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真っ赤なドレスと純白のフランベルジュ  作者: 猫こんた


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89話 混乱の種

私たちは依頼の通りにヴァンパイア収容所の近くにやってきた。


「とりあえずは収容所の前にでかい穴を開ければいいんだな」

「そうしたら?」

「そうさせてもらう」


ゲファンゲネはダイナマイト片手に爆破させるポイントを見つめていた。


「そのダイナマイト、よく見ると髪の毛がついてるよ」

「ああ、爆破の威力をあげるために織り込んでいる。だがやっぱり警備が厚いな」


やはり国の重要拠点なのだろうか、警備兵が今までより多く、かなり厳重だと一目でわかった。


「さすがに警備の目をかいくぐってダイナマイトを設置するのは難しいぞ」

「だよね……どうする?」

「このまま攻撃しても駄目だろうな……」

「なら私の鎖で遠投をするよ」

「遠投……出来るのか?」

「うん、だけどミスしたらごめんね」


そして桜は腕に鎖を巻きつけ、そしてダイナマイトを鎖の先に巻きつけた。


「それじゃ、火をつけるよ」

「うん」


ダイナマイトに火がつけられ、桜は勢いよく収容所のゲートにダイナマイトを投げた。ダイナマイトの軌道は水平に飛んでいき、着弾と同時に爆発したのだった。


「うおっ、威力凄いな」

「ここからは私の出番ですわね」


メルクールが水銀の盾を作り出し、私たちはその盾に隠れるように収容所に走っていった。


「警報が鳴り響いてるね」

「急いで入るのですわ!いつ水銀の盾が壊れてもおかしくありませんわ!」

「わかってる!」


私たちは走って収容所の中に入っていき、私たちはサンの案内で収容房に入っていった。


「ここがヴァンパイアが収容されている雑居房だ。私がいた時とは違うな」

「そうなの?」

「私がここに居た時自由に出歩けたんだ、だから私は入り口が開いていることに気が付いた。だが今は雑居房に収容されているんだな」

「解放しないの?」

「まだだ、恐らく警備兵は私たちの行方を追ってきているだろう。だからここで迎え撃つ」


そう言ってサンはフランベルジュを抜いた。


「そうですわね」

「そう言うなら私たちも準備しないと」


私たちも各々武器を持ち、敵が来るまで待ったのだった。そして足音が聞こえ始めるとメルクールが地面に水銀を撒いた。


「これで足止めになりますわよ」


政府軍たちが見え始めるとメルクールは地面に撒いた水銀を自由に操った。


「貫けですわー!」


地面に撒いた水銀が棘になり政府軍の足を止めたのだった。


「今だ!ボコボコにしますわ!」

「ああ!」


そして私たちは防衛に来た政府軍をボコボコにしたのだった。そして私たちは政府軍が来ない事を確認したので牢屋の鍵を水銀で腐食させていったのだった。そしてここから中に居るヴァンパイアを自由にさせていく事にするのだがここで政府軍は私たちを一網打尽にするために策を打つのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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