95話 自由のための戦い
私とサンと桜は千尋さんが所属している会社の前に向かった。
「大きいね~」
「ああ、ここに来るのは何回目だろうな」
「さぁ、覚えてないや」
私たちは会社に入っていくと千尋さんがエントランスで待っていた。
「やぁ、来たんだね」
「それでどうして私たちを呼んだの?」
「それを今から説明する、ついてきて」
私たちは千尋さんに連れられてとある一室に入った。
「とりあえずこのスライドを見てほしいんだ」
「へぇ……大きな動きをするのね」
「大丈夫なの?」
私たちの目の前に映しだされていたスライド、それは政府軍の上層部を脅して真実を話して責任を取ってもらおうという事を書いていた。
「とりあえずこの作戦を決行したいのだがな……完全に成功させるには難しいんだ。そこで何だが……あなたたちの力を貸してほしくて声をかけたんだ」
「そうなんだな……」
「どうだ?手を貸してくれるか?」
サンは少しだけ悩んだ。この作戦で軍の失態が明るみに出ると国力が落ち、他国から戦争を吹っ掛けられるかもしれないのだ。
「その後の展開は考えてるのかな?」
「考えている、もし国力が落ちたのならそいつらの自業自得だ」
「それで自身の権利が無くなっても?」
「ああ、私たちはそれを覚悟している」
サンは少しだけ薄ら笑いを出した。
「いいじゃん、その誘い乗った」
「いいのか?」
「ああ、それにこの二人もいいと思っているだろう?」
「サンの言う通りだよ。本当は政府に歯向かうなんて怖いけどね」
「ん、美味がいいのなら私もいいよ」
「分かった。なら遠征の準備をしてきて」
「ああ、一緒に今の体勢に終止符を打とう」
こうして私たちはこの戦いに参戦することになり、早速私たちは服の準備をしたのだった。そしてここから敵の本拠地である首都に向かうのだった。
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