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朝起きた時、体が痛いかなって思ったけど、昨日の夜中に風吹がマッサージをしてくれてたみたいで全然大丈夫だった。
むしろすきっとしていた。
機嫌が直った笑顔の風吹がいた。
「羽留昨日はごめんね?怒ってる?」
昨日の逆じゃん!
でも、かっこいいから許しちゃう。
「怒ってない……。でも!」
「うん?」
「もっと言って欲しい。風吹が嫌な事したくないから……。」
「わかった♡」
機嫌直って良かった。
一緒にシャワー浴びてからご飯食べて一緒に出かける。
今日はテーマパークに行く事にした。
子供の時にお互いの家族で行ったっきりだったので楽しみ。
「何から乗る?」
「うーん。やっぱりジェットコースター系かな?でもショーも観たいし……」
色々言いながら乗り物に乗っていく。
景色も綺麗なので写メも撮っていく。
「あの人かっこいい」
「モデルみたい」
風吹を見て女の子が言っている声が聞こえた。
私がデザートを買っている間に風吹に声をかけているのが見えた。
風吹は手を振って断っている。
ボディタッチをしている。
……。
はぁ?!
私の彼氏なんですけど!!
風吹もやんわりじゃなくてちゃんと断ってよ!!
脳内でかなり嫉妬するが、本人を目にすると何も言えない。
「さっきの人達どうしたの?」
「あぁ。連絡先教えてって言われたから断ってたんだ。」
「そっか。風吹かっこいいから!彼女として鼻が高いよ。」
「……。」
なぜか風吹が無言になる。
何か間違えた??
もう分かんないよ。
「どうしたの?黙って」
「羽留は嫉妬しないの?俺、もし羽留が他の男に連絡先聞かれてたら絶対嫉妬するけど……。」
風吹のまっすぐな熱い視線に射抜かれそう。
いやいや!!言わないだけでかなぁ~り嫉妬してますけど!!
「次から眼鏡かけてきて。」
「え?俺視力いいんだけど……」
「自分の顔のカッコ良さもうちょっと理解して……。」
「わかった。てか!!ヤキモチ妬いてる?もしかして……」
「すんごく妬いてる。てか保育園の時から妬いてる。風吹の隣に他の女の子いた日は地味に凹んでた。」
「もっと言ってよ!」
「恥ずかしいじゃん!」
だって、その時、風吹には他に好きな人がいると思ってたし……。
え?って顔されたら嫌だもん!
「もっともっとヤキモチ妬いてよ♡羽留なら大歓迎だよ。」
ほっぺをむにむにしてる。
「もう!やめてよ。」
風吹の手首にキスマークをつける。
「私の物って印付けたから絶対にほかの人に触らないで、触らせるのも禁止ね。」
「分かったよ!!お姫様」
お城の前でキスをされる。
ちょうど花火も上がっていた。
暗かったから黒いキスしているのが分かるシルエットだったみたいで、インスタにアップされていた。
顔は暗かったので分からなかったが、ハッシュタグがついていたみたいだ。
#お城
#カップル
#キスシーン
閉館になったのでそのまま電車に乗って風吹の家に帰ってきた。
今日もお互いの両親はいなかったので、風吹の家に泊まることにした。
疲れてたのと汗もかいてたのでお風呂にはいる。
「炭酸バスの入浴剤いれるね」
「すごーい。シュワシュワしてるよ!風吹!」
「本当だ。」
頭と体を洗ってから湯船に浸かる。
シュワシュワして気持ちいい。
風吹も湯船に浸かって私の体をマッサージしてくれた。
風吹は将来スポーツトレーナーになりたいそうでその一環でマッサージも上手だ。
「どう?」
「ふごい。ひもちいい」
もう寝そう。
肩と、目の上に蒸しタオルを置いてくれた。
風吹ママが半身浴をするから風吹の家の浴室にはホットスチーマーが置いてあって中に蒸しタオルがある。
ヤバっ。気持ちいい。
風吹の絶妙な力加減……。
そのまま吸い込まそうだった。
気がついたら風吹の太ももの上で横抱きにされてお湯に浸かっていた。
腕をモミモミ揉んでくれていた。
腕と手の疲れも取れていた。
「風吹……。ごめんっ重かったでしょ?」
「大丈夫だよ。羽留軽すぎ……もうちょっと太った方がいいんじゃない?」
「全然普通だよ……。」
次は風吹の前に座って顔とデコルテ、首を揉んでくれる。
いや……。エステじゃん!
全身コースをしてもらってる。
風吹本当に気持ちいい。
課題をするから凝ってたからゴリゴリ言ってる。
やばぁ。また寝そう。
また寝ていた。
起きたら手のひらをマッサージしてくれていた。
風吹の家のお風呂の湯、温くならないからいいよね。
一定の温度だから気持ちいい。
「風吹、私のマッサージしてて疲れない?」
「大丈夫だよ!気持ちいい?」
「気持ちよくて寝ちゃう。」
次は抱っこされて背中、腰、お尻をマッサージしてくれた。
ツボを押してくれている。
気持ちいい。
さすが、柔道整復師の資格も取りたいって言っているだけある。
「最後のマッサージしていい?」
「うん。」
ゴムをつけて、ずぼ。挿入される。
「気持ちいい。」
激しく突き上げられる。
すぐに果ててしまう。
「羽留最高。何度しても気持ちいい♡」
褒められて嬉しくなる。
お風呂で後、2回する。
なんでこんなに風吹は元気なんだろう?
男の子の体力訳わかんない。
上がってから部屋でDVDをみる。
うとうとして寝ていた。
風吹がベットに寝かしてくれていた。
「もしもし?」
「風吹明日なんだけど。どこか遊びに行かん?」
「羽留も会うから午後からならいいよ。」
「了解!」
「誰から?」
「うん?起きた?クラスの友達だよ!」
「明日、朝から遊んでいいのに……」
「明日には親たち帰ってくるから午前中は一緒にいたいじゃん?」
「分かった。」
明日になり、午前中はまったりした。
午後から風吹は出かけて行った!
別れて私は家で課題を仕上げていく。
ふと携帯が鳴った。
「もしもし?」
「風吹の彼女さんですか!?」
「あ。はい!」
「もしかして風吹の弁当作ってたの彼女さんですか?」
「はい!そうです。」
「うわ!すご。あの弁当クオリティ高いッすね」
色々褒めてくれている。
てか風吹は何処に?
「おい!お前たちなにしてんだよ」
風吹の焦った声が聞こえてきた。
どうやら友達が勝手にかけたみたいだ。
「羽留ごめんな!!」
「ううん!私まだ課題あるから切るね~バイバイ」
残りの課題を仕上げていく。
この時知らなかったが運動ができるゲームセンターへ行っていてスポーツをしていたらしい。
隣のコートで女子もいたみたいで、風吹を女子達が誘っていたらしい。
風吹は断ったみたいだが、他の男子がOKしたために風吹の隣を女子が取り合っていたらしい。
風吹本人は全く気にしてなく純一くんと話していたみたいだ。
1人の女子が風吹を狙っていた。
「今日こそ風吹くんと、付き合ってやる!」
私のライバルになる東雲凪葉ちゃんである。
この子のせいで掻き回されるのはまた今度のお話。
「風吹くん!私とつきあって」
「俺、彼女いるから。」
「別れたらいいじゃん」
「なんでだよ、そっちが諦めたらいいじゃん。」
「だって好きだし、彼女より私の方がいいよ!体もきっと相性いいって」
「恥ずかしくないのかよ?絶対無理!」
「東雲さん諦めなよ!風吹は彼女一筋だから」
「そんなの関係ないよ!絶対私のモノにするから」
「勝手にしろ。気分悪いから俺帰るわ」
「私が看病しょっか?」
「お前のせいで風吹、帰るんだよ。」
「なんでぇ?私はただ風吹くんが好きなだけ。この間の試合の時見たけど、そこまで可愛くもないし、私の方が美人だし、スタイルもいいのに意味わかんない。」
ピンポーン
チャイムが鳴る。
風吹だった。
「どうしたの?」
「疲れた。癒さして」
ぎゅーと抱きしめて匂いを嗅いでる。
「はぁ。羽留の匂いだ。」
「キスしたげる」
長い甘いキスをした。




