073 だったら私は…
男であることを告白する女装男たち。。
普通に女子のクラスメイトとして
つきあってきた大学の仲間たちからは
どう思われるか、、
『(サチ)えっ、(・.・;)
俺の言葉を聞いてって…』
『(薫)って言うか今の声って
メープルさんが出したの??』
『(桜)…っつーか、(・n・;)
あの前に並んどる六人はなんの
つながりなんだべな??』
『(サチ)…たしかに、(・・;)
クミちゃんもチバちゃんも…』
4月某日、(;´・ω・)
ボクらが大学二回生になって
約半月後の某日、、
ボクらに大きな転機が訪れて
しまいました。。
女子枠を利用して不正(?)に
大学入学した男性、、
その懺悔と言いますか…
事実を包み隠さず語る心積もり
といいますですか、、
ただ幸か不幸か…(;・c・)
このピロティには大勢が…
騒ぎを聞きつけて駆けつけて来た
のを含めて200名くらいが、、
全校生徒数約600人の関東医大で
この人数はかなりの多数、、
ここで説明すれば全校生に説明を
したのとほぼ同義でしょう。
そして今は壇上には6人います。
(`・ω・´)
一人で大勢に語り掛けるよりは
少しは有利でしょう、、
まぁ…語りの中心はボクでなく
佐東さんにそうですが、、
とにかくも、、
時間は待ってくれなくて、、
「(楓)…ええっ、(;・C・)
つまり我々6名は、、
大学では女子生徒してますが
実は…普通の男性です。。
女子合格枠を利用するため色々な
経緯を経て…今に至ります。」
「(聴衆)…ざわざわ、(・.・;)』
「(楓)質問は後で受け付けます!
ただ今現在、(`・ω・´)
二回生で女子枠利用した男性は
我々5名で確定しています。」
「(聴衆)…ってことは、、
他の学年にはまだいるの??」
「(楓)我々は…一期生です。。
だから三回生以上には一人も
いないと聞いております。
また一年生には何人いるのか、、
この篠原くん以外にいるのかは
今のところ分かっていません。」
「(観衆)おおい、一回生。('c')
もし該当者がいるなら今のうちに
名乗り出た方が利口だぞ。。』
…どうやら、(・.・;)
一回生には篠原以外にお仲間は
いないみだいだ。
実際にいないかはわからない。
けどこの場で出てこないのなら
もういないも同然。。
たぶんそいつはもう…
ずっと謀ったままの大学生活を
送ることになるだろう。。
ただそれすら不幸なことなのか
どうかさえわからない。
なぜならこれからボクらは…
審判の時間だから。
まず最初に佐東さんから全員に
女子枠が始まった経緯について
説明がなされた。
予備校から斡旋されたこと。
女子枠の運営に大学と予備校が
困った上での制度なこと。
強い志望動機を持つそこそこ
優秀な男子が対象なこと。
などなど、(;´・ω・)
普通であれば大騒ぎになりそうな
とんでもない話だ。
( ゜Д゜)
ただそのあたりは既に報道済。。
意外なでに質問とか抗議とかは
出てこなかった、、
むしろボクたちの自叙伝…
なぜこんな制度を利用してまで
関東医大に来たかについては
感心されされる始末、、
(;・∀・)
チバちゃんに至っては…
引きこもりを克服したこと
褒められちゃってる、、
なんというのか…
これたぶん元より学内で女子枠に
対する歪を感じている生徒が
多かったのも影響してるだろう。
実際に女子枠のある大学の多くに
その傾向はあるらしいから。
ただ一つ聴衆の疑問となった件に
質問が集中して、、
「(佐東)そうです。(;´・ω・)
当初の予定では我々は女子として
入学するはずではなくて、、。」
「(久実)…それゆえに、(-n-;)
決断には相当に悩みました。。
そしていずれ正体がばれることも
覚悟してはいました。。」
『(サチ)…じゃぁ、( ゜Д゜)
クミちゃんは騙してたの??
私はクミちゃんのこと親友だと
思っていたのに、、』
「(久実)…ごめんサッチン。。
傷つけてしまったかもしれない。
けど…故意ではない。。
それにボクは今でもサッチンを…
大切な親友と思ってるから。。」
『(サチ)…えっ、(・.・;)』
『(桜)…まぁ、(;´∀`;)
そりゃオラも同感だべな。。
全く同じとはいかんだろけど…
仲間ってんは変わらんで、、』
『(サチ)…えっ、(・n・;)』
『(薫)…今更でしょ。(。-`v-)
クミちゃんはクミちゃん。。
メープルさんもチバちゃんも…
私にはずっと友達だよ。。』
『(サチ)…たしかに、(;・∀・)
そこを変える必要なんて…
何もないんだよね。。』
「(池輝)…俺、(;´・n・;)
クミちゃんと交際しなくって
正解だったのかな??
というかあの時の違和感って
本能として正しかった?」
『(サチ)……どうだか、('ω';)
けどそんなんで別れちゃったら
修復は不可能だろうね。。』
これは…(:v;)
とてもありがたいよな。。
友達は友達でいてくれる。
こんな…得体も知れない罪深い
男たちを相手に女の子が、、
マルちゃんもアキナもおおむね
同じ扱いのようだ。
これで…解決??
こんな大問題がこんな簡単に
片付いちゃうの??(;・∀・)
っとそうは問屋がなんとやら。
(/・ω・)/
だって人間関係以外にも主要な
問題は二つ残ってるから。。
一つ目は…学力問題。
(;´・ω・)
女子という理由で不当なゲタを
履かせるのが…女子枠。。
それでも女だからという理由で
ギリ許されてる、、
というか女性に手加減する、
って思想の男子が相手だから
ギリOKって制度なのに、、
男がそれ…使っていいの??
(・.・;)
ちゃんと受験を突破した男子は
ボクたちの存在はそれくらいの
卑怯になるかというと、、
いや…女子枠のある大学の
男子目線から言うと、、
「(男子)…ああ。(・n・;)
俺はどっちでもいいよ。」
「(男子)…同じく。。
俺らにとっては女子特別枠とは
いえ特別枠なんだから。
それで合格したヤツらの性別が
本当は女装男でも優等生なら
何も問題ないだろ??」
『(薫)…それ言ったら、(・v・:)
私も賛成しとかないとね。。
繰り上げ合格したけど結局は
医者を目指すまでの成績を残す
ことはできなかったし…』
『(桜)…たすがに、(;・∀・)
医大にどってはクミちゃんとが
いで欲しいんだろなぁ。。』
なんとも、(・.・;)
意外にあっけない感じ。。
女子枠については意外なくらい
受け入れられたみたい。
大学側もフォローしてくれて…
女子として扱った責任の所在は
大学側と回答してくれた。
それ…
みんなの不満があったから?
事前の報道による事前予想や
女子枠に対する問題意識とかも
あったから??
(・.・;)
もちろんそれもあったと思う。
('ω';)
ただ他にも理由はある。
それは実は意外な…
というか非協力的な人により
なされたことであって、、
『(笛美)もう!(; ・`д・´)
さっきからずっと声を出して
いるのになぜみんな私の意見を
とりあけないのよ!??』
『(太鼓餅)まぁ…(;´ーvー)
今どきの流行りじゃない??
ヤジばかり飛ばしても相手には
してもらえないってのは、、』
『(鳥牧)…かもね。(;´v`)
みんな論理的に議論してるのに
文句ばかり言ってたらそりゃ
感情的って無視されるよ。。』
『(笛美)…うー、"(-N"-)"
けどこんなの許せないでしょ、
女子枠は女性のための優遇措置。
それを男が悪用なんて、、』
『(太鼓餅)そういっても、(ーcー)
これどうしょうもないでしょ。
大学が入学を許可した人を今さら
クビになんかできないんだし…』
『(鳥牧)もういいでしょ、、
幸か不幸か笛美が吼えてたから。
まとまったんでしょ。
論理的に反論できないのなら
そのまま受け入れたら、、』
『(笛美)…だったら、(; ・`v・´)
論理的に追い込んでやる。。』
今時点で納得いってないのは
ただ一人みたい。
須戸笛美さん。(・n・;)
フェミニストの彼女にすれば
女子枠が批判されて悪利用まで
されるなんて許せない。。
でも…趨勢が決まった以上はもう
話はひっくり返らない。
では…どうする??
彼女がつけたクレームとは…
「(久実)はぁ!?(・C・;)
ボクだけは許されない、、
ってどうして!??」
『(笛美)…ふん、(。-`v-;)
アンタだけでしょ斉藤久実。。
大学の外で女性としてバイトを
して世間を惑わせたのは、、』
「(久実)…いや、( ゜c゜;)
もちろんそんなの二度とは…」
『(笛美)二度と??(。-`C-)
恋愛騒動を二度まで起こしてる
あなたがそれを言うの!??
私生活から改めるべきでは??』
「(久実)…うっ、(;´・ω・)
ではボクにどうしろと??」
それはつまり、、(・.・;)
家庭に保護者を置けってこと。
だってボク以外は…
チバちゃんとメープルさんは
実家からの通学。
篠原は親せき宅から…
大店商人の息子であるアキナと
マルちゃんは関東の支店から
通っているらしい。
これに対してボクは…(;´・ω・)
実家には女子枠のことは内緒。
同居中の姉はあと一年で東京を
離れることが決まっている。。
つまり一年以内に家庭環境を…
同居する保護者がいないと彼女は
ボクを認めないと主張してる。。
…どうする??
同居してくれる人なんて普通は
見つかるはずがない。
けど…親友は、、
ボクがこの一年で得た一番の
親友が出した答えは、、、
『(サチ)…ホント須戸さんは、、
あの手この手でクミちゃんには
嫌がらせをしてくるね。。』
『(笛美)…ふん。(; ・`v・´)
私の提案のどこが理不尽と??』
『(サチ)…つまり、(;ーvー;)
クミちゃんに同居する保護者が
いればいいのよね。』
『(笛美)…そうよ。(; ーvー´)
それでどうするつもり??』
『(サチ)だったら私は…』
クミちゃんと…
結婚します。。
えっ、Σ('◉⌓◉’)
サッチンからの提案は…
プロポーズ??
これがなぜ久実や仲間を
守ることになるの??




