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真っ赤なドレスと純白のフランベルジュ  作者: 猫こんた


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88話 最後のトッピング

午後の営業を終えた私たちは依頼が来てないか確かめた。


「来ているな……」

「今日も何かやらないといけないの?」

「ああ、どうやらこのマークがあるから教会が依頼を出したんだろうな……」


マスターは封筒から紙を出した。


「これは……?」

「ヴァンパイア収容所を破壊してほしいという依頼だな……」

「収容所……またあそこに行かないといけないのか……」


サンはどうしてか震えていた。


「サン、どうしたの?」

「前に話しただろう?私は施設に収容されていてシスターに助けられたんだ。恐らくそこを破壊してほしいという事だろう?」

「そうだ。もしこの事がテレビに映れば政府や軍に対するクーデターとして映る。そしたらこのヴァンパイアの正体について流されるかもな」


どうやらこの襲撃が大々的に報道されればヴァンパイアの真実を知る人が増えるのかなとマスターは踏んでいた。


「それじゃ、メンバーを選抜するか」


マスターは椅子に座り、悩みだした。


「ゲファンゲネは確実に居るな、ドゥーロは……援護として連れていくか」

「おっ」

「……よし決めた。とりあえずファシーノとシリウスはこの喫茶店に残ってほしいな」

「その他のメンバーは収容所の壊滅に行くんです?」

「そうだ。少し大変な仕事になるだろうが頑張ってくれ」


こうしてファシーノとシリウス以外のみんなは二階に呼び出された。


「今からかなり危険度が高い依頼を受ける、それはヴァンパイア収容所を破壊するという事だ」

「収容所を破壊って言うことはヴァンパイアを世の中に解き放つことですか?」

「そこは教会のシスターたちが上手く動いてくれることを祈っているところだ。そして作戦内容だがゲファンゲネの爆弾で正面入り口を吹き飛ばす。そしてメルクールがみんなを囲むようにバリアを貼ってくれ」

「分かりましたわ」

「そこからは各々破壊に勤しんでくれ」


作戦内容は明らかに自由度の高い内容だった。いや自由度がありすぎた。そして私たちはヴァンパイア収容所に向かい、収容所を破壊していくのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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