿《神器》に戻ったみたいだね。良かった良かった。あの変態ホノリウスの状態で持って帰らなくちゃ行けないと思ってたから助かったよ。契約者……シン・セイフライド」


 いつも通りの7種類の閃光が一瞬だけ放たれて僕と変態ホノリウスとの契約は無事に完了した。


「『誓書ホノリウス』。法、幽閉、魔法のあらゆるすべが書かれてた神器か。転移魔法習得のついでに手に入れた変態ホノリウスとはいえ。かなり強力な神器を回収できたね」


 回収前のあの神器の状態では絶対に使いたくないから。隠しアジトで美少女にでも魔改造して今後は使っていってあげようかな……使う事があればだけどね。


「……シン様。あのぉ!」


「ん? どうしたんだい? ララちゃん」


 ララちゃんが両手をおがむ様にして僕に土下座しているよ……駄目だよ。ララちゃん。土下座は僕の特技の1つ。アイデンティティーなんだから奪わないでほしいな。


「……私達の為にかたきをとってくれてありがとうございます……シン様」


「へ? いや。僕はただアレクシアが平和に暮らしていける様に神器の回収をしただけなんだけどさ」


「……なんて謙虚な方なのでしょう。シン様」


「はい?」


「私……いえ。私達は何があろうと一生シン様のお側でお仕えさせて頂きます。今夜の出来事は神の奇跡のとして。ジン教の歴史書に深く深く語り継がれていく事になるでしょう。ああ、偉大なる私…私達のシン様ぁぁ!!」

 

 ララちゃんの目が爛々《らんらん》と輝いているよ。その目で僕の目を一心不乱に見詰めてハァハァ言ってるけどさ。これはララちゃんが凄く可愛い女の子だから許される光景だよね?


 さっきの変態がやったら間違いなく警察案件だね。


 それにしてもよわい6歳でしていい表情じゃない気がするけど……まぁ。僕に妄信的になってくれる味方がいっぱい入るのはありがたいし。このまま素敵な女の子に成長してもらおうね。


 その為にゴーブ君達が隣国中から優秀な人達を拉致らち…じゃなかったマブダチ化して、僕の隠しアジトに招待してるんだもん。


 そんな人達から色々な事を学べるララちゃん達って凄いよね。


「ニャア~! ご主人。あの小さいドアの向こう側。多分。禁書に通じているよ」


「流石。ルナ君。が良いね……丁度。僕やララちゃん位しか入れない小さいドアだね。じゃあ行こうか。ララちゃん。転移魔法書を求めて禁書庫へ」


「はい。シン様~! ララはシン様の行く場所なら。例えそこが極東のエド国でもお供致しますわ」


 いや。あんな花魁道中みたいな国行くわけないんだどね。ましてや。この後アリス魔法学園でアレクシアと仲良くなっていく予定のララちゃんとモブ化していく僕がこれ以上仲良くなるわけないじゃないか。全く……


《グリモワール大図書館 禁書庫》


「……へ~! 中はなかなかお洒落なんだね」


 生前のゲーム中禁書庫のテキストの殆どは読んでだいたい何が書いてあるか知ってるけど。転移魔法書やアルビオンの歴史書は特別な眼がないと読めないんだよね。


 この世界リアルの真実が記された本はね。


 《乙女達は男装乙女に恋をします》が開発した運営の悪戯いたずら心なのか知らないけどさ。


 グリモワール大図書館に来る前に色々な眼を手に入れないと読めない本があるなんて。


 こっちの世界リアルを生きる人達には絶対に分からないだろうね。


「え~と……転移魔法書がある場所はたしか一番奥の上の棚に……」


「ご主人様。転移魔法書見つかったよ。目の前の机の上に置いてある。ご主人宛あてに手紙も置かれてる」


「はい? いやいや。ルナ君。何を言ってるんです?……あんな貴重な物が無造作に机の上にあるわけなんか……」


 ────あった。あれは生前のゲームプレイ中でも何回か見た事がある本の背表紙……転移魔法書その物だった。


「ゲームとは違う場所にあるなんて……それにこの手紙はいったい?」


「……シン様はその本をお読みになる為にグリモワール大図書館へと参られたのですか?」


「うん。そうなんだけど……(手紙には何て書かれてるんだろう?)」


誓書ホノリウス退しりぞけられる程に生長しているならば合格だ。報酬として転移魔法書はくれてやろう。それと調べ物をしたい事があるならば今後はこの禁書庫を利用するといい。姫を最後まで守りぬけ────親愛なる我が孫へ。マーリン・セイフライドより』


「………かつてこの世界アリスフィアを救ったマーリンが……シン・セイフライドの祖父?……そんな設定初めて知ったぞ? これはいったいどういう展開なんだい。全く……」


 僕はマーリンからの手紙を読んで一抹いちまつの不安に駆られ始めた……


《セイフライド家 書庫》


 僕はララちゃんを隠しアジトに送りと遂げた後、朝日が昇るなか急いでうちの書庫へと向かったんだ。とある事を調べる為にね。


「……あったセイフライド家の歴代当主図……お父様の先代当主は……20歳も歳が離れたお父様のお兄さん?……その前は僕のお婆様がしばらくの間セイフライド家を切り盛りしてお父様のお兄さんが継いだと。それでそのお兄さんも歳を取って病気がちになり。7年前に当主を引退。現当主のお父様が継いで現在のセイフライド家の体制になった」


 マーリンの……マーリン・セイフライドの事が何も書かれていないね……いや最後の1ページに普通の眼で見れない文字浮かび上がっているね。


「……尚。お婆様の先代当主マーリン・セイフライドは現当主ハイド・セイフライドが産まれた後行方不明になり。現在も捜索中……こんな情報は前世でプレイした時にゲーム内でもなかった。新情報だね」


 面白いね。まさかクリア達成率100%を叩き出した僕が気づけなかった裏設定がまだ残っていたなんてさ。


 いや。少しは違和感はあったね。王都や王族関係のイベントがやたらと少なかったり。未回収の伏線も幾つかあった。


 セイフライド家とシュリディンス家の謎が未回収とか。


 エド国での旅行イベントとかさ。


「流石がオープンワールドROG型エロい百合ゲー、まだまだ奥が深いじゃないか……自称僕のお爺様。マーリン・セイフライドもその一人ってわけだね。手紙の最後に〖姫を最後まで守り抜け〗ってどういう事だろうね?……気になるな~」


 僕はその後。小一時間書庫に籠ってマーリン・セイフライドについて何か書かれた本がないか探し回った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ