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淡々史記  作者: ンバ
第七、項羽本紀
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九、趙軍敗れる

9.

章邯已破項梁軍,則以為楚地兵不足憂,乃渡河擊趙,大破之。當此時,趙歇為王,陳餘為將,張耳為相,皆走入鉅鹿城。章邯令王離、涉閒圍鉅鹿,章邯軍其南,筑甬道而輸之粟。陳餘為將,將卒數萬人而軍鉅鹿之北,此所謂河北之軍也。


(訳)

章邯は項梁軍を破った後、

楚の地の兵は憂慮する程でないと見なし

かくて渡河して趙を撃ち、これを大破した。


この当時、趙歇《ちょうけつ》が(趙)王、

陳余《ちんよ》が将、張耳《ちょうじ》が相となっていたが

皆敗走して鉅鹿《きょろく》城へ入った。


章邯は王離《おうり》・涉間《しょうかん》に命じて鉅鹿を攻囲させ、

章邯軍はその南部の

筑甬道に粟を輸送した。


陳余は将と為り、

数万人を統率して鉅鹿の北へ

布陣していたが、

これがいわゆる、河北の軍である。


(註釈)

項梁を一捻りにした章邯は

楚はもはや恐るるに足らずと見て

趙を攻撃します。


こちらもまだ

立ち上げられたばかりの政権であり

なすすべも無く敗走していきました。


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