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たまごのような恋7

 あれから何日たったのだろうか。ぼんやりと考えることが多くなった。支樹はいつもと変わらない様子で家に来ている。


「琴音、一緒に帰ろう」

「初美」


 支樹のことは話したが、キスをされたことは内緒にしている。帰り道の途中、見覚えのある姿にふと足を止めた。初美もつられるように足を止めた。長身で暗めの茶髪、横顔が見えたから支樹だとわかった。その隣に知らない女性が立っていた。 一体誰なのだろうと見ていると、ぐいっと腕を引っ張られた。


「琴音、行こう」

「待って、知り合いなの」


 何か話をした後、女性が支樹にぎゅっと抱きついた。支樹は少しよろめいたが、すぐに踏みとどまった。離れたあと、互いに手を振って、違う道を歩いて行った。


「こ、琴音・・・・・・」

「ごめん、大丈夫だから」

「さっきの男性・・・・・・」

「うん。いつも話している人だよ」


 胸がざわついている、痛みもある。なんだろう、なんか気分が悪い。見ていてわかったのだが、明らかに女性が一方的に仕掛けたことだ。彼からではない。


「家まで送ろうか」

「ううん、平気。そろそろ行こうか」

「あ!」


 何事かと思って、初美と同じ方向を見ると、違う方向へ歩いていった支樹がそばにいた。


「偶然だな」


 びっくりして何も言えなかった。私の顔を怪訝そうに見た後、初美に視線を移した。初美もじっとして動かなかった。先に沈黙を破ったのは支樹だった。


「はじめまして。初美ちゃん。支樹です」

「は、はじめまして」

「支樹・・・・・・」

「何だ?」

「ここで何をしていたの?」


 いつもだったら、この時間は家にいるはずだ。


「あぁ、人と会っていた」

「人って?」


 すると何を思いついたのか、目の奥が光り始めた。


「女性と会っていただけだ」


 腹立たしい。焦らさないできちんと言ってほしい。

 そう思い、見ていると、いつもより強めのデコピンをしてきた。


「いきなり何するの!」

「大声を上げない。友達も驚いているよ。ねぇ?」

「え、えっと・・・・・・」

「困らせないで。もういい、こんな人は置いていこう」

「俺の姉貴」

「嘘・・・・・・」

「嘘をついてどうする。これをもらうために会っていた」


 鞄の中から取り出したのはDVDだった。ますます訳がわからなかった。


「何それ?」

「結婚式のものだ」

「誰の?」

「俺の姉貴」


 どうやら勘違いをしていたらしい。女性が抱きついたにもかかわらず、一切の抵抗を見せなかったからわたしはてっきり恋人なのかと思っていた。


「まったく、信じられないのなら確かめるか?パソコンを使って」


 小さく頷いた。初美は私の顔色が通常に戻っていることを確認して、安心したように帰っていった。すぐに謝罪すると、笑顔で首を横に振った。支樹にもお辞儀をして再び歩いていった。


「なんか視線を感じるなと思っていたらお前か」

「気づいていたの?」

「もちろん。チラッと見てみたら、今にも泣きそうな表情をしていたな」


 笑いをこらえるような声に苛立ちを感じた。


「勘違いしているのかなと思ったの」

「勘違い?」

「私に好きといったけれどそれはペットとじゃれあうような感覚で言ったのかと思った」

「へぇ、じゃあ・・・・・・主人に置いていかれそうになったから、不安になったのか」


 なるほどと、勝手に納得していた。私はいつもの道とは違う道を選び、進んでいった。


「何?近道?」

「そうだよ」


 あまり通らないところだが、家につながることを前から知っていたので、今日はこっちに進むことにした。細道ではあるが、決して通れないというわけではない。 これ以上この話題をしたくはない。


「狭いな・・・・・・。うわっ!」


 突然の悲鳴にすぐに後ろを向いた。支樹は体を屈めて足をさすっている。


「捻ったの?」

「心配してくれる?」

「当たり前でしょ、大丈夫?」


 手を伸ばそうとすると、強い力で引き寄せられた。じたばたともがくが無意味だった。


「なんてな。捻ってなんかいない」

「またいつもの・・・・・・。人が心配したのに」


 キッと睨んでいてもなぜか嬉しそうにしている。


「あのさ、そういうことをされると嗜虐心がそそられる」

「な!」

「はいはい。怒らないで」

「あのさ、私をどうしたいの?」


 樹と出会ってから数年は経つけれど、未だに彼の知らないことがたくさんある。


「うーん、遊びたい」


 満面の笑みで返されてもどのように返事をすればいいのだろう。


「あのね・・・・・・」


 だんだんと怒りから呆れに変化していった。支樹がとって食いそうな目で見ていることに反応して体を震わせた。


「どうした?何怯えているの?」


 息を吸ってなんとか声を出そうと試みたけれど、うまくいかなかった。


「その表情も俺以外の奴に見せるなよ。もし、見せたら・・・・・・」


 どんな表情をしているのかとか知らないよ。今はそれどころじゃないのだから。肝心なところでとめないでほしい。


「汗かいているよ」


 額に大きな手が触れた。


「誤魔化さないで」

「そろそろ家に帰ろうか」

「自分の家じゃないでしょ」

「いいだろう、何でも」


 やっぱりこの人は掴もうとしても掴みきれない雲みたい。


「もう少しここにいたかった?人の気配まったくないね、この場所。好きなことを自由にできる」


 ここを教えるべきではなかった。

 後悔していると髪に感触があった。この人、人がおとなしくしているからって、私の髪を手にとってにおいを嗅いでいる。後ろに下がろうとすると、後頭部を掴まれて吸い込む音が聞こえた。こっちが必死に抵抗している姿を楽しんでいるのだと理解し、それなら逆のことをしようと一気に力を抜いてみたが、変わらない。


「大人しくしていたら放してもらえると思っていた?甘い」


 反論しようとしたが、腕に力が込められて抱きしめられた。

 これが好きな女の子にすることなの?どちらかというと、獲物を逃がさないようにしている感じがする。

 呼吸しにくい。必死に息を吸い込もうともがく。


「苦しそうにして」


 支樹はケラケラと笑っている。怒りたいけど怒れない。放してくれたのはそれから数分後のことだった。


「ぷはっ」

「くっ」

「恋人になったら殺されるということがわかった」

「ひどい言い草だな」

「そっちこそ、そういう接し方はどうかと思うよ」

「琴音、今日どうして不安げな顔をしていた?怒りも入り混じっていたようにも見えた。俺に教えて」


 こんな質問をされて正直戸惑った。その答えを見つけられない。私だって知りたい。


「そんなこと言われても・・・・・・」


 あのとき何を考えていたのだろう。告白しておいてって思った?それもあっただろうけど、それだけじゃなかった。何だったのだろう。


「今日はこれくらいにしておいてあげようかな。ほら、行こう。それともキスしてほしい?」


 ぴたりと硬直した。流されちゃ駄目!このまま何もしなかったら相手の思うツボだ。

 重い足を何とか動かして歩いた。

 家に帰って、私はパソコンの画面を凝視した。DVDの中身は支樹の言葉どおり結婚式のもので、主役は幸せいっぱいの笑みを浮かべていた。結婚式は女の子にとって、最大の憧れのものであるけれど、私にとってそれはまだよくわからないものであった。一通り流したあと、パソコンから抜いて、DVDを支樹に渡した。


「どうだった?」

「うん、とても綺麗だった」


 ウェディングドレスも華やかだったが、私は表情に魅力を感じた。人が幸せだと思うときはあのようになるのだと納得していた。


「今日はなかなかいいものを見ることができたな」

「そうだね。こういうものは滅多に見ることができないから」

「お前、なんか誤解していないか?」

「何?」


 支樹がぐっと顔を近づけて、両手で私の顔を挟んだあと、優しくゆったりとした声で囁いてきた。


「今日琴音が取り乱した表情」

「ひっ!」


 すっかり忘れていた。結構距離があったけど、この人は私のことをしっかりと見ていた。


「ったく、なんて声を上げているのさ・・・・・・」


 支樹が呆れ顔でこっちを見ていると、兄がちょうど部屋に入ってきた。私はその広い背に隠れた。


「警戒心がいつもより倍増している」

「またいじめられたのか」


 何度も頷いた後、服にしがみついた。支樹と二人でいると、ろくなことがない。


「堂々と嘘を吐かないの。俺がいじめなんてバカな真似をしないことは二人とも知っているだろう」


 よくもまあ、いけしゃあしゃあといえたものだ。兄とじっと見やっていると、何その目?とでも言いたげにしていた。


「ほらっ、こっちに来い」


 親しげな表情で私を呼んだ。どうしようかと悩んだが、素直に従った。互いに見つめあったまま、何も話さなかった。私たちの様子を眺めて痺れを切らしたのか、いつまでそうしているつもりだと声を発した。すぐに目をそらしたが、そのとき視界の端に見えたのは意地悪な笑顔でいる支樹だったが、見ていないふりを貫いた。


「近いうち、二人で出掛けようか?」

「駄目だ」


 いきなり兄が割り込んできたので、明らか不機嫌になった。


「俺は琴音に聞いている」

「あの、支樹。ごめん、もうすぐテストが始まるから無理なの」


 あと二週間で中間テストが始まる。学校でもそのことで頭を抱える生徒が多い。


「テストが終わって、高得点を取ることができたら、ご褒美をやる」

「何点以上?」

「うーん、八十点以上。どう?」

「わかった。やる」

「一教科でも点数を取れなかったら、琴音の負けだから」

「大丈夫だよ。自信ならあるから」


 そう告げた日からどれくらい日にちが経過したのだろうか。昼休み、放課後、もちろん家でも勉強をし続けている。支樹とはしばらく会っていない。勉強の邪魔をしないようにと話していたが、ほんの少し何かが引っかかっているが、勉強に集中しなくてはいけない。

 そしてテストが終わって、しばらくしてから全教科のテストを先生から手渡された。


「琴音、どうだった?」


 初美が覗き込むように前に身を乗り出していた。それを見てテストをあわてて鞄に隠した。わずかに首をかしげているところを見て、その理由を伝えた。


「あのね、二人で一緒に確認しようって、約束をしているの」

「たぶん、琴音がドキドキしているのを長引かせるためにそう約束させたのかな」

「大丈夫よ。琴音、点数が良かったから何人か先生に名前を発表されていたでしょ」


 確かにそうだけど、ぎりぎり点数を取れたのかどうかというものもあるから不安が完全にかき消されたわけではない。日頃からからかわれているので、なんとか逆転したい。


「今日はまっすぐ帰るね。それじゃ」

「うん。じゃあね」


 いつもより早めに家に到着した。鍵を開けようとしたら、後ろから誰かに口を塞がれた。勢いよく振り向くと、そこにはよく知っている人がいた。


「おかえり。琴音」

「ただいま。あれ?今日授業は?」

「それが先生の用事で休講だったからここに来た」

「そうなの。あのね、テストを貰ってきたよ」

「じゃあ、早速見ないとね。どうだろう?」

「大丈夫よ」


 部屋の中へ入って行き、小さなテーブルの上にテストを置いた。一枚ずつ確認していく。どれも高得点だとわかっていたので、静かに笑っていると、支樹がピタッと動かなくなったので、再びテストに目をやると、そこには七十三点と書かれているテストが一枚だけあった。笑顔が消えて、青くなっていった私を見ながら、それを目の前で揺らしていた。


「俺の勝ちだな」

「あと少しだったのに・・・・・・」

「さてと、何にしようか?負けたら俺の頼みごとを聞いてくれるよな」

「ちょっと待って。そんなこと言っていなかった!」

「まさか褒美だけだと思っていた?ちょっと都合がよくない?」

「うっ!」


 悔しいけど、言い返すことができない。一体何をさせる気でいるのかな。


「琴音にしてもらいたいことは・・・・・・」


 思わず息を呑んだ。その要求を耳打ちしてきた。意外なことだったので、安心した。

 それから数日後、支樹と今日一日一緒にいる約束を叶えている最中だけど、ちょっと接近しすぎだと思うの。手をつなぐことに抵抗は感じない。


「どこに行くの?いいかげん教えてよ」

「どこに行きたい?」

「もういい。おまかせする」

「もうしばらくしたらわかるからそんなにむくれないでよ」


 むくれている理由はそれだけではない。いつも通りに待ち合わせをして、指定された場所へ行くと、支樹は数人の女の子に声をかけられていた。支樹は美形の部類に入るので、こういうことはたまにある。支樹自身が女の子たちを呼び止めたのではないけれど、モヤモヤしてたまらなかった。その正体がよくわからないから余計に苛立つ。声をかけたいけれど、どうかければいいのだろうと考えていると、本人が私のところまでやってきた。

 支樹は数分前から琴音がいることに気がついていたが、何もせず、そのまま表情を観察する。複雑そうにしていることに満足してから近づいていく。女の子たちから離れてやっといつもの調子に戻る。

 それからやっと二人の時間が始まり、小さな手を握った。振り払われないことはずっと前から知っているが、たまには琴音から握ってくれたらいいのにと、歩きながら思った。


「今日は俺が何か頼むとき、嫌はなしだから」

「拒否権が欲しくなるようなことを頼まなければいいよ」

「無茶なことはさせないから」

「本当?」

「もちろん。ただし、きちんとしてくれなかったら、もう家に行かないから」


 今まで当たり前のように家に遊びに来て、一緒に過ごしていたので、急にそれがなくなってしまうということは深刻な問題だ。


「やだ・・・・・・」

「じゃあ、してくれるな?」


 笑顔で答えを待っている支樹に対し、小さく頷く。


「脅している・・・・・・」


 かなり小さく囁いたのだが、耳に届いてしまったらしく、あっさり否定した。


「じゃあ、さっそくしてもらおうか。手を出して」


 仲良く手を繋ごうと、琴音の前に手を出した。しばらく見た後、まるで飼っている動物がお手をするように手を置いた。


「あのさ、ペットじゃないのだから」

「おかしい?」

「まぁ、いいや。離すなよ」

「これだけ力を込められれば離せない」


 そう返されて苦笑いされた。俺がこれから連れて行くところは琴音が知らないところだ。今まで一緒にいてさまざまな表情や行動を見て楽しませてもらっているが、まだ知らない部分があるはず。単に誘っても普段と変わりない。どうせなら、ちょっと変化をつけたら、自分が予想していなかったことが起きるかもしれない。だいぶ前に俺が姉貴と会っているところを偶然見たときのように。今でも琴音の表情は記憶している。俺がそうさせたのだと思うだけで笑いがこみ上げてくるが、グッと堪えた。今日も小さな期待を膨らませた。

 歩き続けて、やっとたどり着いたところは大型複合ビルだった。


「大きいビル・・・・・・」

「十七階まであるところだ」

「十七!な、何があるの?」

「入ってみればわかる」


 中に入ると、大型書店、レジャー、飲食店、ショッピングなど、ほかにもさまざまなものがあった。どうしよう。たくさんありすぎてどこから行こうか迷ってしまう。


「特に気になるところはあるか?」


  支樹は私の肩に手を回し、歩き始めた。


「ちょっと待って、まだ何も・・・・・・」

「アクセサリーを売っている店だろ?」

「う、うん。なんでわかったの?」

「顔に書かれているから」

「き、今日は支樹の頼みごとを叶えるのでしょ?支樹の行きたいところに行くべきだよ」

「うん。だからお願い。琴音の行きたいところへ連れて行って」


 いまひとつ納得がいかない様子だったが、了承してくれた。

 店に着き、自然と頬が緩んでいっている琴音を凝視するが、本人はそれどころではないらしい。そわそわして今にも走ってしまいそうなほどであった。可愛らしい商品がたくさんある。

 結局三十時間半以上いたが、ここにずっといたらキリがないので、別のところへ移動した。


「ここはいいね。また来ないとね」

「お気に入りの場所が増えたな」


 琴音の機嫌がとてもいい。ずっと笑顔でいる。普段はそんなに笑わないから、そのギャップが大きかった。

 そのあとはランチをとり、あちこちと専門店を見て回った。今はビルから少しはなれたところにある小さな広場で休憩をしている。


 「文化祭で何をするのか教えて」


 意外な言葉が支樹の口から出てきた。


「なんで知っているの?お兄ちゃんにも教えていないのに」

「友達の弟が話していたそうだ。そいつも同じ高校に通っているらしいからな」

「そ、そうだったの・・・・・・」


 ゆっくりとその場から離れようとしたが、目の前の人物がそれを見逃さなかった。逃げないように拘束されながら、ニコニコと笑って、返事を待っている。


「カ、カフェをやるの」

「へぇ、楽しみだな」

「こ、来なくていい。忙しいでしょ」

「その日は暇だから。いいだろう」


 駄目といわれても行く気は充分あるから。


「良くない」

「理由は?」


 きちんと言わないといたずらしようかなと脅してみると、ポツリと言葉を発した。


「目立つから、私の学校は女子が多いから、すぐに寄ってくると思うの。恋人じゃないから問題ないのかもしれないけど、なんかちょっと嫌なの・・・・・・」


 やれやれ何を言い出すのかと思えば・・・・・・。恋人じゃないか、まだまだ自覚してもらう必要があるな。本当に鈍感なのだから。


「大丈夫だよ。そこまで心配しなくていい」


 琴音は上目遣いでこっちを見ている。そういうことをされると煽られるのだとなぜわからないのだろう。


「嬉しいな。琴音に嫉妬してもらえて」

「嫉妬?違う。」


 顔を赤く染めるからもう少しいじめたかったが、これ以上機嫌を損ねるのも駄目だと考え、もう一度文化祭に行く許可をもらうために説得を試みた。少し粘ったおかげなのか、しぶしぶではあるが、俺が求めていた返事をしてくれた。


「カフェってことは衣装を着るのか?」

「そうだよ」

「それが一番の楽しみだな」

「そんなに期待するものでもないよ。私、ずっと教室にいられないしね」

「どうして?」

「だって宣伝係だから、あちこち回らなきゃいけないの」

「じゃあ、見つけて捕まえないといけないな」

「変なことはしないでね」

「どんなこと?」

「今みたいに密着し過ぎないこと」

「だって寒い」

「どこが?暑いよ、今日は特に!幼少期から嘘を吐くことが当たり前になっているよね」

「俺は今も昔も素直だよ」


 疑り深いまなざしで見られたからどうかしたのかといった顔で見た。


「文化祭、どうなるのだろう?」

「きっと楽しくなる」

「自信満々に・・・・・・」


 話を切り上げてから帰る方向へ足を向けた。変なことをするなと琴音はきつく禁止令を出していたが、それ以外なら文句ないのだな。当日どうするか、時間はたっぷりとあるから、考えるとする。

 

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