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相変わらずの投稿頻度

すいませんm(*_ _)m

色々と試行した結果、この能力は便利だが万能では無いことを知った。

何か物を出すときは自分の周囲にしか出せないし、物を正確に思い浮かべてもそれを触ったこと無ければ出現させることが出来ない。

しかし、利点もあった。

自分の周囲なら何処にでも物を出すことができるし、触ったことがある物なら多少曖昧に覚えててもちゃんと出すことが出来た。


「まぁ、この世界には魔法もあるから生活するにしろ戦うにしろ多少の不便なら何とかなりそうだな···ってそういえば魔法があったな」


すっかり忘れてた。この世界には魔法があった。昨日も魔法が使えるか聞かれたのにスルーしちゃってた。まぁ、昨日はあの差別主義者が割り込んできたせいで無言にならざるを得なかったが。

魔法については使用方法がまだ分からないから後でいっか。それよりもこの能力についてもっと調べよう·····。




「おーい生きてるかー?」


ガチャとドアを開ける音と共に隊長さんが帰ってきた。

外を見るともう日が沈みかけ、村人達が家に戻っいくのが見えた。

「おかえりなさい。生きてるよ」


「それはなりよりだ」


お互いに軽口を叩きながら笑い合う。


「遅くなったが飯を作るから少し待っててくれ。今日はなんと肉入りのスープだ。村の狩人が鹿を捕ってきたから肉を分けて貰ったから鮮度は抜群だぞ」


そう言うと手に持っていた皮袋を掲げる。量は充分とはいえないがスープに入れるくらいなら事足りるだろう。


「それは凄い。だけど調理は自分に任せてくれないか?これでも自信あるんだ」


「お、そうか?じゃあその腕前を見せて貰おうか」


「期待しててくれ」


鹿肉を受け取ると、早速台所へ向かう。

ふっふっふ。地球の料理を味わって貰おうか!




「な、なんじゃこりゃ!?こんな味付け初めてだ。うわ!?このスープ香辛料使ってるのか?」


忙しく口と腕を動かしながら料理に説明を求めてくる隊長さん。器用だね。


「うちの故郷の味だよ。醤油ってソースを使ってるんだ。こっちの人には珍しい味付けかもね。そのスープには胡椒を入れたんだ」


ちゃんと説明しながら自分も肉を食う。

うん美味い。ガーリックが効いてて、醤油が香ばしい。鹿肉なんて初めて調たけど中々良い出来ではないか?スープも素を使ったにしてはいい味だしてる。


「そういえば、香辛料もソースも家には無かった筈だが何処から持ってきたんだ?まさか盗んだんじゃないだろうな?」


急に目を細め質問してくる。おお、怖い怖い。


「そんなまさか。自分は魔法が使えるんだ、調味料くらい簡単に調達できるさ」


「魔法が使えるのか?昨日の使えるか質問された時に何故答えなかったんだ?」


「変なおっさんが割り込んできたから答えるタイミングが無かっただけさ」


「そ、そうか····ん?」


ドアがこんこん鳴った。こんな時間に何の用だ?


ガチャ


「やぁ夜分にすまないね」


「村長殿?如何された?」


「実は…」


玄関でゴニョゴニョと話していてよく聞こえないな。村長自ら来るんだから緊急の知らせかな?


「そうですか。しかし実はこれは…」


「なに!あんな奴が?」


「ですから…」


一瞬村長の声が大きくなったけど、やはりまた小声に戻る。余程の事態なのか?


「分かった。明日でいいからうちに来させてくれ」


「努力はします」


村長が帰り、隊長さんが席に戻る。


「何かあったの?」


「ああ、ハンター達が早めに着いたらしい」


ハンター?隊長さんに何の用なんだ?村の防衛隊長だから報告しに来たのか?


「それだけ?報告義務なんてあるの?」


「いや、実は…」


全て話してくれた。

ハンター達は村に着いたが、別に報告する必要は無かったし、村長がこの家に来たのは、外でふらついていたらこの家からいい匂いがしたから来たってらしかった。仕事は無いのかあいつは。

しかもリベッタが作ったと言ったら「獣人の飯は食わん!」とか言っといて、明日家に来るように!とか···。呆れましたわ。


「どうする?行ってもいい事ないし断っとくか?」


「いやハンター達に少し話がしたいからそのついでって感じで行ってくるよ」


「大丈夫か?あいつは村の娘にも手を出す野郎だ。飯作らせる以外にも変なことを強要してくるかもしれないぞ?」


「流石にハンター達がいるんだからそんなことはしないと思うけど…」


心配してくれるのは有難いけど、少し過保護な感じしてならない。

いや、心配してくれるのは嬉しいけど変態が手を出してきたなら振り払う程度の事はできるぞ。地球では柔道で大の大人を相手に組み合っていたし。


「分かった。だがもしあいつが手を出してきたらすぐに逃げろよ」


「了解」


飯を食べ終わり食後のコーヒー(この世界では庶民を中心に一般的に飲まれ、様々な種類があるらしいが、砂糖は貴重らしくブラックが主流)を飲みつつ、談笑していた時だった。


バンバンバン!


突然ドアが大きく鳴り、兵士が外から怒鳴ってくる。


「隊長!ゴブリンです!ゴブリンの群れが襲って来ました!」



ようやく戦闘が始まります。

次話からは新しい架空設定が追加されます。


誤字、脱字があったらご指摘して下さい。

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