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学校が始まった。
課題もあるが普通科目の宿題も出るので慌ただしく時間が過ぎていく。
私の通ってる高校は私立なので普通科目の補習も自分で何曜日にするかなど選べれる。
自分が目指す大学などの試験科目対策という感じだ。
私も一応目指してる大学の試験問題で出される科目の補習を受けることにした。
補習は色んな科の子達がいるのでそこでも友達が増えた。
通称メイク科の綾瀬まつりちゃんと百瀬杏奈ちゃんと仲良くなった。
メイク科だけあって授業でしっかりメイクをしてきているのでバッチリメイクで現れた。
「やっほー!羽留っち!今日は結婚式メイクだよ!似合う?」
「うん!かわいい」
「やったー」
まつりちゃんが今日もはっちゃけている。
「落とすの大変だよね。明日はバッチリメイクを落とすのをするんだよ。」
杏奈ちゃんが疲れて言う。
「てか……この手鏡のプリクラの彼氏だよね?めっちゃかっこいい!モデルとか?」
「モデルじゃないよー」
「ここまでかっこよかったら心肺になっちゃうよね。しかも遠距離恋愛でしょ?わたし絶対無理……羽留っち凄いよ!!」
まつりちゃんが言う。
「幼なじみだしね。家も隣だから帰省したらかならず会える~それがなかったら難しいよね……寂しくて死んじゃうかもっっ」
私が答えると。2人ともが言う。
「そりゃァそうだよね!!寂しいよ。毎日LINEしてる?忙しくてもスタンプだけは送りなよ!」
「わかった!」
補習がはじまる。
1時間みっちしある。
はぁ……。疲れたなぁと思いながら2人と別れて寮に戻る。
校舎出てすぐの所に寮があるので夜道を歩いたりはないから安心だ。
風吹にLINEを送る。
【補習おわったぁ……。つかれたよ。お腹すいた。ふぶたんわ?】
まつりちゃんと杏奈ちゃんが風吹のことをふぶたんと言うため2人と会った後はふぶたんになってしまう。笑
風吹も初めは は? と言っていたがもうなれたみたいで羽留たん?と送ってきたりする。
風吹から返事がきた。
【羽留たんお疲れ様!俺も部活終わって帰るところ。お腹すいたなぁ。】
【明日、練習試合頑張ってね(๑•̀ㅂ•́)و✧】
【ありがとう♡】
明日は風吹の学校で練習試合がある。
風吹は1年生にしてスタメンに入っているため明日試合にでるそうだ。
応援に行きたいけど、こういう時に遠距離恋愛って寂しく感じる。
ピコンっっ。お母さんからLINEがきた。お母さんには風吹と付き合ってることを話している。
【羽留!明日風吹くん練習試合があるらしくて佳代さん(風吹ママ)と応援行ってくるわ!後で写メおくったあげるから待ってなさい!】
流石、母親……。娘のして欲しい事をわかってらっしゃる。
晶ちゃんと菜那ちゃんに話すと頑張ってねって動画送りなよ~と言われた。
菜那ちゃんが動画を撮ってくれる事になったので動画を撮って貰い、風吹に送ってみた。
電話がかかってきた。
「もしもし?」
「羽留!もう最高~♡あんな動画きたら凄い頑張ってちゃうよ!!」
「喜んでくれて良かった。直接応援に行けないけど、頑張ってね。後、またユニフォーム着てる風吹の写メ欲しい……。」
「分かった。明日送るね」
「ありがとう!早く寝てね。おやすみ」
「うん。おやすみ」
次の日。課題や宿題を片付けていく。
お昼位にLINEが来ていた。
風吹からだった。
友達と撮った写メと動画が送られてきた。
【彼女さーん!風吹の先輩でーす!!風吹午後からも頑張ります!】
1年のスタメンは風吹だけなので後は先輩ばっかりだった。
それでも。私が頼んだから、撮ってくれた。
本当に風吹は優しい!
【ありがとう!頑張ってね。先輩の皆さんもありがとうございます。午後からも怪我ないように頑張って下さい】と送った。
私の送ったLINEを見せて私の好感度が上がったのはまた今度の話。
お昼ご飯を食べた。今日は豚骨ラーメンだった。野菜増し増しで食べれるか心配だったけど、意外と食べれた。
お昼ご飯食べてからまた、課題に取り組む。
同じ部屋の晶ちゃんも一緒に没頭していたら、夕食の時間になっていた。
菜那ちゃんが夕飯の誘いに来てくれた。
夕飯を食べてお風呂にはいって部屋にもどる。
風吹とお母さんのふ風吹ママから来ていた。
【羽留!風吹くん大活躍だったわよー写メと動画送るわ】
【羽留ちゃん!風吹も頑張ってます!】ママさんも送ってくれる。
送ってもらった動画や写メをすぐに保存する。
母親は元々写真部だったので一眼レフで撮っていた。写真集でも出来そうな出来栄えだった。
あ!!
風吹写真集作ったらいいんじゃん!
紙面で見れるし!
いい事思いついちゃった。
【羽留!試合2勝したよー。動画のお陰だね。】
【おめでとう。よく頑張りました。】
風吹からのLINEに返事をした。
お母さん達からの動画や写真で見ていたがプレーする風吹は本当にかっこよかった。
【お母さん達から動画送られてきたの見たけど、風吹本当にかっこよかったよ。】
【ありがとう。明日は何するの?】
【まだ課題が終わってないから課題の残りをするかな……風吹は?】
【純に誘われてて遊びに行くんだ。】
【楽しんできてね】
【うん!じゃあおやすみ】
【ゆっくり休んでね】
風吹も試合だったから疲れていたんだろう。
スタンプを押したが未読のままだった。
次の日、皆で課題を取り組んで行く。
グループ課題もあったのデイルームに集まって取り組んで行く。
夕方までかかってやっと終わった。
携帯を見ると不在着信1件の表示が出ていた。
風吹だった。
かけ直してみる。
繋がった。
「もしもし?風吹?」
「風吹は今、トイレよ!」
藍良ちゃんだった。
何で藍良ちゃんが電話に出るの?風吹は純一くんと遊びに行ってたんじゃ……。
黒いドロドロしたものがふつふつと湧き出てきた。
「なんで藍良ちゃんが風吹の携帯に出るの?」
「私と風吹が一緒にいるからよ」
「どうせ……風吹が誘ったんじゃないんでしょ?だって風吹は私が大好きだもんね。」
腹がたったので私も煽ってみる。
風吹が自分から藍良ちゃんを誘うわけないという自信があったからだ。
「ふん!そう思いたかったら思ったらいいわ。私達すごく楽しんだんだから」
「ふーん。そうなんだ?良かったね。でも私も毎日風吹と電話やLINEしてるから大丈夫だけどね……。風吹いつも大好き♡って言ってくれるから凄く満たされてる。」
嫉妬で気が狂いそうになる気持ちを落ち着かせようと風吹がどれだけ私を好きでいてくれてるかを藍良ちゃんに自慢していく。
風吹がいかに私の為に時間を割いてくれているかが改めて感じられた。
藍良ちゃんにマウントを取るのが必死過ぎて電話の外で風吹が怒っているのも聞こえなかった。
「何勝手に人の電話出てるんだよ」
「風吹これは……」
「しかも、俺、林さんと付き合ったもないよね?いい加減にしてくれない?」
「だから!!私と風吹はラブラブなので邪魔しないで下さい!!」
「そうだよね。俺達はラブラブだもんな。羽留♡」
「え??風吹?いつから?」
軽くパニックになる。
「さっきだよ!熱い告白ありがとう!!課題終わったの?」
風吹だ。
大好きな風吹の声だ。
思わず涙が出てきた。
「怒ってるんだからね……」
「ごめん。」
「そこにまだ藍良ちゃんとか女子いるの?」
「うん……怒ってる?」
「……」
「羽留?ごめん。他のメンバーが」
「すっごい笑顔で羽留ちゃん♡大好き♡会いたかったよ~今度会った時にいっぱいキスしたあげるから許してって言ってくれたら許したあげる。」
私は藍良ちゃんに見せつけたい気持ちでいっぱいだった。
でもよく考えたら風吹は友達の前なのにそんな事言わしたら可哀想だなと思い言った。
「ごめん……嘘。怒ってないよ。言わなくていい」
「羽留ちゃん~すっごく会いたかったよ。電話くれてありがとう♡お礼に今度あった時にいっぱい可愛がってあげるから今日は許して♡俺が好きなのは羽留だけだよ!わかった?」
多分クラスの男の子だろう。
「彼女さーん。大丈夫ですよー今日も遊んでる最中も彼女さんの自慢ばっかりでしたよー」
「ありがとう♡風吹!大好き。」
「コホン……っ俺も大好き♡また帰ったら連絡するから。バイバイ」
「うん。」
電話を切った。
顔が自然とニヤけてくる。
大好き♡風吹。




