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我が為ノ夢物語  作者: 好き書き帳
TRY ANGLE
80/95

『黒の騎士』

 ひとつの理想が世界に還る。

 黒い卵は鉄の響きを丘に鳴らして、ひび割れる。


 殻の奥。

 黒い闇に光る赤に、怪物がひるむ。

 距離を取り、うなりを上げて威嚇。

 出てくるな。と。しかし、怪物の望みに反してソレは、ひびの淵を掴み、漆黒の手甲で殻を砕き割り、外界へとその身を(あら)わにする。

 蒸気をあげる重装鎧は威厳を。

 金の装飾は陽光に輝き、真紅の目隠しが威圧感を放つ。


 その姿に、人々は息を呑んだ。


 その姿に、幼子は瞳を輝かせて歓声をあげた。


『黒騎士だ!!』


 それは、祖王の二つ名。

 遠き時代を経て、いま受け継がれた古き名残。


 ダーイングが夢見続けた理想の型。

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