02
第2話です。ちょくちょく改稿してる。
誤字や1部書き直しの為これからもちょくちょく改稿するかもです。
ここはシュトレーン王国。海に面する辺境のアベル男爵領内にあるとある小さな村で盗賊による略奪があった。
村は焼かれ、農作物は奪われ、女は奴隷として連れていかれ、男は抵抗した者は殺され、そうでない者も暴力を受けた。
別の村の人が軍に通報し、軍が駆けつけた時には盗賊は引き揚げ、後には焼け焦げた村後しかなかった。
軍は生存者は無しと見なし帰還。そんな誰も居ないはずの村後でモゾモゾと動く影が…
意識が回復し結杏は辺りがやたら発光してピカピカする目に悪そうな場所に飛ばされていたことに気づいた。
「あ···あうぇ?···」
不思議な言葉を発すると同時に声が聞こえてきた。
『意識がもどったか?』
振り返るとそこには奈良の大仏に匹敵する巨体を持つ髭がモサモサのおじさんが座っていた。
『向こうの神より話は聞いているな?なら話は早い。なに、何のことは無い。こちらの世界で少し遊んでれはいいだけの話だ。こちらも手違いは認めておる。少しばかりお主の新しい人生に色を添えてやる。安全で快適な人生を送ってこい。それに···』
結杏は状況を理解する前に急にぺちゃくちゃ話を始めたおじさんに慌ててストップを入れる。
「ちょちょ、待って!ストップ!待て待て待て。どういう事だ?此処は?お前は?何?何なの!???!え?え?」
相当混乱しているのか疑問形しか言葉がでない彼に優しくおじさん(おじいさん?)は教えてくれた。
『順番に答えよう。まずここは神域だ。我等神とお主のような転生者しか入れない所だ。詳細は省かせてもらうがな。そして儂は···そうだな神とでも呼んでもらおう。最後の質問だが、お主は死んで転生するのだ。』
結杏絶句。神?の返答を聞いて、さっきの女神と話したことが現実であることを理解する。
あの女神に怒りつつも冷静に対応できたのは夢かもしれないという淡いながらも希望をもっていたからだ。しかし、この神の話を聞くとどうやらそんなことはなく全部正夢。希望は儚く砕け散った。
『呆然としてるが···話を続けていいか?お主のことは儂も不憫に思っている。だからこっちの世界で快適に生存できるように何か能力を授けてやろうと思うが···お主が望むなら元の世界に戻してやろう。だがまた1から始めることになるがな』
「元の世界」?「1から始める」?
つまりあの息苦しい人生をまた最初から?
結杏の決断は早かった。
「分かった!こっちで生きる!生きます!」
神はニンマリと笑い(髭でよく顔は見えなかったが)、この後結杏とこの世界のこと、貰う能力のことなど色々と話し合った。
『では、受肉させるぞ。説明の通り此方が予め育てておいた肉体に精神を入れ込む形になる。その際にそこまで培った記憶と今のお主の記憶は消えず残るから注意することだ。』
三度意識が薄れていく感覚を体感しながら結杏は頷く。
前世より楽しく生きてる。そう決意しながら彼は瞼を閉じる。
次に目を開けるのは転生後。その時自分は結杏ではなくなる。
こんなSSを見てくれてありがとうございます。
相変わらず稚拙な文章ですが、生暖かく見守ってくれれば幸いです。
そんなSSでも見ていただければ嬉しいです。
今回も書き方変わらず。
彼目線は次からかな?




