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鉄拳の女王 第35話 ゴードの復活

次話を読んでいただきありがとうございます。

蘇ったゴード、そして…


 惑星アースガイヤ、その惑星にある国家達の一つ、バルストラン共和王国のディオスの屋敷の二階のテラスにゴードは立つ。

 夜空を見上げて、夜の冷たさを受けて自分が生きている感触を確かめる青年のゴード

 ゴードは、美形の男性だ。転生する為の肉体の遺伝子には、ディオスとクリシュナの二人が父母として使われている。


 ゴードの容姿は、ディオスとクリシュナのかっこいい部分を両方も受け継いでいる。

 東洋と洋風にエキゾチック風の三種のオリエンタルが黄金比で混ざった。

 正に美男子中の美男子で、立派な体もある。

 その身長は190だ。

 父系の遺伝子であるディオスの身長は180だ。

 それを十センチも超える程の長身で、美丈夫という言葉が似合う。


 黒髪が夜空の星で瞬き、ゴードは強い意志が見える瞳で夜空を見上げていると…

「ゴード」

と、ディオスが呼びかける。


 ゴードがディオスに振り向き

「ああ…ここ、閉じますか?」


 隣にディオスが来て

「いや、いい。夜空を見上げて…どうしたんだ?」


 ゴードは少し悲しげに

「再び、復活したんだなぁ…と噛み締めて…」


 ディオスも少し悲しげに

「望んでいなかったか?」


 ゴードは首を横に振り

「そういう事ではありません。ですが…過去の転生前の自分が行った事で…ゴード時空が…」


 そこへヒイロが来て

「ゴード、早く中に入って、弟妹達の相手をしなさい」


 ゴードが渋い顔で

「姉貴、一人になりたい時だってあるんだぞ」


 ヒイロが近づきゴードの肩を叩いて

「アンタは悩みすぎると墓穴を掘るから、何かやっている方がいいのよ。考えるのは別の誰かに任せない」


 ゴードが渋い顔で

「おい、その言い方…オレがバカだって言っているようなモノだぞ」


 ヒイロが腰に手を当てて

「バカでしょう。前世の私より先に死んで、その理由が…自分が敵を演じて滅べば、みんなが助かるって行動して、結果…アムザクの遺産の者達、アムザクの使徒達と一緒に自爆して、その後、どれだけゴード時空が大変だったか…」


 ゴードが苦しい顔で

「ああ…聞いたよ。結局は、また…アムザクの遺産に踊らされた者達が、ゴード時空で超越存在を作ろうとして…」


 ヒイロが悲しい顔で

「大暴走を繰り返して、そのアムザクの遺産を使う…ユーティック機関から新たなゴード帝を創造して、何とか…いえ、今も定期的に内戦を繰り返して、現在に至るわ」


 ゴードが悲しい顔で

「アムザクを滅ぼさない限り…」


 ヒイロが

「ムリよ。アムザクは…もう…人の領域にいる存在ではないから。私達が出来る事は、その影響を払い除けるだけよ」


 ゴードが夜空を見上げて

「今も…アムザクは裏で動いているのだろうなぁ…」


 その額にヒイロが指で小突いて

「ほら、また、考えすぎている。こっちに来て、弟妹達の相手をして考えないようにしなさい」

と、ゴードの手をヒイロが引いて窓の方へ引っ張ると、子供達がヒイロとゴードが来るのを待ち構えている。


 ディオスの子供達にとってゴードは新たに現れたお兄さんといった感じで、遊んで貰うのが楽しみなのだ。


 ゴードは、それを見て

「ここは…暖かいな」


 ゴードの手を引くヒイロが

「ええ…だから、私みたいに新たな名を貰いなさい。もう、昔のゴードではないのだから」


 ゴードが微笑み

「この名前が気に入っているからな。姉貴みたいに変える気は無い」


 ヒイロが

「そういう意地っ張りは、変わらないなんて…呆れる」


 ◇◇◇◇◇


 別の宇宙、ゼオン時空のとある場所にムゲンは来ていた。


 ムゲンが見つめる先に

「久しぶりだな」


 一人の男が立っている。

「ああ…久しぶりだな。ムゲン」


 ムゲンが男に

「エイト…お前は、どうなんだ?」


 エイトと呼ばれた男は

「アズルの下にいて、色々とやっていたさ」


 ムゲンが

「そうか…」


 エイトは

「ムゲンが戻って来たって事は…アイゾは…」


 ムゲンが

「死んではない。囚われている」


 エイトが呆れ気味に

「厄介だね。アズルに…どう報告する?」


 ムゲンが

「ありのまま、起こった全部を報告するだけさ」


 エイトが

「お前をつけていた連中は、どうする?」


 ムゲンが「は?」と困惑を見せる。

 追っ手をつかせた憶えは無い。


 エイトが告げた次に、二人の周囲に光の柱が四つも降りる。

 その四つから人型をした何かが現れて、その一人が

「初めまして、シンイラに所属するサタンヴァルデウスの一人、アマカスという者だ」

 帽子を被った軍服の男、アマカスが…ムゲンとエイトを見て怪しく笑む。


 ムゲンが構えて

「マジか、どこで?」


 エイトが右手に光の槍を構築すると、ムゲンの影に刺して何かを引き出す。

 不気味な手の形をした触手、サタンヴァルデウスの触手である喰手触手が出てくる。


 エイトの光の槍に貫かれていた喰手触手がアマカスへ戻る。


 ムゲンがアマカスを睨み

「どこで…つけた?」


 アマカスが笑み

「カレイドの連中と戦った時に、私もカレイドの影に潜んでいてね…」


 エイトが光の槍を両手に握り

「突破するぞ」


 ムゲンも両手に光の手刀の刃を構築して

「多少の荒事になってもな」


 アマカスを含めたサタンヴァルデウスの四人の強大な殺気が膨れ上がる。

 アマカスが

「特殊な者である汝達を捕まえるに少々…痛めつけても問題はないだろう」



ここまで読んで頂きありがとうございます。

アナタに幸せが訪れますように…

次回、ウルと再び

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