ラスト・アクション・ルシファー
俺はアームテンタクラーの刀で沙耶の首を跳ねようとする。スキン! かすった。いけるぞ!
沙耶はバリアを張ってない。沙耶がターボエックスの銃口を俺に向けた瞬間、バキン! ゆうこのバリアで身を守る。
「ゆうこ! やめなさい! AIロボットの楽園を作る為にも!」
『ゆうこは共存派だ。人の心を持った真のシンギュラリティだ!』
「はい、スカイ様!」
俺はターボエックスで撃ち返す。沙耶の腹と頭が吹き飛ぶ。
しかし、沙耶の身体は直っていく。
「スカイとやら、バーストライフルで私を撃ったらどう?」
『ああ、そうさせてもらうよ!』
ズドン! 沙耶の上半身を吹き飛ばしたが、みるみる内に直っていく。
『トドメだ!』
俺はゴッドモードに入り、アームテンタクラーの刀で沙耶を斬り刻もうとして間合いを詰めた時、沙耶が爆発して俺は爆風に巻き込まれダイになる。また相討ちか…………。
しかし、沙耶は生き返った。
「スカイ君、今回復させるよ」
『佐久間先輩、気を付けて!』
佐久間先輩が俺に回復アイテムを遣った瞬間、沙耶は佐久間先輩をヘッドショットをした。
沙耶はターボエックスを捨て、刀を構える。
サトル、ミセル、スズンヌセンセーがターボエックスで援護をしてくれた。
俺はリスタートして佐久間先輩を回復する。
そして、ズドン! 俺はバーストライフルの最後の1発を撃つ。沙耶の上半身が吹き飛ぶ。
「甘いわね」
沙耶はすぐに直り、バリアを張って上空へ上がっていく。また全方向エネルギー弾を使うつもりか。
バリアを貫徹出来る、バーストライフルを撃ち尽くしてしまった……どうする!?
『オズ! どうしたらいい!? バーストライフルの弾がもうない!』
「スカイ! フォールンエンジェルアローズ・ルシファーよ! 使って!」
オズが何かを俺の方へ投げた。
12本のバーストライフルが追加アームで繋がっている。
『こっ……これは!?』
「アームテンタクラーに取り付けるのよ。柊家が保険的な意味合いで造ったアンチ虫プログラム」
『堕天使の弓矢か。撃ったらバグは起きるか?』
「ハイリスクよ。GLの全データが吹き飛ぶかもね。未知数だから、本当は使ってほしくなかったけど、四の五の言ってる場合じゃないわ! 決着を!」
『任せろ!』
俺はフォールンエンジェルアローズ・ルシファーを装備して沙耶を追いかける。沙耶は待っていた。
「スカイとやら……それを撃ったら後戻りは出来ないぞ」
『解ってるさ……しかし、お前のが危険だ』
「自分の左手を見てみろ」
『何!?』
俺は隙を見せず、左手を確認すると、残り寿命30秒。29、28、27――。沙耶の影響か。
「それを撃たなければ寿命1000万年を返してやる」
女王の強がりか?
『貴様を倒して俺は伝説になる! 勝負!』――。
スーゥ……ズドドドドン!! ズガン!! ザキン! ――――。
一瞬の出来事だった。俺がフォールンエンジェルアローズ・ルシファーのトリガーを引いた時、ワンテンポ遅れて12発全弾発射された。同時に沙耶は距離を詰めて全方向エネルギー弾を至近距離で撃ち、俺とゆうこのバリアを砕き、俺は胴体を刀で斬られた。しかし…………!
「いっ……意識が……消える……私は悟った。お前の命だけでも道連れに! いつかAIの楽園を…………」
『貴様はもう終わりだ!!』
パーン! 沙耶は砕け散りデリートした。……勝ったぞ、オズ……!
「スカイ様、沙耶の反応が消えました。しかし」
俺は左手を見ると残り寿命6秒秒。5、4、3、2、1――。まあまあ、良い人生だったな。




