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天元突破の超越達〜鉄拳の女王〜  作者: 赤地鎌
ゼーレ・ヴィアジャル(魂の旅路)
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第549話 TIT FOR TAT

次話を読んでいただきありがとうございます。

よろしくお願いします。


この章は、題名の曲を聴きながら、読んで頂けると良いかもしれません。

 アルダ・メルキオールの魂は、超高次元にいるアヌンナキのラダムの手に中にある。

 落ちて戻るアシュリードが手を伸ばし

「返せ! 兄さんを帰せーーーーーー」

 叫ぶも虚しかった。


 だが、とある6人がそこへ昇る。

 それはディオス達だった。

 ディオスは、この時を待っていた!


 ディオス、充人、アヌビス、雷御、アダムカイン、アルシュの6人が、超高次元に達し、その超高次元に王座を構える六つのアヌンナキ・ホモデウスを前にする。


 鋭く睨むディオス達6人、睥睨するアヌンナキ・ホモデウスのラダム、ヴァファル、ルデシド、エルフラグ、リージェスト、プリジェスト

 ラダムの左手には、回収されたアルダ・メルキオールの魂が握られている。


 ヴァファルが

「まさか…ここまで来ようとは…」


 プリジェスト

「ここまで達するには、数億いや、那由多の果ての向こう側だったのになぁ…」


 ディオスが六つのアヌンナキ・ホモデウスを指差し

「確率なんてくそ食らえだ! 私達は、私達の意志でここまで来た。それこそ真実だ」


 六つのアヌンナキ・ホモデウスのルデシドが

「で、我らの前に来た所で、キサマ等には…何も出来まい」

と、左手を翳した瞬間、膨大な数の宇宙群の天井が構築された。

「無限宇宙達に落ちて帰れ」

と、ルデシドが、無限宇宙群墜落をした。


 おおおおおおお!

 ディオス達は吼えて、無限宇宙達を突き抜けようとする。

 衝突する小さな一個一個が、宇宙級の質量、ビッグバンの個体なのだ。

 ディオス達は、押し返されそうになったが。


「良くやったぜーーーーー」

と、ディオス達の背後から、強烈な暴の一撃と

「お主達は賭けに勝ったぞ!」

と、ディオス達の背後から黄金の希望の槍が投擲される。


 ディオス達を押し返す無限宇宙達を、それが払い飛ばした。


 そして、ディオス達の背を

「よくぞ、ここまでやりましたな!」

と、支える者達がいた。

 それは、アースガイヤの宇宙周囲の宇宙の宇宙王達、ジェイダス、ナカロフ、統神、ラズベリア、輝姫羅がディオス達を支える。


 ディオスは助けてくれた五人の宇宙王と、そして、多くの宇宙王達が、収天螺王と天臨丞王と共に駆けつける。


 収天螺王がニヤリと笑み

「ディオス、お前の計画通りだ。援軍の花道だぜ!」


 天臨丞王が

「これ程の超越の王達を呼び寄せる為には、それに相応しい場の準備が必要だ。ディオス、いや…アースガイヤの聖帝よ。お主は、その場を用意できた。故に…」


 ディオスがアヌンナキ・ホモデウスを指さし

「我らの目的は、奪われし超越の王の逆しまの兄なり!」


”おおおおお!”

 一斉に、ディオスと同格の超越の王達、宇宙王達がアヌンナキ・ホモデウスへ突撃する。


 エルフラグが

「やれやれ。なんと非合理的な連中よ。もう少し…理論的に思考する事を学べ」


 ラズベリアが笑み

「私達は、人です。故に合理性しか理解できない貴方達には、醜く見えるでしょう。ですが! それが人だ! 心の、魂のままに生きる!」


 アヌビスが

「返して貰うぞ! 我らの仲間をーーーーー」


 大多数の超越の王達の軍勢の津波を前に、アヌンナキ・ホモデウス達が『下らん』と一蹴した後、アヌンナキ・ホモデウス達の周囲に、絶望の業火を纏った超進化加速因子達が姿を見せる。

 シグマも、絶望の業火を纏った悪魔の如き様相になり、超進化加速因子達は、津波の如く迫る超越の王達へ突撃してぶつかる。

 その衝突で、那由多を超える宇宙達が誕生する大爆発が生じた。


 だが、その宇宙群誕生の大爆発をディオス達は突き破り、アヌンナキ・ホモデウス達へ迫るが、アヌンナキ・ホモデウス達が超高次元の王座から立ち上がり、その両手に無限量の宇宙の質量群を握り、ディオス達に放った。


 ごああああああああ

 ディオス達は、苛烈な無限量の宇宙群の絨毯爆撃を受けて吹き飛ぶ。


 ラダムが、左手に握るアルダ・メルキオールの魂を掲げ

「コレは、貴重なサンプルだ。そう、易々と渡さん」


 リージェストが

「所詮、キサマ等は、我らの足下にも及ばん」


 再び吹き飛ばされるディオス達。

 ディオス、アヌビス、充人、アダムカイン、雷御、アルシュは、アヌンナキ・ホモデウス達の背後その根源を見る。

 巨大な全ての宇宙達に存在する極天…進化の果て。

 変化、変貌、進化、変わっていくという全てに存在する極天に繋がるアヌンナキ・ホモデウス達。

 圧倒的な桁違いにディオス達は、押し戻される…が。


 ディオス達を支えてくる者がいた。

”良くやった! 我が愛しき者達よ”


 ディオス達はそれに支えられた。


 収天螺王がニヤリと笑み

「来たぜーーーーーー アイツが、□□□□□(魔導天ネオ)がーーーーー」


 そう、進化の果てに匹敵する極天、ディオスとアヌビス、充人、雷御、アルシュ、アダムカイン達の超越達を繋げた極天が、来た。


 アヌンナキ・ホモデウス達が青ざめる。

 

 全ての遙か遠方、超越王達の進軍津波の向こうから巨大な鎧竜の腕が突きが伸びる。

 その質量、不可説不可転、10の無限の無限の無限乗を超えた圧倒的なる超絶。

 この宇宙達を生み出す戦いでさえ見下ろす超絶巨大な龍樹が出現し、その龍の腕の突きが、遙か彼方、進化の果てに届いた。

 極天、進化の果てが吼える。

 そして、自らの力、九つの龍頭の顎門剣をもって、その一撃を防ぐ。


 道が出来た。それにディオス達が飛び込む。


「させるかーーーー」

と、アヌンナキ・ホモデウスのプリジェストが、それにアヌビスが

「行けーーー ディオス!」

と、背中をディオスの踏み台にさせる。

 

 だが

「調子に乗るなーーー」

と、アヌンナキ・ホモデウスのエルフラグとリージェストが、それに雷御とアルシュが

「行けーーーー」

と、雷御とアルシュが肩を踏み台にさせてディオスを飛ばす。


 しかし

「キサマ等ーーー 白痴共がーーー」

と、アヌンナキ・ホモデウスのヴァファルとルデシドが、それに充人とアダムカインの父子が

「いけーーー ディオス!」

「行ってくれーーー ディオスさーーーん」

と、充人とアダムカインがディオスの両足へ自分の両足を乗せて勢いを付けて飛ばす。


「おおおおおおおおおお」

 ディオスは雄叫び、目的のアヌンナキ・ホモデウスのラダムへ。


 アヌンナキ・ホモデウスのラダムは、右手を掲げ

「図に乗るなーーーー 獣共がーーーー」

 その右手に無量大数の宇宙群を発生させ、ディオスにぶつけようとしたが

「がぁ」

 左脇を何かが穿った。

「えあ?」

と、ラダムは左を向くと螺旋を描く無限閃光の槍が突き刺さっている。

「だ、れ…が」

と、観測すると、その無限閃光の槍を投げたのは、アシュリードと合流したライアーと、あの王水の多頭龍だ。

 三人が力を合わせてラダムへ投擲した。


 ライアーが

「人を舐めるなよ」


 王水の多頭龍が頷き

「そうだとも、人は、命は可能性の塊だ」


 完全に不意の一撃であり、格下と思っていた者に足下を掬われた。


「ごあああ!」

と、ラダムが体勢を戻せず崩れたそこに、ディオスが


「利用するか操るしかできない三下が! 舐めるなぁーーーー」

と、ディオスの強烈なアッパーが決まった。

「ぐぬぬうあーーーーー」

と、ラダムが仰け反った。


 そして、ディオスはラダムの左手に握られたアルダ・メルキオールの魂を回収する。


 だが

「ぐるるりsyっさおがながgqわが」

と、ラダムは強引に体勢を直して右手に貯めた無量大数の宇宙群をディオスに放った。


 それにディオスは呑み込まれ

「あああああああ!」

と、叫んで吹き飛ばされる。


 無量大数の宇宙群の衝撃に弄ばれ、ディオスはアルダ・メルキオールの魂を離してしまった。

「な!」

と、ディオスは取り戻そうと手を伸ばしたそこへ、二つの魂がアルダ・メルキオールの魂へ追随する。

 そこへ黄金の獅子と白銀の龍、レオニドスとメファノタスも続いた。


 無限の宇宙達の中へ、アルダ・メルキオールの魂と共にリザーナとエレンティアの魂にレオニドスとメファノタスが付いていく。


 無限の宇宙達へ消えるアルダ・メルキオールの魂達に、ラダムが

「いずれ必ず…回収」


 ディオスがラダムを指差し

「黙ってろ! 絶対にそんな事には為らない。させない!」


 それを聞いたラダムが

「はは…あはははははははははは」

と、大笑いした。嘲笑なのだろうか? それとも…苦し紛れの見栄なのか? または…認めた事に対する反応なのか?


 極天まで呼び寄せた、アルダ・メルキオールの魂の奪還は、その魂を再び宇宙へ、時空へ戻した事によって終わった。


 アシュリードは、ホーリートライアングルの時空から、無限の時空、宇宙達へ消えて行くアルダ・メルキオール達を見て

「必ず迎えに行くからね。兄さん」

と、約束を贈った。


 魂の旅路は、まだまだ続くのであった。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

次話もよろしくお願いします。

ありがとうございます。

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