↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
淡々史記  作者: ンバ
第七、項羽本紀
PR
83/274

四十三、魯の地に帰らん

43.

項王已死,楚地皆降漢,獨魯不下。漢乃引天下兵欲屠之,為其守禮義,為主死節,乃持項王頭視魯,魯父兄乃降。始,楚懷王初封項籍為魯公,及其死,魯最後下,故以魯公禮葬項王穀城。漢王為發哀,泣之而去。


(訳)

項王の死後、楚の地は皆漢に降ったが、

魯《ろ》だけが抵抗を続けた。


漢はそこで天下の兵を引き連れて

これを屠ろうとしたが、

主君に殉じようとする

魯の節義を守ろうと考え、

かくて、項王の首を魯の者達に示した。

(無血開城を促した)


魯の父兄はそこでようやく投降した。


当初、楚の懐王《かいおう》は項籍を魯公に封じており、

その死に及んで魯が最後に下ったために、

項王は魯公の礼を以て

穀城に埋葬される事となった。


漢王は喪を発し、

涙を流して立ち去った。


(註釈)


足掛け五年の楚漢の死闘は

ここに終わりを告げました。


項羽を縁故の地である魯に葬る劉邦、

その胸に去来せし思いは

言葉にて語れるものではないでしょう。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。