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第15話 東京の戦い その3



 警視庁には、2個機動隊が出動。警視庁出入口を封鎖していた。


 これを包囲するはSAT94改空挺戦車2台とMST12M空挺装輪装甲車数両と空挺隊員100名。


 流ちょうな日本語で一人の将校が拡声器で話す。


「警視庁に立てこもる諸君に告ぐ。我々の武力は諸君らのそれを凌駕する。警視庁より退け。生命の保障は確約する」


 それを2回繰り返したあと、警視庁側からやはり拡声器で、つたない亜連の言葉で返信があった。


「サンシカ!!(馬鹿め!!)」


 指揮官のヤシ・カマナク大尉はそれを聞いた後、命令を下した。


「各車射撃!」


 戦車砲と装甲車の重機関砲が警視庁正面玄関を集中砲火した、


 有刺鉄線のバリケードと機動隊員たち30名近くがチリとなり、そこにヤシ大尉が命令を続けて下した。


「突入!!」


 首都東京の治安を破壊すべく、100名の空挺隊員たちが警視庁に突入する。


 内部にいた警官たちを射殺し、SR08ロケットランチャーで施設を破壊しながら前進していく。


 やがて地下の通信指令センターに突入した。


「動くな! 手を上げろ!」


 指揮官の大尉が片言の日本語でそう言って、センターのオペレーターたちに手を上げさせた。


 やがて日本語を習得した尉官3名が、日本語で業務の停止と退室を命じた。


 オペレーターの一部は拒否し、さもなくば東京は混乱する。制圧しても良いので、ここで業務を続けてほしいと言ったが、大尉はこれを拒否し、銃口を突き付けた。


 結果として彼らは業務遂行が困難になり、東京の、警察への通報の全てが統制できなくなった。


 東京の治安は麻痺状態に陥った。


 


 また、50名ほどの空挺隊員たちは、ハンサムな情報将校とともに、NHK放送センターに突入した。


 入口で一人の隊員が威嚇のために入口で天井にSR97サブマシンガンの銃口を向け、一連射した。




 隊員たちは錯綜する情報で混乱する朝のスタジオに乗り込んだ。


 さらに主調整室に指揮たる中尉含め10名が乗り込み、流ちょうな日本語で現在のニュースを中断し、情報将校に話させろ、と命じた。

 また放送はラジオでも流すように伝えた、


 銃口を構えては言うことを聞くしかない。


 現在の早朝のニュースを中止し、別スタジオにいた情報将校に生放送で話をさせた。

 流ちょうな日本語だった。


「皆さん、我々は亜細亜太平洋島嶼連邦共和国、亜連の軍隊のものです。

 東京は現在戦闘中であります。東京の皆さんにお伝えします。非常に危険ですので、我々が良いというまで外出を絶対に控えてください。

 戦闘は我々に優位であり、各所を破壊、制圧中であります―――」


 この放送は一人の情報将校が語り掛けるものであり、また10分ほど生中継で話し続けた。終了後、録画で何度もリピートして流し続けた。


 この放送は作戦規模そのものは小さかったが、NHKの放送網を通じて、全国の視聴者、聴取者にも流れ、日本が亜連との戦争に入った―――それも東京を襲撃されたという事実を突きつけ、大きな衝撃を与えた。


 

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