78話 情報探し
大きな分割モニターに監視カメラの映像がすべて映された。
「これでこの街すべての監視カメラの映像なのね」
「そう、ここから喫茶店周辺のカメラを絞ると3つの映像だけになる」
3つのカメラ映像が映し出されると録画データを抽出したのだった。
「さて、ここから映像を巻き戻していく」
「誰が犯人だろう……」
カメラがどんどん巻き戻っていくと店の壁を落書きする男が3人いた。
「こいつらの顔が映っているカメラはある?」
「今探している」
男の動向を探っているとニートヴァンパイアのスマホが鳴った。
「一体こんな時に誰……ってSか、仕方ない」
モニターから誰かの声が聞こえてくると親しい声でニートヴァンパイアの名前を呼んだ。
「よぉQ、調子はどうだ?」
「お腹が空いてる、そっちは?」
「不自由なく元気だ」
その時とあるファイルが送りつけられていた。
「これは一体なんだ?」
「監視カメラを見ているな、それでとある人物を探していると見た。だとしたらこのスクリプトを使うといい」
「……ロクな物じゃなかったら許さないぞ」
ニートヴァンパイアはそのファイルを開けてスプリクトを実施した。するとカメラの映像がどんどん解析されて行って男たちの顔画像を出した。
「これは凄いな……」
「ありがとう」
「いいや、困ってる人を助けるのは会社の意向だからな、当然の事だぞ」
そしてニートヴァンパイアは私に顔写真をプリントした紙を渡してきた。
「これ以上情報は取れない、もしこれ以上知りたいのならこの街の風俗街や裏の情報屋に行かないといけないな」
「そうなのか……」
「そう言うところだからな、帰ってくれないか?」
「ああ、とりあえず助かった」
私は男の顔写真を二つに折り、私は風俗街と言う場所に一人で向かうのだった。だが一人では危険と私は後から知るのだった。
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