表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
真っ赤なドレスと純白のフランベルジュ  作者: 猫こんた


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

79/115

79話 匿い

私は通行人に尋ねながら風俗街と言われる場所に辿り着いた。


(何だかアングラな感じの空気だなぁ、気をつけないと)


念のため腰にはハンドガンを装備しているが他の人に見られないようにしていた。開いている店を探している途中、20代ぐらいの男性に声をかけられた。


「ねぇ君いくら?」

(なんだコイツ……よかったなお前がヴァンパイアだったら一瞬で顔を吹き飛ばしてたぞ)

「100万ドルですっ」

「100万!?しかもドルかよ!?」


私は冗談を交えつつナンパをことごとく振っていた。すると急に私の左腕を掴んできた。


「まぁそれはいいぜ、あの場所に一緒に来てくれや」

(無理やり連れていくのか。ならハンドガンを出して離してもらうか)


私は腰に右腕を回した、その時女性の声が聞こえてきた。


「ちょっと待ちな!その子はウチの子だよ!」

「チッ、ずらかるか」


急に男性が私の腕を離して路地裏に逃げていった。


「どうしたの嬢ちゃん、迷子かい?」

(この人一体誰なんだろ……悪い人じゃなさそうかも)


私は今聞きたいことをその女性に話した。


「あの、この男の人知りませんか?」


私はニートヴァンパイアからもらった男の顔写真を見せた。


「へぇ~どうして探してるの?」

「喫茶店の壁を落書きされたんだ、それで今はこいつを探してるってわけ」

「なら少し話したいことがあるんだ、ついてきてくれない?」


そう言って女性はとある店の扉を開けた。


(そう言えばこの人の服装って着物だよな……?)


私は女性の後を追って建物の中に入っていった。中は一般家庭のような感じで少し変な臭いがした。


「ごめんね少し臭くて」

「いやいいんです。それでこの人を知ってるんですか?」

「この男は地域の半グレでね、あなたみたいな子供がこいつに挑んでも返り討ちに遭うだけ」

「いえ、私は戦えますよ」


私はそう言って腰にあるハンドガンを抜いた。


「へぇ、喫茶店ってこんな武器を持ってるのね」

「知りません?喫茶店が裏稼業でやっている探偵業を」

「噂で聞いたことがある、だけどあなたがその探偵業を……」

「ああ、それでその半グレが集まっている場所は何処なんだ?」

「今日来店予定でね、もしよければそいつを捕らえておくことが出来るけど……」

「いいんですか!?」

「ええ、よそ様に迷惑をかけるなんて許せないですよね」


こうしてこの風俗店の人が協力してくれるようで私は店の電話を使ってマスターに連絡をした。


「マスター、とりあえず店の落書き犯は分かりました。それで今日風俗店に来るらしいです」

「そうか……一つ聞きたいのだがもしかして今風俗店に居るのか?」

「はい」


マスターは電話越しでもわかるように溜息を吐いた。


「仕方ない、サンとファシーノを向かわせる。これで男に襲われる心配はないな」

「頼みます」


こうして仲間が来ることになり少しだけ心強くなったのだった。そして奴が来るまで店で待機するのだった。

最後まで見てくれてありがとうございます。

少しでも続きが気になる、それか面白ければブックマーク・評価・いいね・感想・レビューをお願いします!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ