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第19話 赤坂御用地・NHK放送センターでの戦闘


 赤坂御用地近くの、神宮外苑に着陸した第1空挺団第2普通科大隊第3中隊を乗せたCH47JAヘリコプター3機は、機体から合計120名以上の隊員を吐き出した。

 降下直後、一気に赤坂御用地に突入した第3中隊は、中隊長島本三佐の指揮の下、作戦通り、各御用邸にいる敵を排除することにした。


 亜連兵士がある御用邸からロケット弾を放つ。

 着弾地点で爆発。

 負傷者が出る。

 他のカールグズタフが構えると、上官から撃つなの指示。

「皇族の方々の脱出は確認したとの情報はあるが、未確認のものだ。慎重にいこう」


 上官は2名の空挺団員を迂回しながら発射地点に向かわせる。

 亜連兵士が次弾を発射しようとしている。

 空挺団員、20式小銃を発砲。

 敵は排除される。

 ハンドサインで排除の合図を出すと、部隊は御用邸に前進していく。


 中隊はいくつかに分かれ、各施設を突入しては亜連将兵を排除していく。


 中隊は赤坂御用地迎賓館近くで集結すると、一気に突入する。


 すでに数名の将兵しかいなかった亜連将兵たちはたちまち制圧され、赤坂御用地にいた亜連将兵は全て排除された。





 第32普通科連隊第2中隊が向かったNHK放送センターは攻略に戸惑った。

 施設が思ったより広大で、内部構造も複雑だったからである。


 中隊は市街戦の訓練を受けていて、建物内での戦闘も心得ていたが、苦戦した。


 日本国民が恐怖したのは、爆発音や銃声が入った音声を生中継されたことだった。

 放送スタッフは生放送を切ろうとしたが


「切るな」


 亜連兵士に銃で脅され、放送を継続せざるをなかった。


 亜連の狙いはそこにあった。戦闘を、音だけでも中継させ、少しでも日本国民に恐怖を与えるのだった。




 アナウンサーは生放送の中、銃声や爆発音を間近で聞く羽目になった。


「えー、近くで爆発音や銃声が聞こえております……」


 アナウンサーがそう話す中、亜連将兵たちは抵抗を続けていた。


 


 最後、調節室に突入した隊員たちが2名ほどの亜連将校を発見し、将校らが抵抗したため、慎重に銃火器をもって排除した。


 NHK放送センターも奪還されたが、同地で行われた一連の、亜連の行動は日本国民に衝撃を与えた。 

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