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真っ赤なドレスと純白のフランベルジュ  作者: 猫こんた


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80話 落とし前

数十分後、サンとファシーノが店に入ってきた。


「いらっしゃいませー」

「この人たち、私の仲間だから客じゃないよ」

「あらそうでしたか、ならこの部屋で待機していてください」


私たちはとある一室に詰め込まれ、喫茶店の壁に落書きした悪ガキを懲らしめようとしていた。


「それはそうとしてどうして風俗店なのよ」

「ここに今日来るらしいからね、ちょっとお灸を据えようかなって」

「まぁ……一番気持ちいい所から突き落としてやろうという意味かな」

「そうだ」

「とんでもなく残酷だな。でもそれぐらいしないと気が済まないよな」


そして奴が店に来るまで待ったのだ。そして周りが騒がしくなってきて本格的に営業開始し始めたようだ。


「しかしこの雰囲気、なんだかアングラ感凄いよね」

「ああ、まるで法のギリギリを行っているような感じ、私はまぁ好きかな」

「でもこういう店ってどういうサービスをやってるのかな……」


ファシーノがそう言うと店の中をちらっと覗いた。するとファシーノは声にならないような顔をしていた。


(どうやら想像よりはるか上に行ったのか……)


幸いこの部屋は防音で外からの音はほとんど聞こえていなかった。そして数分後、あの女性が部屋のドアを開けてきた。


「あの男が来たよ、一応今は接待中だけどどうする?」

「ならあいつが一番イイと感じたところで突入するよ。一番のところで襲撃されるのって一番乙だからね」

「ふふっ、お楽しみだね」


そして数分後、とある部屋からまた別の女性が出てくると私たちは武器を持って部屋の中に入っていった。


「おらぁ!喫茶店の件ではお世話になったなぁ~」

「えっ、誰だ?」


ファシーノは奴の口に鉄パイプをねじ込んだ。


「ごもぉ!?」

「ご所望のぶっとい物ですよぉ~?」

(ファシーノが単純だけどなかなか凄い攻めだな」


するとサンがフランベルジュを男の腰の横を突いた。


「それでお前の仲間は一体何処に居るんだ?吐かないと足3本斬っちゃうよ」

「モゴオオオゴオゴ!!!」

「あっ、そうか。ファシーノ鉄パイプ抜いて」

「はぁい」


ファシーノが男の口から鉄パイプを抜くと男は罵詈雑言を並べた。


「テメェら一体どこの半グレだ!!」

「喫茶店の壁を落書きしただろう、その店の者だ」

「どうして喫茶店の奴がここに居るんだよ!」

「さぁな。早く仲間の場所を言わないと足3本斬るぞ」


サンは徐々に男の足に斬りこみを入れていった。


「言う!言うからその腕を止めてくれぇ!!!」


そして私たちは男から半グレのアジトを聞き出した。


「サンキュー」


私たちはその部屋から出るとあの女性が声をかけてきた。


「それであの男は放置でいいんだよな?」

「はい、どうせ大和組という極道のシマで悪事をしたので私が言っておきました」

「ありがとう、後の事は任せました」

「ええ、困ったときは私に言ってくださいね」


そして私たちは風俗店を出ると急いでその場所を離れ、マスターに電話をした。


「マスター、とりあえず店を落書きした奴のアジトは割れました。今から粛清に動きます」

「分かった。頑張ってくれ」


こうして私たちは奴らのアジトに向かうことになり、そこで私たちは日ごろ発散できないストレスを発散するのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

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