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真っ赤なドレスと純白のフランベルジュ  作者: 猫こんた


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93話 人道もクソもない

早速シスターはメイスを持って改造されたヴァンパイアの元に向かった。


(とにかくシスターさんの頭をぶち抜かないようにしないと)


私は遠距離からシスターさんが負担がかからないように遠くの改造されたヴァンパイアを撃ち抜いて行った。


(だが奇妙だ、政府軍が昼なのにヴァンパイアを使うなんて何か異常だな……)

「とにかく撃ちまくれ!撃てば何とかなる!」


私はシスターに当たらない距離にいる改造されたヴァンパイアの頭と胴体を撃ち抜いた。


(確かヴァンパイアの弱点は心臓を穿たれる事、だけど頭まで潰せってのは分からないな)


私は試しに一体の改造ヴァンパイアの心臓を撃ち抜いた。そのヴァンパイアは一度倒れたがゾンビのように起き上がった。


「心臓だけを撃ち抜いても動くだと……!?」

「ああ、こいつらは脳にチップを埋め込まれている、それがヴァンパイアの自我を奪い、人形にする最悪の装備だ」

(自我を奪う……それってかなり人の道を外れてるな……)


私は心臓を撃ち抜いたヴァンパイアを見て銃口を頭に向けた。


「すまない」


私はそう言って引き金を引いた。そして粗方のヴァンパイアをシスターが片づけてくれ、一旦は安全になった。


「とりあえずはこれで大丈夫だと思う」

「こいつらって一体何ですか……?」

「こいつらの脳にチップが埋め込まれているのは言ったな。こいつらは政府のとある部屋で操作されているんだ」

「ジャマーとかで通信妨害できないの?」

「通信妨害したらチップに搭載されている自動戦闘AIが働くからめんどくさくなる」


私たちは地下に向かい、改造ヴァンパイアを壊しつつ生き残っているシスターを探していった。


「大丈夫だったか?」

「ああ、奴ら人間じゃないぞ……」

「改造されたヴァンパイアだからね」

「改造された……?」

「脳にチップを入れられてるんだ、だから改造ヴァンパイアと呼んでいる」

「外に出たことないからね……そんな奴居たのか」


そしてシスターで重傷者はいたものの死んだシスターはいなかった。


「とりあえずは危機は去ったと言ってもいいかな」

「でもこれは政府軍が仕向けてきたのよね?」

「ええ……少しだけ考えなければいけないな……」


こうして教会のシスターが全滅することは無くなり、私は家に帰ることにしたのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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